
大丈夫、明日は書けるさ。
劇作家・演出家・翻訳家、谷賢一のウェブサイト
最高の1日ではあったね。本当にいい出来だった。お江戸ルほーりーと一緒に観た。アクアシティお台場、4DX上映。4DX、椅子が揺れて重力を感じられて、この映画を見るのにはとても合っていた。空気とか水しぶきまで飛んできて、すごく素直に臨場感を味わっておった。
今日は朝イチで長男を保育園に送り、午前中は『ねむのき』取材で50年選手の助産婦さんのお話を聞いた。CoCo壱番屋のカレーを食ってさ。午後は何か具合悪くてぐったりしてたが、頼んでいたモノクロレーザープリンタ複合機が届いた。キヤノンMF232w。
左上。父の日のプレゼントらしい。右上。久々に来たら横浜中華街。KAATにて庭劇団ペニノ『虹む街』観劇。下2つ、美術。終演後に見学タイムが設けられており間近で見れた。このまま保存して新しい観光名所にしたらどうだろう。スチームパンクとか好きな人はたまらないんじゃないかな。
庭劇団ペニノは本当に稀有な劇団だ。終始ヘンなもの観てるなーって実感で。こういうのが本物の芸術家なんだろうな。
十年前に小劇場の最前線で戦っていたスタープレイヤーたち。今夜名前調べてた、みんな消えてしまった。変な業種に飛んだ人とか、怪しい写真撮影で食ってる人とか、隠居した人、実家に帰った人、結婚した人、様々。僕は演劇しか好きじゃないので演劇をやり続ける。僕は演劇がしたいだけだ。
そんなつもりもなかったのだ。旅先で突然、愛用していたZenfone Max M2が壊れた。全く充電されなくなったのだ。慌てて次の目的地(某政令指定都市)の駅前で偶然見つけたビックカメラに立ち寄り、もうほとんどフィーリングだけで決めた。でも何かいいじゃないか。有機ELディスプレイ搭載で黒い部分は表示に電力消費しないと聞いたのでダークモードで運用中。
2021年10月 東京都 東京グローブ座
2021年11月 大阪府 サンケイホールブリーゼ
作:ダンカン・マクミラン 演出:谷賢一 出演:神山智洋(ジャニーズWEST) ほか
戯曲を初めて読んだとき、手が震えました。こんなにすごい本があったのか!と。演劇は俳優の演技を通じて、観客が自分の想像力のキャンバスに絵を描いていく芸術です。演者と観客で共に描く絵画なのです。すべての演劇がそうですが、この「LUNGS」は俳優の身体を通じて時間も空間もすべて観客が描き、塗る。演劇の究極の形です。
奇しくも昨年、同じ作者ダンカン・マクミランの作品「エブリ・ブリリアント・シング」を演出・上演して、そのパワーとユーモア、演劇的可能性に圧倒されました。またこうして世界最先端・最高峰の作品に関われることを誇りに思います。
主演の神山さんと手を取り合い、息を合わせ、同じ理想を共有し、日本の観客にこの素晴らしい作品を最高の形でお届けしたいと思います。