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カテゴリー: 論考・エッセイ

ダルカラの活動再開について

なんか当然のように主宰する劇団・DULL-COLORED POPを活動再開し、「福島を題材に三部作だー」とか大上段に大騒ぎしている第一部『1961年:夜に昇る太陽』の初日を間近に迎えているが、一体全体どういうつもりで今さら劇団なんか再開するのか、少し書いておこうと思う。

声という表現力

演劇における声の表現力の可能性について思う。かつてご一緒した名優・木場勝己も「俳優は声です」と言っていた。昨年、舞台『デジモン』でアニメのプロの、と言うかベテラン・大御所の声優さん達と仕事をさせてもらって、声がただ人物の感情を表すだけでなく、その人物の置かれている状況や体勢、時間さえも表現し得ることを実感した。「体勢って何?」と思われるかもしれないが、声でそのキャラクターの姿勢を表せるし、緊張している・弛緩しているということを表現できるのだ。時間と言うと余計に超常現象めいているが、良い俳優は語り方次第で、流れている時間がリアルに流れている時間なのか、心象風景としての時間なのか、区別して演じ分けることができる。聴いていると、その違いがありありとわかる。

大いなる誤読──『バリーターク』観劇によせて

永井潔アトリエ館に行ってきた

本当はもっと早く行きたかったんだが、永井潔アトリエ館に行ってきた。永井潔とは昭和・平成に活躍した日本人の画家であり、演劇クラスタにとっては……と言うより、僕にとっては敬愛する劇作家・演出家、永井愛大先生の御尊父であらせられる。昨年オープンして愛さんからも「来てね」と言われていたんだが、ようやく行けた。

有楽町線・平和台駅から徒歩9分。閑静な住宅街の真ん中にあり、落ち着いて、ゆっくり、静かに絵を楽しめる空間であった。永井愛ファンにも大変オススメである。