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大阪へ

スズナリを終えて、夜、オンラインアフタートークもやり、翌朝6時の新幹線に乗れという鬼畜劇団。主宰しているのは私です。何も言えねえ。

昨夜公開した原稿「劇を見るとはどういうことか」をたくさんの人が読んでくれた&購入してくれたので大変嬉しい。コロナではっきりと経済的打撃を受けている。しかもこれがまだまだ続く、政府のこの下手くそな対応とラムダ株のヤバさを見ていると、来年も再来年も続くだろう、そう考えると「劇場に限る!」なんてことを言ってられない。上演したってお客が来れなきゃ意味がない。少しずつ何か、オンラインで価値を創出する工夫をしていかなければ。

あと文章が売れる、文章が金になるのはシンプルに嬉しい。小説を書かないかという話をずいぶん前から頂いていて、ずっとお待たせしている。来年こそは書きます、必ず。

衣裳の管理で話し合う女子たち
「汗をかかないで欲しい」と願うスタッフ(無理)

新しくなったin→dependent theatre 2ndにお邪魔している。

in→dependent theatreは関西小劇場の拠点のような劇場だ。僕らが2012年だったかな、はじめて全国ツアーをやったときに「大阪でやるなら in→dependent theatre の相内さんに相談するといい」と言われて、劇場へお邪魔し、ものすごく良くしてもらった。いろんなツテを紹介してもらったり、宣伝に協力してもらったり、宿や移動のことを教えてもらったり、地元の演劇人と繋げてもらったり。大阪でやるならこの劇場以外、考えられない。

しかし大阪、非常に動員、苦戦している。コロナはやはりでかい。本当にしんどい。初日に限り無料で招待するカルチベートチケットなんてものも発行した。それすら普通なら応募が殺到してすぐになくなるんだが、出足が非常に遅い。もう本当にみんな怖がっているんだろうな。補償もないし、吹けば飛ぶような小劇場劇団には公演を打つのは非常に難しい時代になってしまった。

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