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PLAYNOTE Posts

2020/05/12の日記

朝、起きてすぐ那須さんから電話が。風姿花伝の中継対応のことについて相談を受ける。7月、まだどうなっているか全くわからないので、モニョモニョしたお返事に。

久々にメールの返信など済ませて、メールボックスを空にする。来年夏のDULL-COLORED POPについて日程が何となく見えてきた。

あとはひたすら読書。司馬遼太郎『坂の上の雲』3巻を読破する。正岡子規が亡くなってしまったのは返す返すも残念だ。一番共感できる人物だったのに……。そして本編は日露戦争に突入していく。え、あと5巻かけて日露やんの? どうなるんだろう。

夜はフィットボクシングをやって、ランニング。汗が止めどなく出て来て、足がふらつく。昨日から始めたばかりなのにもう筋肉痛だ。一日で筋肉痛が来ることはちょっと嬉しかったりしたりもして。

而立書房より戯曲集『演劇』が発売されました

而立書房より戯曲集『演劇』が発売されました。表題作であるDULL-COLORED POP vol.17『演劇』の他に、同時期に「傑作短篇集」として上演した『全肯定少女ゆめあ』『エリクシールの味わい』が収録されています。また巻末には私の演劇論『演劇とは何か、どう生きるべきか』が収録されています。

私は演劇の継続を望む

『福島三部作(「1961年:夜に昇る太陽」「1986年:メビウスの輪」「2011年:語られたがる言葉たち」)』が第64回岸田國士戯曲賞を受賞しました

先般、第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞しただけで僕としては十二分に報われた気持ちでいましたが、これに続くかのように『福島三部作(「1961年:夜に昇る太陽」「1986年:メビウスの輪」「2011年:語られたがる言葉たち」)』が、第64回岸田國士戯曲賞を受賞しました。

朝日新聞出版の月刊誌『Journalism』2020年2月号「特集 原発と民主主義」に寄稿しました

トルストイ『アンナ・カレーニナ』

  

いつか読もう、いつか読もう……と思って本棚で眠っていたのを正月休みに引っ張り出してきてコツコツ読んだ。結局1ヶ月かかっちゃったけど、仕方ないよこれは。上中下って別れてるけど一冊の長さが普通の文庫本の3~4冊分はあるしさ。現代の小説読む10倍大変だった。

内容も、ちょっと最近の小説では味わえない読書体験であった。基本的には、とにかく退屈である。上巻は100ページくらい読んでも主人公アンナ・カレーニナが全く登場せず知らねえおっさんの不倫騒動とか社交界でのちょっとしたご挨拶とかが延々続いてのたうち回るくらい退屈するんだが、突然面白くなった。

機動戦士ガンダムZZを見たけれど

先日、富野ガンダムで唯一全話見てなかった機動戦士ガンダムZZを全話見た。前半はビーチャとモンドの利敵行為にイライラさせられ、中盤はリィナしか見えず猪突猛進を繰り返すジュドーにイライラさせられ、後半に入ってもプルに引っ掻き回され続ける展開にイライラさせられ、「俺は大人の戦争が見たいんだ」と思ったが、考えてみたらこれは子供が戦争させられる話であった。そこに感情移入できないのなら、もちろん見ても面白くないだろう。

翻訳・演出『エブリ・ブリリアント・シング』

やけにハッピーなチラシ

イギリスの作家ダンカン・マクミランが物した大変珍しい戯曲を翻訳・演出します。これは確かに演劇……なのだが、出演俳優は一人。しかし一人芝居……ではなく獣医や父親、恋人などたくさんの役が出演して、しかもそれらは俳優ではなく観客によって演じられるという。観客参加? ヤバい、寒そう、と普通なら思うだろうけれど、そこがこの作品のすごいところで、非常にスマートかつオシャレに観客をいつの間にか劇の中に「出演」させてしまうのです。

あらすじ(俺が勝手に書いたやつ):
母さんが自殺未遂をしたあの日から、僕はリストを作り始めた。この世の中の、ありとあらゆる素敵なもの、生きていてもいいかなと思わせてくれるものたちのリスト──。リストはやがて100を超え、1000を超え、育っていくが、僕にも大きな変化が起きる。僕は恐れている、自分もいつか母さんのように、自分で自分を傷つけてしまう日が来るのでは? と……。

文責:谷賢一

1月25日から東京芸術劇場で東京公演をやって、そのあと新潟・松本・名古屋・大阪茨木・高知と日本全国をツアーします。これは一つの新しい演劇の形。ぜひ観に来て下さい。