いつからだろう？ 全休なんて1日もねぇ、『丘の上、ねむのき産婦人科』の最中からだからもう1ヶ月か、働き続けている。悲壮感はない、やりたくてやってる仕事だからね。今頑張らないでいつ頑張る、という思い。10月下旬は多分ヒマだから今しかないんだ。
『LUNGS』稽古のことはここには書かない。そのうちまとめて稽古裏話でも書こうかな。立ち上がりは順調だと思うのだが何せ手強い本であるから、僕だってわからないことばかりである。ただ美しい上演にはなるんじゃないかなと思う。人間の美しさ。
演劇学校もやってた。正確には今日明日に最終日をやって終わり。自分で言うのも何だけれど、これはまさに僕にしかできない仕事だと思う。日本とイギリスで演劇学を修めた知識がある。そして日本の小劇場演劇界でそれなりに成功を収めた、現場／前線を知っている、技術と経験がある。片方だけある人はたくさんいるんだ。僕は演劇マニアなのでどちらも持ってる。マジで教科書を作るところまで持っていきたい。2年かかるか3年かかるか？ やってみよう。
次男が生まれて家が手狭になり引っ越しを考えているんだが、ここに来て急に賃貸ではなく購入という線が出てきた。演劇で家を建てるプロジェクト。しかしちゃんと計算してみると賃貸より購入の方が月々の支払いを安くできるかもしれない。ローンとか補助金とか様々あって、今の僕の年だとギリギリそれが使える。会社の事務所にもしたいので社宅扱いにすれば税金対策にもなるだろう。演劇で飯を食うという大願を成就させたので、次は演劇で家を建てるというのは面白い気がしている。きちんと演劇でも暮らせるんだという後ろ姿を見せることは、後輩たちにとっても希望になるだろう。
『プルーフ／証明』のオーディション応募書類が届いているんだが、何かもうスーパーロボット大戦と言うか、色んな人が応募してきてくれているのでかなり「強い」キャスティングができそう。今回は俳優の成長、変化、それ自体も一つのテーマになっている。またこのプロジェクトを通じて「俳優とは何か？」考えてみたい。クラファンやるので多分、一緒に俳優育成やってみませんか。