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PLAYNOTE Posts

声という表現力

演劇における声の表現力の可能性について思う。かつてご一緒した名優・木場勝己も「俳優は声です」と言っていた。昨年、舞台『デジモン』でアニメのプロの、と言うかベテラン・大御所の声優さん達と仕事をさせてもらって、声がただ人物の感情を表すだけでなく、その人物の置かれている状況や体勢、時間さえも表現し得ることを実感した。「体勢って何?」と思われるかもしれないが、声でそのキャラクターの姿勢を表せるし、緊張している・弛緩しているということを表現できるのだ。時間と言うと余計に超常現象めいているが、良い俳優は語り方次第で、流れている時間がリアルに流れている時間なのか、心象風景としての時間なのか、区別して演じ分けることができる。聴いていると、その違いがありありとわかる。

大いなる誤読──『バリーターク』観劇によせて

ボディメイクシートスタイル(Body Make Seat Style)購入

ちょっと前にヤマダ電機に行ったとき待ち合いのイスに置いてあり、何の気なしに座ってみたのがきっかけだった。完全な一目惚れ、いや一座り惚れ、魅了され、購入。平たく言えば「座ってるだけで姿勢が良くなる」と、まぁそういう商品であり、胡散臭いことこの上ないだろうが効果絶大。自分のような座り仕事の人は是非一度試してみて欲しい。

ボディメイクシートスタイル(Body Make Seat Style)ブラウン
MTG(エムティージー)
販売価格 ¥7,180(2018年4月22日21時30分時点の価格)

永井潔アトリエ館に行ってきた

本当はもっと早く行きたかったんだが、永井潔アトリエ館に行ってきた。永井潔とは昭和・平成に活躍した日本人の画家であり、演劇クラスタにとっては……と言うより、僕にとっては敬愛する劇作家・演出家、永井愛大先生の御尊父であらせられる。昨年オープンして愛さんからも「来てね」と言われていたんだが、ようやく行けた。

有楽町線・平和台駅から徒歩9分。閑静な住宅街の真ん中にあり、落ち着いて、ゆっくり、静かに絵を楽しめる空間であった。永井愛ファンにも大変オススメである。

「定本 漱石全集」第19巻 『日記・断片 上』に寄稿

現在刊行中の「定本 漱石全集」第19巻 『日記・断片 上』に寄稿させて頂きました。全集とか買うとよく入っている小冊子のアレです。漱石先生の全集に参加できるなんて、こんな栄誉はありません。4/10発売予定。

内容は、英国留学中に漱石先生が書き残したハムレットに関するメモを元にした妄想随筆です。書店に並ぶのも嬉しいが、何せ全集なのでこれが図書館などに永遠に残り、この先必ず読み継がれるであろう夏目漱石の未来の読者に手にとってもらえるというのが何より嬉しいですね。

SMA_Stage『High Life』演出

SMA(ソニー・ミュージック・アーティスツ)が新たに立ち上げたブランド「SMA_Stage」の第一弾として、1990年代にカナダで初演され人気を博した戯曲『ハイライフ』を演出します。Open Reel Ensemble吉田 悠をはじめとした3人の音楽チームと、映像作家・清水貴栄による映像表現をコラージュし、戯曲に新風を吹き込みます。

SMA_Stage第1弾『High Life』

作:リー・マクドゥーガル 翻訳:吉原 豊司 演出:谷 賢一

出演:古河 耕史、細田 善彦、伊藤 祐輝、ROLLY

音楽:吉田 悠(open reel ensemble)、吉田 匡(open reel ensemble)、山口元輝(moltbeats)
映像:清水貴栄(DRAWING AND MANUAL)

2018年4月14日(土) 〜 28日(土)
会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)(アクセス)

公式サイト

http://sma-stage.com/highlife/

酒と私

今朝、起きて、もう酒を呑むのはやめようと思った。今朝? そこからして表現が間違っている。起きたら15時だった。朝の5時くらいまでパソコンを叩いていたのは覚えているが、それでも6時には寝ていたはずなので、9時間くらい眠ったことになる。寝過ぎだ。いくら疲れが溜まっているとは言え、あまりにも時間の無駄遣いではないか。ちょっと前に、とある本でこんな文章を読んだ。

「脳みそ泥棒(アルコールのこと)を自分から口に入れるなんて気が知れないわ」

俺も全く同じ気持ちだ。だから、今朝(?)目覚めてすぐ、もうアルコールはやめようと思った。