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月: 2022年4月

日本一うまいハイボールを飲んだ

朝起きて子供を保育園に送り、今日は珍しくどこにも行かず家の中でつまらない用事を片付けていた。今度行く旅先の宿の確認を取ったり健康診断の予約を取ったり、あとはもちろんそう、部屋を片付けたり、そういう本当につまらない用事なんだが、こんなにじっと家にいるということが久しぶりなので非常に楽しい。昼からは少し読書もできた。最近では読書をするのが一大事だ。スマホの通知を切らないとソワソワして読めないし、考えごとや提出する書類があるときはついうっかりそのことを考えてしまうので読めない。「本が読める」というのが極めて特殊な時間になってしまった。

平凡社のHさんに連れられて、「日本一うまいハイボール」を飲みに行った。銀座のとあるビルの7階で隠れ家のようにひっそりと営業している店で、店内の雰囲気はいい。そして何より、本当にハイボールが美味かった。何だろう、なめらかというか、味がとても柔らかい。

うちで早速真似して作ってみたが、もちろん同じような味にはならない。でもまぁいいんだ。新しい味を知った、ハイボールがこんなにおいしいなんて!

今年に入って、……正確にはプルーフと演劇学校が終わってから、新しいことをたくさん始めている。

  • Macを買った。Macの使い方を覚えたかったんだ。中学生の頃、MS-DOSを触ってからずっとMicrosoft、Windowsを使ってきた。一時期Ubuntu(Linux)に浮気したりもしたけれど、基本的にずっとWindows。しかし最近、データを全部クラウドに置くようになって、PCはほとんどデータにアクセスするための器に過ぎなくなってしまった。平たく言えば「なんでもよくなった」のだ。実際今は、WindowsデスクトップPC、WindowsノートPC、Macbook Air、Androidタブレット+Bluetoothキーボード、ChromebookノートPCと、一応PCと呼べそうなものだけでも5台は併用している。最近ではMacbook Airですら持ち歩くのが重たくなったので、Androidタブレット+Bluetoothキーボードだけで全部やれないか、環境構築しているところだ。Excelも使わなくなった。ぜんぶGoogleスプレッドシート。Googleドキュメント系では縦書きができないので、Wordだけは使っているがこれも時間の問題かもしれない。
  • 自動車学校に通って免許を手に入れた。運転、これは今後仕事で使うためでもあるけれど、今まで全くやったことないことだったので楽しい。もともと全く車には興味がなかったので、逆に覚えることが多くて大変な思いをしている。
  • ジムに通い始めた。以前も区の施設で無料のジム施設があって通ったことはあったのだが、今回はちゃんと会費のかかるジムである。ランニングマシンがとても楽しい。こんなもの、路上を延々走ればいいじゃないかと思っていたけれど、マシンのホルダーのところにスマホを置いて、講談とかアニメを見ながら走っている。これがとても楽しい。どうしても今まで、お外の路上を走っていてもどっかのタイミングで飽きちゃっていたんだ。僕は情報がない状態に耐えられない性分なので。でもこれなら永遠に走っていられるかもしれない。それくらい楽しい。ゆくゆくはジム内でやってるダンス教室とかヨガ教室にも参加したいなぁ……なんて考えているところ。

福島にいます

ずっとずーっと働き詰めで、正月三が日はさすがにお休みもらったが、『シラノ』『プルーフ』と続け様で3ヶ月ほどお休みっ際なしで動き回っていた。4月に入って、ちょっと野心があり、福島に来ています。

何しに来たかはそのうち書きます。厳密には僕が生まれ育った郡山や石川町と、今滞在してる県北では風土も風習も随分違うのだが、それにしても風景を見ると「懐かしい」という気持ちが湧いてくる。東北の風景は、山肌や川、田んぼや畦道の感じが、どこか似ているところがあるのだろう。元々こういう田舎で育ったものだから、東京に長くいると精神がどんどんガタガタになってくる。たまにこうして誰もいない、何もないところで過ごす必要がある。いま泊まっている宿が一人部屋なのに8畳もあってちょっと広過ぎるし、周りは夜でも昼でもほとんど何の物音もしない。人の気配もしないくらいだ。こういう静けさに浸っていると、少しずつ自分が自分の形を取り戻してくるのがわかる。異常に忙しく働いていた東京での日々もまた幸せではあったが、こうして何もないところでじっと過ごすのは本当に良いものだ。

雑誌『悲劇喜劇』に『シラノ・ド・ベルジュラック』劇評が掲載されました