PLAYNOTE

書評・劇評・ビールと衝動。冬枯れの街を歩けば 臓腑にしみる小麦色の寂寞。ドラマチック哀悼、プレイノート。by谷賢一

2017年02月24日

新国立劇場『白蟻の巣』稽古場での稽古を終えて

2017/02/24 13:19

1/16の稽古初め以来、日々全力で稽古してきました。こんなに手強く奥深い戯曲は初めてかもしれない。三島由紀夫なにするものぞと物怖じせずに稽古してきたが、やはり作家として世界的、日本最高峰の想像力と頭脳である。頭を抱える日々も長く続いたが、稽古場での稽古が終わって、良い充実感を持って劇場での稽古に臨めている。

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2017年01月04日

不気味な夢(北の街)

2017/01/04 23:59

なぜこういう夢を見たのかわからないが、不気味な夢を見たので書いておく。

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2017年01月03日

昨年末の『劇作家協会はどこまで語るべきか? の会』で考えたことなど

2017/01/03 23:59

2017飲み始めとして、俳優である(しかもいい俳優である)友人の働いているバーへ行き、ハイボールくいくい飲んできた。パチスロ台のプログラミングをしてるというベビーフェイスの初対面さんと仲良くなり、あと名前は出さないが新進気鋭の劇作家F嬢とも交流を温めてきた。バーとか高いからほとんど行かない、駅前の焼き鳥屋とさくら水産で十分な私ですが、たまには良いものですね。

そこでF嬢から昨年末の『劇作家協会はどこまで語るべきか? 意見交換会』(以下「語る会」とする)について尋ねられた。特にブログやTwitterには具体的なことは書かずにいたが、いろいろ誤解もあるようなので少しだけ書いておく。

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2017年01月02日

欲望と規律

2017/01/02 23:59

正月二日目にしてだらしねえ一日を過ごしてしまったことを、自分は反省すればいいのか、喜べばいいのか、その間で悩んだ。くだらねえことで悩んでいるように見えるかもしれないけれど、重大なことだ。

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2017年01月01日

うちの親父を眺めながら考えた文化の話

2017/01/01 23:59

いつ以来のことだろう? この正月は実家に帰省したのだが、68になった親父を眺めながら、文化について考えた。

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2016年12月11日

第1回福島取材旅行を振り返る

2016/12/11 21:42

2016年12月4日~10日までの1週間、福島県内を取材してきた。新幹線に積んで運んだ愛車のクロスバイクを新白河駅で降ろして組み立て、故郷・石川町まで東進し一泊、円谷幸吉の故郷・須賀川市まで北上し一泊、祖父の墓と祖母の病院と親戚の家がある郡山市にてもう一泊、田村市に立ち寄り二本松市で一泊、その後、福島市および市内の飯坂温泉を拠点に二泊しつつ飯舘村を見て回った。計、六泊七日。立ち寄らなかった相馬市の方などの方々からも話を聞いた。

谷賢一・2年かけて描く「演劇・福島3部作」プロジェクト 12/4~10福島現地取材 - Togetterまとめ … 有志の方がまとめて下さいました。心から感謝、MIWAKOさん。

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2016年12月02日

2年かけて描く「演劇・福島3部作」プロジェクト、はじめます

2016/12/02 12:03

あの日以来ずっと福島のことをきちんと、腰を据えて書きたいと考えてきました。私が劇作家である以上、避けて通れない話題です。私の母は福島・浪江町の出身で、父は原発に出入りする技術者でした。自分のルーツと深く関わることであり、だからこそじっくり時間をかけて取り組みたい。──なぜ福島はFukushimaになってしまったのか?

2016年の夏頃から本格的に構想をスタートし、書籍を読み漁る中で、大枠の構想が固まってきました。約2年の準備期間を設け、時間にして半世紀・3世代の家族の物語として、3部作構想で取り組みます。諸事情から完全に手弁当企画ですが、2018年に1万人規模での動員を目指します。

手始めに12/4(日)~10(土)までの1週間、福島県内をぶらり一人旅、現地取材してきます。福島に住む人・住んでいた人の視点はもちろん、東電や政府・原発関係者の視点も交錯させて描くこの作品は、日本の社会と政治経済そのものを振り返るものになるはずです。

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2016年11月16日

阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』再演雑感

2016/11/16 22:32

長塚圭史と会うとビールが飲みたくなる。しかし「圭史さん、飲みに行きましょう」と言う気にはならなかった。考えたいことがたくさんあった。自分の頭で。だから缶ビール買って家に帰った。

(だから、ここから先は演劇の感想ではない。劇評の類を期待しないで欲しい)

作品(ホン)はほとんど変えなかったらしい。だからこそだろう、「変わったなぁ」と思った。変わったなぁ、俺も、演劇も、長塚圭史も。

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2016年11月14日

映画『この世界の片隅に』

2016/11/14 22:34
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観終わってすぐ、Twitterにはこう書いた。

今年ナンバーワンどころか、今まで観たあらゆる「戦争モノ」の中でナンバーワンだった気さえする。それはこの映画が、いわゆる「戦争モノ」ではなかったからだ。

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2016年11月13日

FFAC創作コンペ審査雑感

2016/11/13 23:52

創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6

というのに今年、審査員として参加している。この週末プレゼン審査があったので、全部で5人/5作品の演出プランについて審査・講評してきた。

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