私は演劇の継続を望む Published 2020年3月2日 野田秀樹さんが演劇継続を望む声明をお出しになりました。僕ももちろん連帯します。しかし東京芸術劇場・芸術監督でもある野田さんが、芸劇ではなくNODA MAPのサイトで声明を出したことに事態の難しさがある。芸劇は主催公演を全て中止している。せざるを得なかったのだろう、東京都立の劇場としては。— 谷賢一 (@playnote) March 1, 2020 そんな中で「芸劇の野田」としてではなく「イチ演劇人野田」として、せめて演劇を応援する声明を出されたのではないか……と心中を想像すると、本当に胸が締め付けられる。心無い声を浴びせかける人がいるのも知っている。しかし私は心から野田さんを支援する。続けよう、演劇を。最大限の配慮の下。— 谷賢一 (@playnote) March 1, 2020 演劇継続を訴える必要があるのは何故か。それは演劇もまた人が生きるために必要な営みだからだ。食事でさえ数日抜いても死なないように、演劇も短期間なら無くても耐えられる。しかし2~3ヶ月も続けば人の命を左右する。演劇も死ぬ。そして一度死んだ演劇を生き返らせるのには、2~3ヶ月では足りない。— 谷賢一 (@playnote) March 1, 2020 「演劇がなくても今はネットがあるから」とか言い出す人もいるけれど、人間は人間と会わないと、やっていけないようにできている。ネットが一般家庭に普及してもう20年以上経つが、未だに我々は友達を作り、面倒な恋愛を続けている。演劇も消えていない。そしてこれからも消えないだろう。— 谷賢一 (@playnote) March 1, 2020 Published in 日記 Previous Post TV版『機動戦士Ζガンダム』を全話見た Next Post 而立書房より戯曲集『演劇』が発売されました