先日、以前から続いていた裁判について、身体接触の強要がなかったこと、レイプがなかったことなど、私の主張がおおむね裁判所に認められたため、私に非のあった点については謝罪をし、和解したことをお知らせしました。またその中で、一部報道やSNSにより広められた事実ではない情報(接触の強要やレイプ、事実無根の発言など)や名誉毀損にあたる発信については、自発的に削除・訂正をしてほしいとお願いいたしました1。
和解のお知らせ
https://www.playnote.net/2024/11/27/reconciliation/
訴えがあった直後、大手マスコミが軒並み報道慎重な姿勢をつらぬく中、TBS、およびテレビユー福島は、相手側の主張だけを大きく取り上げ、レイプがあったかのように報じました。さらに事後取材をした様子もなく、その動画を約2年に渡りウェブに掲載し続けました2。先日両社に対し内容証明を送付したところ、動画は即時に削除されました。しかし取材の仕方と動画を放置したことについて、報道機関として問題がなかったか、問い直したいと思います。
二つの意見が対立している際に片方の主張だけを取り上げてはならないというのは、「正確性」ならびに「公平性」という世界中で認められている報道倫理です。一方に性犯罪者のレッテルを貼るに等しい場合にはなおさらのことです。個人でも情報発信ができるようになった現在、誰しもが大事にしたい考え方ですが、特に報道や言論にプロフェッショナルとして関わっている方々には範を示していただきたいと思います。
また、やはり私の側に一切取材をすることなく、相手当事者からの情報だけを発信していることから、ネットメディア・たかまつななちゃんねるならびにそれを掲載している集英社、そして月刊誌・政経東北に対し、本日、以下の通り民事訴訟を提起しました。すみやかな名誉毀損の回復と、情報の訂正を望みます3。
内容 名誉毀損訴訟
被告 たかまつななちゃんねる(たかまつなな氏)・集英社/政経東北(株式会社東邦出版)
原告 谷賢一
※後ほど訴訟番号を追記します。
※追記しました。たかまつなな&集英社:令和6年(ワ)第34625号、政経東北:令和6年(ワ)第34626号
和解が発表されてから、解決を喜び、応援のメッセージをくれた多くのお客さまや関係者には、再びお騒がせしてしまうことを心から申し訳なく思います。引き続きブログにて定期的にメッセージを発信していきますので、今しばらく見守っていただければ幸いです。
谷賢一
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※1 真偽のわからない情報を拡散してしまったかもしれない方は、今からでも是非ご対応していただけますようお願い申し上げます。
※2 私は当初から裁判において主張をつくす旨を述べていましたが、TBS、ならびにテレビユー福島は、訴訟記録を確認されたのでしょうか。また確認したのならば、報道された状況を否定する証拠や証言が多数提出される中、なぜ一方の声だけを取り上げた動画を掲載し続けたのでしょうか。
※3 相手側の証言以外に、どのような裏付け取材をされたのでしょうか。また裁判で証拠や証言が提出され、相手側の主張の信用性が失われていく中、そして裁判所の考えが示され和解解決した後もまだ、動画配信を続けている、ないし訂正記事を出さずにいることが正しいことなのでしょうか。ジャーナリストとして、きちんとご説明をいただきたいと思います。