一週間ほど前、第二子・次男・3200グラム・名前はまだない、誕生しました。待望の次男。男ばかりの家庭になる、それも悪くない。
コロナ直撃のため産婦人科も大変であった。診察・検診などへの同席は一切禁止。入院後も出産後も面会は一切禁止。分娩時の立ち会いだけはOKだったが、それさえも感染者数が1000人超えたら危ういらしく、ギリギリセーフだった。完全に一人で出産を乗り切った妻はさぞ大変だったろう。
長男は生まれたときオギャーと泣かなかった。ドラマやアニメで「生まれるとオギャー」が当然だと思っていた私は驚き、元気いっぱいの子どもになるよう願いを込めて**という名前をつけた。ところが次男は生まれた瞬間「オギャー」だし、何かずっとわしわし動いてるし、妙に髪の毛も多く体つきもがっしりしている。今度は「元気になりますように」とお祈りせずとも元気に育ってくれそうだ。
俺は妻が入院しているあいだ長男と二人暮らし。父一人子一人というのも、殺伐としてドライでなかなか良いものだ。「親父、もう寝ろよ」「お前こそ」みたいな雰囲気で割と楽しかった。冷凍食品ばっかり食わせてやった。
(以下未完)