すでに劇場の折込チラシで発表になっていますが、通称「福島三部作」、すなわち以下の三作品を一つにまとめた谷賢一の戯曲集が発売になります。刊行は而立書房さんからです。
- 第一部『1961年:夜に昇る太陽』
- 第二部『1986年:メビウスの輪』
- 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
右記の通り劇場限定で予約の申込みを受け付けております。福島三部作を観にいらした際に是非、ご記入の上お帰り下さい。後日担当者からあーだかこーだかしまして、発売と同時にお手元にサインが付いたりあれこれついたりしてお届けする予定です。
この演劇・福島三部作プロジェクトで目標にしていたことの一つに「震災の言葉の記録を後世に残す」というものがあったのですが、それが書籍化という最も理想的な形で成されたことになります。台本なら今までも物販で売っていましたしネット販売も可能ですが、書籍化されるということは、ISBNが振られて国会図書館に納品されて、今後一生、日本国が続く限り受け継がれるということです。本当に嬉しい書籍化です。
他に先行予約だったり特別販売だったり、ありそうでしたらブログで告知します。