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嘆きに似たもの

油断するな。明日もある。人生はある。そして毎分変わっていく。

真理など何一つない。状況に即応した対処療法があるだけだ。人生はいつまで経っても不可思議である。私の知らなかったインドの神様にバナディというのがいて、彼女は(女性の神様だ)人々を欺きカレーを振る舞いつつ危害を加えず、天気の予報を毎日与えてくれるという。ただしバナディは三枚の舌と四枚の唇を持っていて、美しい声でさえずるから、旅人をよく道に迷わせる。インドではメジャーな神様だが日本ではあまり知られておらず、珍しがられる。あのガンジーがこんな言葉を残している。

「バナディの導く道は、平穏な道だ。歩むに容易い。しかし真理(アフラマーズダ)が求めるならば、敢えてバナディを逸れて歩まねばならない」

意味は不明であるが、何かと人間的であった(たいそう人間的であった)ガンジーならば、こういうことも言いそうなものである。誰にもわからない冗談を、インターネットに散布して。まったく。。。

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