作:レイモンド・カーヴァー 演出:谷賢一 翻訳:村上春樹
カーヴァーの小説は詩のように美しく、奥行きがある。言葉は極めてシンプルで平易だが、読み進めるうちに行間から溢れるさみしさの深さや広さに読者はすっかり飲み込まれてしまう。こんなに簡単な言葉でこんなに複雑な心情を描けるものかと感動する。どうしようもない男と女の、どうしようもないすれ違いや破綻を描いたこれらの作品群は、人生に疲れたことのある聴き手の心にそっと寄り添うだろう。
《上演作品》
仲村トオル 「コンパートメント」
矢崎 広 「収集」「菓子袋」
手塚とおる 「ダンスしないか?」「もうひとつだけ」
平田 満 「愛について語るときに我々の語ること」
【兵庫公演】
期間 : 2019年5月25日(土)・26日(日)
会場 : 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【東京公演】
期間 : 2019年5月30日(木)~6月2日(日)
会場 : 六本木トリコロールシアター
【詳細】