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カテゴリー: 日記

福島にいます

ずっとずーっと働き詰めで、正月三が日はさすがにお休みもらったが、『シラノ』『プルーフ』と続け様で3ヶ月ほどお休みっ際なしで動き回っていた。4月に入って、ちょっと野心があり、福島に来ています。

何しに来たかはそのうち書きます。厳密には僕が生まれ育った郡山や石川町と、今滞在してる県北では風土も風習も随分違うのだが、それにしても風景を見ると「懐かしい」という気持ちが湧いてくる。東北の風景は、山肌や川、田んぼや畦道の感じが、どこか似ているところがあるのだろう。元々こういう田舎で育ったものだから、東京に長くいると精神がどんどんガタガタになってくる。たまにこうして誰もいない、何もないところで過ごす必要がある。いま泊まっている宿が一人部屋なのに8畳もあってちょっと広過ぎるし、周りは夜でも昼でもほとんど何の物音もしない。人の気配もしないくらいだ。こういう静けさに浸っていると、少しずつ自分が自分の形を取り戻してくるのがわかる。異常に忙しく働いていた東京での日々もまた幸せではあったが、こうして何もないところでじっと過ごすのは本当に良いものだ。

雑誌『悲劇喜劇』に『シラノ・ド・ベルジュラック』劇評が掲載されました

あっ

おお、このブログ、放置しすぎていて『プルーフ/証明』の公演情報載せてなかったことに今気がついた……。このあと載せておこう。

池袋をうろうろしていたときに撮った写真。著者近影。

寝る前に撮った写真。これも著者近影。

朝の風景。息子を散歩させてる、のではなく、保育園に連れて行っている。

シラノもあるしプルーフもあるし

昨日シラノの衣装付き通し稽古。何度も絶望しかけたが何とか上演できそう。好きなシーンも増えた。壮絶なクリエーションだったな……。

なんて考えているうちにプルーフの初読みリーディングになったけど、まぁ、この、疲れ方。いやあ、大変でした。この真剣勝負を2.2時間✕3本聞くのは。もうほとんと立ち稽古みたいになってるところもあったしね。是非とも頑張って、楽しく、この会話劇に使って頂きたい。3チーム見てみていずれも面白くなりそうだったが、最も自由にやっていた✕チームが今の所もっとも触発されたな。

やっばり演劇の基礎と根幹は俳優だと思うんですよねえ。