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谷賢一 / Kenichi Tani

お仕事依頼やスケジュールのお問い合わせは、所属事務所ゴーチ・ブラザーズまでお願い致します。

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プロフィール

撮影:源 賀津己(Katsumi Minamoto, 2017年3月)
撮影:源 賀津己(Katsumi Minamoto, 2017年3月)

作家・演出家・翻訳家。1982年、福島県生まれ、千葉県柏市育ち。劇団DULL-COLORED POP主宰。合同会社DULL-COLORED POP代表社員。日本劇作家協会・事業委員。新国立劇場演劇研修所・講師。

明治大学演劇学専攻、ならびにイギリス・University of Kent at Canterbury, Theatre and Drama Study にて演劇学を学んだ後、劇団を旗揚げ。「斬新な手法と古典的な素養の幸せな合体」(永井愛)と評された、ポップでロックで文学的な創作スタイルで、脚本・演出ともに幅広く評価を受けている。

2013年には『最後の精神分析』の翻訳・演出を手掛け、第6回小田島雄志翻訳戯曲賞、ならびに文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2016年、セゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。2019年にはDULL-COLORED POP「福島三部作・一挙上演」で1万人動員を達成。さらに同作で2020年には第23回鶴屋南北戯曲賞ならびに第64回岸田國士戯曲賞をダブル受賞した。

近年では海外演出家とのコラボレーション作品も多く手がけ、シルヴィウ・プルカレーテ演出『リチャード3世』(東京芸術劇場プレイハウス)、フィリップ・デュクフレ演出『わたしは真悟』(KAATホール/新国立劇場 中劇場)、シディ・ラルビ・シェルカウイ演出『PLUTO』(シアターコクーン)、アンドリュー・ゴールドバーグ演出『マクベス』(PARCO劇場)、デヴィッド・ルヴォー演出『ETERNAL CHIKAMATSU』(梅田芸術劇場/シアターコクーン)などに、それぞれ脚本や演出補などで参加している。

2022年度には再度セゾン文化財団セゾン・フェローに選出された。また10月より福島県・双葉町へ移住することを発表。原発で失われた町である双葉町に演劇拠点を作り、演劇を通じての町づくりと復興・再生に取り組んでいる。

近年の代表作に東京芸術劇場プレイハウス『シラノ・ド・ベルジュラック』(演出)、東京グローブ座『LUNGS』(演出)、ホリプロ『17 AGAIN』(翻訳・演出)、PARCO『チョコレートドーナツ』(脚本)、東京芸術劇場『エブリ・ブリリアント・シング』(翻訳・演出)、KAAT『人類史』(脚本・演出)・『三文オペラ』(上演台本・演出)、DULL-COLORED POP『TOKYO LIVING MONOLOGUES』『丘の上、ねむのき産婦人科』『福島三部作』(作・演出)、乃木坂46『三人のプリンシパル』(脚本・演出)、ワタナベエンターテインメント『光より前に』(脚本・演出)、『デジモンアドベンチャーtri. ~8月1日の冒険~』(上演台本・演出)、新国立劇場『白蟻の巣』(演出)、地人会新社『テレーズとローラン』(作・演出)、梅田芸術劇場/シアターコクーン『ETERNAL CHIKAMATSU』(脚本)、あうるすぽっと『TUSK TUSK』(演出)、KAAT『ペール・ギュント』(翻訳・上演台本)、PARCO『マクベス』(演出補)、東宝『死と乙女』(演出)、シアターコクーン『PLUTO』(上演台本)、東京グローブ座『ストレンジ・フルーツ』(演出)、シアタートラム『モリー・スウィーニー』(翻訳・演出)などがある。

Playwright and director. Born in Fukushima. Studied drama and theatre at Meiji University in Japan and Kent University at Canterbury in UK, and founded his company DULL-COLORED POP in 2005. Selected as a Junior Fellow of The Saison Foundation in 2016. He has also taken part in the script or direction of works by Silviu Purcarete, Philippe Decoufle, David Leveaux, Andrew Goldberg and Sidi Larbi Cherkaoui among others, and received the 23rd Tsuruya Namboku Drama Award and the 64th Kishida Kunio Drama Award with “Fukushima Trilogy” in 2020.

言葉

――僕は映画よりドラマより圧倒的に演劇が好きなの ですが、それは演劇が「物語である」という意味では映画やドラマと同じものの、「体験である」という点でゲームとかパーティーに近く、「想像力が重要だ」という点で落語や抽象画に近く、「ライブである」という点で音楽やスポーツイベントに近いからです。(『LUNGS』インタビューより)

書籍・戯曲

谷賢一作品の上演料・上演許可について

無料公演や予算の少ない公演などでも上演して頂けるよう、以下のような規定を設けています(2021年8月1日改訂)。お問い合わせやご相談はゴーチ・ブラザーズまでお願い致します。

無料公演の場合上演料5000円(税別)
チケット代2000円以下の公演の場合上演料1万円 (税別)
それ以上応相談
  • テキレジやカットなど戯曲の改変は、当日パンフレットやウェブサイトに明記するなど、改変を施したことが観客にきちんと伝われば可とします。また高校演劇や大学サークルなどで上演する際には、大胆な改変も可とします(大幅なカット・書き換え、設定や年齢・性別の変更など)。
  • 配信などある場合はアーカイブの期間など条件がありますので、必ず一度お問い合わせ下さい。

インタビュー

寄稿・論考

舞台写真