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PLAYNOTE Posts

10年目の双葉町

仮にあの震災の朝に生まれた子どもがいたとして、彼/彼女ももう10歳になる。かなり難しい漢字も書けるし、楽器を弾いたり大人向けの映画を観たり、小さな大人になり始める頃だろう。しかし復興は遅々として進まない。双葉町は未だに人口ゼロ人、誰も帰還できていない。

駅前の一部地域は避難指示が解除されて自由に立ち寄れるようにはなった。「双葉町まちあるきツアー」なんてのがやってたので参加してきた。

駅前に人がたくさんいる! それだけでもかつての無人の荒野を知っている者からすると万感の思い。ここまで来るのに10年かかった。

休みなんてない

いつからだろう? 全休なんて1日もねぇ、『丘の上、ねむのき産婦人科』の最中からだからもう1ヶ月か、働き続けている。悲壮感はない、やりたくてやってる仕事だからね。今頑張らないでいつ頑張る、という思い。10月下旬は多分ヒマだから今しかないんだ。

僕は映画よりドラマより演劇が好き

僕は映画よりドラマより圧倒的に演劇が好きなのですが、それは演劇が「物語である」という意味では映画やドラマと同じものの、「体験である」という点でゲームやパーティーに近く、「想像力が重要だ」という点で落語や抽象画に近く、「ライブである」という点で音楽やスポーツイベントに近いからです。

某所に寄せた原稿より一部抜粋

コロナ・フラストレーション

今年の一大プロジェクト、DULL-COLORED POP『丘の上、ねむのき産婦人科』の前楽(千秋楽前のステージ)が終わり、しかしそれは同時にAキャストの上演がすべて終わったことも示す。5月、Zoomで取材を開始し、6月、『17 AGAIN』の地方公演をこなしつつプロットや草稿を書き、7月上旬、東京で稽古開始、7月中旬から城崎にこもって滞在制作、8月は演劇の聖地・下北沢ザ・スズナリで東京公演、9月は大阪小劇場の中心地・新生in→dependent theatre 2ndで本番。明日で終わりなので、最後の途中経過、俺の本音を書いておく。あまり大勢に読まれたくないことを書くので、このブログとしては初の完全課金記事にしてみる。

『ねむのき』ダメ出し・演出ノート公開<後編>

前回(『ねむのき』ダメ出し・演出ノート公開<前編>)に引き続き、現場で演出家はこんなことを話している……ということをご紹介します。今回の記事は6場から後半のダメ出しを一部抜粋でご紹介していきます。前回より短めですが、それでも1万2000字以上あります&本編をご覧でない方にはかなりわかりづらい内容になっていますのでご注意下さい。配信映像や戯曲はDULL-COLORED POP公式ウェブサイトからご購入頂けますので良かったら買って下さい。

有料記事ですが「自由課金で読む」ボタンを押すと無料で最後まで読んで最後に値段を自分で決められるので、気に入った方は投げ銭お願い致します。

大阪は続く

疲れた。疲れた疲れた疲れた。俺は何回PCR検査をするんだ。