PLAYNOTE 「演劇メモ」カテゴリー

"演劇メモ"

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2014年12月27日

雑考(演劇がはじまる瞬間について)

[演劇メモ] 2014/12/27 17:33

次回作『夏目漱石とねこ』のプレ稽古で、「俺は演劇には向いていないのかもしれない」という話をした。もちろんレトリックであって、本当に向いていないなら早く死んでしまうがよろしい。しかし「演劇のはじめかた」について、僕は何か最近、妙なこだわりがあるようで、そのことについて俳優に話した。

そしたら翌日、プレ稽古にも参加してくれていた佐藤誓さんから、実に慧眼なご指摘をいくつか頂いた。面白かったのでひょいひょいと返信を書いてみた。せっかくなのでここにも載せておく。もちろん、俺が彼に書いた部分だけである。

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2014年05月12日

2014年01月12日

さらば福岡

[演劇メモ] 2014/01/12 20:57

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帰宅して落ち着いたらきちんと書きます。福岡ぶじ終了、皆様ありがとうございました。飛行機が出るので、また後ほど。

2013年12月11日

ずぶずぶと水中

[演劇メモ] 2013/12/11 02:58


生きていて、いま、いちばん充実感のあること、それを終えて、眠りが訪ねてくるのを待っている。東京33ステージ中、まだたった6回しか水中に潜っていないのに、次の深海を探し始めている。

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2013年06月26日

Yくんのこと

[演劇メモ] 2013/06/26 14:01

もう2ヶ月も前のことになるのか。「お騒がせ俳優、寝坊で舞台をすっぽかし、公演中止」。あっという間にニュースが駆け回って、ネットで袋叩きにされていたよね。こんなヤツは俳優失格、風上にも置けない、頑張ってる俳優たちがかわいそう、責任とって辞めろ! 二度と舞台に立つな!

彼は僕の友達だったので、とても胸が痛かった。今、どうしてるかな。

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2012年10月03日

舞台上で言葉を生み出す

[演劇メモ] 2012/10/03 00:59

関係ないですけど、げきぴあさんで『完全版・人間失格』稽古記録のブログ書いてます。なので、しばらくPLAYNOTEには、あんまり一般ウケしそうにないことを書こうと思います。

さて本題ですが、今回、『完全版・人間失格』の戯曲では、冒頭部分、こんな説明から入っています。

■凡例

── ダッシュ。言葉は見つかっているが、言い出す時機タイミングを伺っている、短い間。意識は主に、相手にある。
…… 三点リーダー。言葉を探している、短い間。意識は主に、自分にある。
/  スラッシュ。次の台詞が割り込む。
間  ポオズ。思考も、止まっている。
沈黙 サイレント。思考は、動いている。
☆  相対する同時多発会話の箇所を示す。この記号が現れた箇所で、次にこの記号が現れた箇所の台詞も発話される。
△  右に同じ。
◇  右に同じ。

ト書きは、間ではない。個別に「間」「沈黙」など指定されていない場合は、間を取らない。

最初の2行についてだけ、少し書いてみようと思うんです。

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2012年09月11日

アフタートーク芸人としての私(アマヤドリにて)

[演劇メモ] 2012/09/11 04:52

今日はひょっとこ乱舞あらためアマヤドリの新作公演『フリル』のアフタートークに出演してきました。爆笑とれてよかったです。

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2012年07月06日

脚本プライベート・レッスン

[演劇メモ] 2012/07/06 04:49

先ほど帰宅した。わけあって、DULL-COLORED POP所属俳優がやろうとしている企画公演の、脚本相談なんかしており、小竹向原のファミレスで深夜、2時間ほどあれこれ話をしてきた。

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2012年06月11日

落語という話芸をWSでやってみて

[演劇メモ] 2012/06/11 00:57

はいどうもこんばんは。睡眠薬がわりにトリスとブログを大活用している、酔いどれ劇作家、谷賢一です。今日は何故か妻が早々に寝ちまったので、一人で原稿書きながら、少しばかり日本一の安ウイスキー・トリスを傾けていましたが、まだ眠くない、でも明日は重要な打ち合わせ、なので早く寝ようと思ってブログなぞ物してみんとせむニャンニャンであります。

5月・6月の劇團總會で、落語を題材にWSというか発表というか、やってみて。

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2012年05月16日

2012年5月、DCPOP劇團總會

[演劇メモ] 2012/05/16 01:33

我がDULL-COLORED POPでは月に一回、劇團總會という暴走族みたいな名前の会合をやっている。集まって会議、なんて月も稀にあるけど、8時間くらい何かしらワークショップや稽古めいたことをやっているんだな。継続は力なりとも言うし、どんな小さな種がその後大輪の花を咲かすともわからんから、ちくちくやっている。

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2012年05月06日

ただし、心は汚さずに(被災地支援と文化芸術に関する雑感)

[演劇メモ] 2012/05/06 11:45

カフカの猿、6回公演中、5回終了の夜。客席に旧い友人、演劇関係の友人を含めても、連絡を取り続けている友人としては一番旧い友人(13~4年になる)が来てくれて、久々に一杯酌み交わした。彼女は今、某財団でホニャララ働いていて、被災地支援の話になったりしたんだ。

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2011年10月10日

気焔IN新潟

[演劇メモ] 2011/10/10 02:57

先日のエントリーでも、新潟で酒飲み散らかした挙句に放言しまくってきたと書いたばかりだが、同席していた新潟演劇人のブログを発見した。やべー顰蹙買ってるかも……、と思い、ヒヤヒヤ見てみると。

新潟に行ってまで谷はこんなことやってんだ、カバだな、と思う人もいるかもしれませんが、暴虐的な気焔を吐いた結果、少なくとも一人、火種を残せたことを嬉しく思う。

2011年09月22日

IさんとNさんへの手紙

[演劇メモ] 2011/09/22 05:35

メールの返信を書いていたら、超長くなったので、

  • 私信にするのは何かもったいない
  • そもそもこんな長文メールうざいし読みづらい
  • もしかしたら読者から意外なReplyくるかも
  • 最近引きこもりがちの俺に関する近況報告

などなどの理由から、ブログに貼っつけてみることにした。

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2011年08月20日

型から入りて内実に迫る

[演劇メモ] 2011/08/20 00:16

今、ある俳優の稽古につきあっていて、改めて考えたこと。芸術は模倣から始まる。型から入って心、真理、内実に迫る。今、ある映像を見ながら物真似している俳優がそこにいるのだが、型から入ることで心を動かし、涙を流している。それは少しでも内実を共有したということなのだ。

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2011年04月16日

カンフェティが「1000のエール」開始

[演劇メモ] 2011/04/16 01:51

4/20からカンフェティが被災地へ向けて「1000のエール」というサイトを始めるようだよ。とりあえず寄稿してみた。舞台関係者なら誰でも寄稿できるようだから、ご興味あれば是非。

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2011年04月05日

メンテナンスWSを折り返してみて

[演劇メモ] 2011/04/05 00:39

だいたい2週に一回くらいずつ、定期的に集まって延々とワークショップを繰り返している「俳優のためのメンテナンスWS」というのがほぼ折り返しを迎えたので、ちょっと中途を振り返ってみる。

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2011年03月30日

二兎社が宮城で無料公演をやるというアツ過ぎる志

[演劇メモ] 2011/03/30 00:06

まだ公式発表が出ていないのですが、どうやら二兎社が宮城で『シングルマザーズ』の無料公演をやると決めたそうです。会場は現在避難所にもなっている宮城県・大河原町のえずこホール。さすが永井愛、ロックだぜ!

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2011年03月12日

地震を警戒して公演中止した愛のある団体を、どうにかして救済できないもんだろうか

[演劇メモ] 2011/03/12 05:26

今回の地震で演劇業界もすったもんだです。すでにNODA・MAPやキャラメルボックス、世田谷シルクほかが公演中止を決めています。何十人、何百人、何千人という人間が、真っ暗闇の中にぎゅっと集まる演劇公演は、いざ震災が起きた場合もっとも危ない場所の一つになるわけだし、交通機関の混乱も続いている現在、「やってないよ!」ということでお客さんを家に置いていく、というのは、妥当かつ賢明な判断だと思います。

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2010年12月28日

演劇のリアリティと楽器の胴鳴り

[演劇メモ] 2010/12/28 02:53

2chの元管理人にしてニュータイプ・アウトローとして有名なひろゆきこと西村博之氏が仕掛け人の一人となって(詳細不明)、ニコニコミュージカル『クリスマス・キャロル』という舞台が上演されている。で、ひろゆきのブログにこんなこと書いてあった。本番を観た後で、ネット中継を見たらしいのだが。

ということで、今夜、ネット中継で見ていたのですが、役者さんの顔がアップでわかるし、踊ってるときの動きとかもきちんと見られるし、音声も綺麗に聞こえるので、個人的にはネット中継のほうが面白いな、、とか思ったりもしました。

予想外に好評なニコミュ「クリスマス・キャロル」の作られた経緯。 : ひろゆき@オープンSNS

演劇ファン愕然。なるほど、門外漢には演劇は本番ナマ体験よりネット中継の方が面白いのか! 「生で観たら面白さがわかるから、一度劇場においでよ」という殺し文句を疑う必要があるのかもしれない。

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2010年11月24日

ワンダーランドの加藤種男さんのインタビューより

[演劇メモ] 2010/11/24 23:08

こういう劇場・劇団を作るには、日本ではどうしたらいいんだろうなぁ。すごくうらやましいって思ったよ。

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2010年11月05日

ワークショップメモ

[演劇メモ] 2010/11/05 05:06

寝れない。寝れない。寝れない。寝れないから今日やったワークショップの内容について振り返っておく。

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2010年10月25日

手塚宏二主宰・表参道の会の昼食会に行った

[演劇メモ] 2010/10/25 20:17
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ろくな写真が撮れなかったのでウェブサイトより

CoRich舞台芸術!の顔役みたいになっている手塚宏二さんが、Twitterでフォロワー1,000人突破記念にフォロワーを招待して昼食会とかやらかしたので先週行ってきた。

KOUJI、あいつはマジで熱い男だ。その後ブログに昼食会のことを書いていたんだけど、タイトルがこれだぜ。『ネットは演劇を救えるか!?『表参道の会』、発足!!』。そして彼はガチガチに本気で「ネットで演劇救ってやんぜ」と思ってるんだからカッコいい。

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2010年10月10日

ダメ出しであり、激励であり、祈りであり

[演劇メモ] 2010/10/10 17:39

本番スタンバイ中の演出家は孤独で、本番中の演出家はもっと孤独だ。何もできない。手が出せない。手を出したら多分すっごい邪魔なので、客席の椅子に縛り付けられている。

今はProject BUNGAKU千秋楽のスタンバイ中。当然、何もできることがなく、楽屋への通路も塞がれるほど押せ押せ満員の回であるから、出演俳優たちと作っているMLにメールを送った。本番前の演出家がどういうことを言うのか興味のある向きもあるだろうから、せっかくなので掲載しておく。

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2010年09月02日

批判するなら言葉を選ぼうという例

[演劇メモ] 2010/09/02 09:41

おれ関係ないんだけどイラッと来たので書く。

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2010年08月27日

お食事会 with 永井愛さん

[演劇メモ] 2010/08/27 20:52
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恵比寿にある小洒落たビストロで、@OKO_Tさんの引き合わせにより永井愛さんとお食事して色々お話聞いてきた。写真はイワシと何とかのタルタルがどうしたこうしたという料理。俺の一週間分の食事を全部あわせたくらい旨かった。

何の話したらいいんだろう、「好きです!」とか言ってもドン引きだろうし、ああ、こんなときのために小粋なパーティージョーク集とか買っておけばよかった! という心配をよそに、演劇のこと、愛さんのこの先のこと、演劇界のこと、その他雑談で楽しくお食事した……、5時間以上いたのか。久々に羽を伸ばせたいい時間でした。

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2010年08月21日

Twitterで巻き起こった「演劇スタッフの宣伝について」Tweetまとめ

[演劇メモ] 2010/08/21 18:17

夜中にぺろっとつぶやいたTweetに、あちこちの著名なスタッフさんの意見が結集したのでまとめて置いておく。Togetter使ってみようかとも思ったけど面倒なのでブログにコピペすることにした。

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2010年08月19日

文芸サロンになりきれなかった男

[演劇メモ] 2010/08/19 15:13
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俺と小栗と夜

昨日は黒澤世莉主催による引越し記念・文芸サロン作家演出家祭りに参加して醜態を晒してきた。参加者は時間堂・黒澤世莉、風琴工房・詩森ろば、qui-co・小栗剛、北京蝶々・大塩哲史、こゆび侍・成島秀和、範宙遊泳・山本卓卓、趣向・オノマリコ、演劇レビュワー高野しのぶ(ちらっと)、DULL-COLORED POP谷賢一。写真はqui-co主宰の小栗剛と俺、コピーライト黒澤世莉。

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2010年08月12日

平田オリザと岡田利規の長い対談がタダで読めた&劇場法について

[演劇メモ] 2010/08/12 17:17

こういうのタダで、しかも家で読めちゃうんだから、読むといいと思う。「舞台芸術の公共性と国際性をめぐって」というタイトルで、国際共同制作について、海外のフェスティバルについて、劇場法や今後の演劇界の在り方について、対談されています。

劇場法に関する説明がとてもわかりやすかったので、一部ここに転載しておきます。「劇場法って何?」って人も、ここだけ読めばだいたいわかる。話し言葉ベースだからとりわけわかりやすいよ。

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2010年08月05日

本読み会『熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング』参加者募集

[演劇メモ] 2010/08/05 07:16
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R.I.P.

僕は「本読み会」っていう、戯曲を声に出して読んでみる会(不定期開催)に5年以上前から参加しているのですが、この度、つかこうへい追悼を兼ねて一発やることになりました。つきましては飛び入り参加を若干名募集します! つかを読もうぜ!

本読み会特別企画・つかこうへい追悼記念『熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング』

日時: 8/23(月) 18:00~22:00くらい
場所: 御茶ノ水の喫茶室「アミ」(東京都千代田区神田小川町3-16. 地図はこちら
参加費: 無料(アミでコーヒー一杯頼んで下さい)

使用するテキスト: つかこうへい著『決定版 ザ・ロンゲスト・スプリング 熱海殺人事件』(白水社)
※図書館等で入手できると思いますが、「ないよ!」って人は連絡下さい。

夏にだらだら飲んだり遊んだりしているくらいなら、台本読んだ方が面白いしためになるよ、きっと! つかこうへいだってめそめそされるより大声で台本読んでもらった方が嬉しいさ、きっと! 演劇が好きな方なら誰でもご参加頂けます。ぜひに。

2009年11月19日

オリザが立った

[演劇メモ] 2009/11/19 01:17

オリザ先生、やっちゃって下さい。「日本に文化は要らない」とばかりの大ナタを振るおうとしている事業仕分け、やはり平田オリザは動いていた。

首相官邸には17日、内閣官房参与で劇作家の平田オリザさんが訪れた。事業仕分けについて「文化関連事業が切られやすい」と疑問に思い、仕分け担当スタッフの説明を求めたという。平田さんは記者団に「いるか、いらないかを仕分けで判断するのは違う。別の方法がいる」と強調。「文化は誰かが守らないといけないから、私が」と、仕分けの責任者の仙谷由人行政刷新担当相に「直談判」する構えも見せた。

事業仕分け:前半終了 「聖域」にもメス 3兆円捻出へ、なお険しい道のり - 毎日jp(毎日新聞)

本当に展開が早いから、個人が動くしかないのだよね。劇作家協会や演出家協会だってあと2週間あれば共同声明くらい準備できたかもしれない。抗議のメールの送り方はこちらのエントリーにまとめてあるので、PLAYNOTE読者の方々も、どうぞメールで抗議、よろしくお願いします。

2009年11月17日

事業仕分けちょっと待て - 芸術文化関連ばっさりカットの方向らしい、今

[演劇メモ] 2009/11/17 15:01

何かニュースで言ってた事業仕分けの中に芸術文化関連も思いっきり含まれてるどころかばっさりカット路線であるということがあちこちから聞こえてきた。新国立劇場は主催公演を打たなくなってただの貸し小屋になり、演劇や音楽の助成金も片っ端からカットされるそう。ちょっとセンセーショナルに書いてると思うだろうけど、今回ばかしはあんまり嘘ついてないからやばい。

とりあえず夏井さんや矢作さんやしのぶちゃんに「やばいやばい」って言われて俺も黙っちゃいられないと思ったので、書いて送った。意見募集しているので。20分で書いた酷い文章だけど、これから書く人の何かの参考になれば。何か今日明日中に送った方が会議に間に合ってラッキー、というか遅れると意味ないくらいの勢いらしいので、「俺演劇やりてーし」とか思ってる人や「あたし演劇観てーし」と思ってる人は是非一筆ふるって欲しい。メールでイケるから。

俺より参考になるリンク:

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2009年11月13日

演劇と愛について

[演劇メモ] 2009/11/13 00:35

今、僕は濫読を続けている。来年発注されている物の中で、最も手強そうで、かつ最も〆切が早い長編戯曲のプロットと格闘しているから。僕への発注は、「愛について書け」というものである。「谷賢一が書く、愛の物語が読みたい」。

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2009年11月10日

CoRich! 舞台芸術チーフマネージャー・手塚宏二さんとトーク

[演劇メモ] 2009/11/10 16:54
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おいしそうな写真

今日はCoRich! 舞台芸術のオフィスにお邪魔して、社長に挨拶した後、チーフマネージャーにして専属コラムニスト(要はえらい人)の手塚さんとランチしてきた。

今や演劇ポータルサイトとして無二の存在感を放ち功罪相半ばすると言われるCoRich! 舞台芸術。よーしガンガン文句ぶちまけてギタギタにしてやる、と思って出向いたが、その結果は。

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2009年10月24日

劇作家協会新人戯曲賞最終候補2009

[演劇メモ] 2009/10/24 06:53

劇作家協会新人戯曲賞最終候補5作決定: なるべく日刊StagePowerによると、劇作家協会新人戯曲賞最終候補作に、あいつが残っているらしい。

・「エダニク」 横山拓也(大阪府)
・「石灯る夜」 中澤日菜子(東京都)
・「雨と猫といくつかの嘘」 吉田小夏(東京都)
・「誰」 田川啓介(埼玉県)
・「マチクイの詩」 福田修志(長崎県)

こなちゃん、通りますように。タイトルだけなら圧勝だ。中身は、実は俺は、観てない…。

2009年10月01日

演劇悪魔

[演劇メモ] 2009/10/01 08:32

演劇悪魔という言葉が一人歩きしている。これ、こないだモリエールの小屋入り前夜、自暴自棄もいいとこの精神状態でテキトーに書いた言葉だったんだけど明日から小屋入りブランヴィリエ - PLAYNOTEにて)、妙にあちこちで使われる。「あ、演劇悪魔だ」とか「演劇悪魔なんですってね?」とか、「こんにちは、演劇悪魔の方ですよね? ファンなんです!」とか。

中屋敷くんが自分のブログにこんなこと書いてた。

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2009年07月01日

20世紀が死につつある

[演劇メモ] 2009/07/01 15:13

とにかく追悼。時間がないからといって追悼を手早く済ませるなんてよくないのはわかっているんだが。ダンスにはまっていた20~22歳の俺にとって、最も衝撃的なダンサーの一人だったピナ・バウシュが亡くなったそうだ。

ピナ・バウシュさん、死去: なるべく日刊StagePower

マイケルが死んだ、三沢が死んだ、忌野清志郎が死んだ、ちょっと前にはピンターが死んだ。わかるのは、20世紀が死につつあると言うことだ。そして、21世紀はまだ生まれていない。どれも20世紀の残りカスだ。

心からご冥福をお祈り致します。

2009年06月28日

演劇芸術助成について語った、その虚しさ

[演劇メモ] 2009/06/28 02:05

何か都庁で文化芸術振興に関係する仕事がやりたいという若駒が話を聞きたいと言ってきたのでほいほいオッケーして、30分のつもりが3時間喋り倒してきた。

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2009年05月19日

置きチラシ・折り込みチラシの今後

[演劇メモ] 2009/05/19 15:31

今タイニイアリスの事務所で置きチラシの整理をしているんだが、酷い量の資源ゴミが出そうで頭が痛い。廃棄率95%くらい行ってるんじゃないか、これ?

脊髄反射で書くが、置きチラシはもちろん、折り込みチラシもそろそろやめようと言われつつ一向に変化の兆しがない。どうしたらいいんだろう。

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2009年05月05日

抱えているものの違い

[演劇メモ] 2009/05/05 02:51

まだ公演中、5/6まで本番中なのだが、間もなく売り止めの回ばかりでありがたいばかり。今日はアフタートークイベントの感触なんかをちょこっとだけ書くよ。

DULL-COLORED POP7.7『ショート7
2009/4/29(水・祝)~5/6(水・祝)@Pit北/区域 ☆ 前売2500円・当日3000円

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2009年02月03日

市民劇である

[演劇メモ] 2009/02/03 23:26

二年目にもなれば余裕しゃくしゃく、口笛吹きながら切り回せるよ、ってほど、楽じゃないのが市民劇です。

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2009年02月02日

オリジナルとは?

[演劇メモ] 2009/02/02 21:46

JNSK OFFICIAL DIARYより。本題の切り込み方も威勢がよくてかっこいいが、この一行にしびれたな。(一行だけ抜粋するけど是非ぜんぶ読んでみて下さい)

唯一のオリジナルかもしれないものとは、俳優である。そして今という時間である。

凡百な演出家がこれを言っても驚かないし、むしろださいと思う。方法論を持たない演出家がこれを言っても驚かないし、むしろ勉強しろor考えろと思う。多田さんが言うこれは、カッコいいな。俳優すら、オリジナルではないかもしれないね。

2009年01月21日

演劇的に観てもオバマ演説はすごい

[演劇メモ] 2009/01/21 23:32

家に帰ったらバラク・オバマ新アメリカ大統領の就任演説でどこもかしこも話題が持ち切りだ。例の有名な若きスピーチライターの才能も大したものだが、オバマ自信の話術・プレゼン能力も尋常ではなく高い。演劇って結構、プレゼンやコミュニケーション能力の開発に効果があるからってんで、欧米はもちろん日本でも研究と実践が進んでるんだけど、そういうのを仕事にしている自分が観てもいい役者っぷりであった。

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2009年01月04日

2008年12月26日

ハロルド・ピンター死去

[演劇メモ] 2008/12/26 22:48

12/24にお亡くなりになっていたそうです。20世紀イギリス最大の作家でしょう。報道が少な過ぎる……。

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2008年07月21日

第二十六回本読み会:ハロルド・ピンター『帰郷(Homecoming)』ほか

[演劇メモ] 2008/07/21 18:06

明大OBが中心となって、洋の東西を問わず過去の名作戯曲を声に出して読んでみる、ついでにあれこれ討論してみる会、「本読み会」の第二十六回が、以下の通り催されます。

第二十六回本読み会:ハロルド・ピンター『帰郷(Homecoming)』ほか

日時: 8/23(土) 13:00~17:00
場所: 御茶ノ水の喫茶室「アミ」(東京都千代田区神田小川町3-16. 地図
参加費: 無料(アミでコーヒー一杯頼んで下さい)

今回のプレゼンターは俺・谷賢一だよ! イギリス本場仕込みのピンター論をでっち上げるので、たくさんの方のご参加お待ちしています。飛び入り歓迎。明大と何ら関係なくても、ピンターなど一冊も読んだことなくても可。どんどん来てね!

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2008年06月17日

小学校で演劇の先生をして来た

[演劇メモ] 2008/06/17 17:21

こないだ、小学校で演劇の先生をして来ました。

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2008年04月26日

相手が何を考えているか

[演劇メモ] 2008/04/26 04:05

最近、稽古で「相手が何を考えているか」を考える、という方法をとったら、いろいろ面白かった。

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2008年04月15日

演劇企画JOKO主催・RADAイン東京

[演劇メモ] 2008/04/15 14:34

松本永実子先生のご好意により、演劇企画JOKO主催のRADAの授業を見学して来た。

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2007年12月21日

韓国人俳優が演技で大事にしている三つのこと

[演劇メモ] 2007/12/21 02:36
South-Korea.png

今日から24日まで、新宿タイニイアリスに韓国の劇団「前進シアター」と「演劇集団反」が来ていて、そのお手伝いスタッフとして劇場に常駐しています。ソウルで人気を博した演目を持ってきたようで、今日観た感じではどちらもなかなか興味深い公演でした。演出法や脚本にとりわけ革新的な何かがあるわけではないのだけれど、俳優さんが上手い。韓国語、これっぽっちもわからないけど上手いのは伝わる。その分、台詞が聞き取れないのが残念。

で、打ち上げにお邪魔して、俳優さんやら演出さんやらとあれこれ話していたんだけど、納豆だのフジヤマだのSONYだのヤクザだのという話をしてどうする、こういうときこそ演劇の話をしようぜと思い、無理矢理俳優論を問うてみた。難解な話ができるほど向こうが英語を喋れないので、ずばりストレートに、「演技をするとき、何を一番大事にしてますか?」とだけ質問。

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2007年12月06日

A4演劇学講座No.02 - 「演技=嘘」という嘘

[演劇メモ] 2007/12/06 14:55

CoTiKで配るA4演劇学講座の第二回。今日は演技論です。A4で語れる演技論なんかありゃしないので、随分乱暴なまとめ方だし、演技もそりゃあ人による、作品による、演出による。ここに書いていることは完全にスタニスラフスキーの流れを汲む発想で、マジ気で演劇を勉強する人は、それだけじゃあないもんだよ、とわかっても欲しいんだけど、とりあえずの一般論として書いています。

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2007年12月01日

ロミジュリ4幕の場転に関するメモ

[演劇メモ] 2007/12/01 03:00
オランダ人観光客による白鳥座のスケッチ(1596)

場転=場面転換の略。演劇において、シーンが別の場所へ移るとき、人物や道具の配置を変えるために行うもの。通常、暗転、見せ転、ブル転などで処理されるほか、素舞台なら明かりの変化や単純に俳優の演技によっても可能とされるが、ぶっちゃけ、難しい。

シェイクスピア『ロミオとジュリエット』を読んでいたら、シェイクスピアがあまりに見事な場転をやっていたのでメモしておく。

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2007年11月18日

A4演劇学講座No.01 - 『演劇』を英語で言うと

[演劇メモ] 2007/11/18 06:08

今日からCoTiKの稽古が始まる。下は15歳から上は70歳まで参加、地元で作って地元でやる芝居だよー。

で、お芝居の素人さんも多い、というか大半なので、小出し小出しに、すごくイージーに、コラムみたいな感じで演劇に関するよもやま話を紹介していこうか、という企画を立てた。と言うか、俺が勝手に書いて勝手に配るだけの、非常に人力ハンドメイドな企画なのだが。三日坊主の自分にどこまでやれるか。これ、稽古のたびにやってたら、No.50くらいまで行くよね。そしたらすげーなぁ。

文章量は毎回A4一枚限定。なので、A4演劇学講座と名付けたよ。最終的にはA4一枚でブレヒトの異化効果やスタニスラフスキーの身体的行動の方法や、風姿花伝の読解や、ハイナー・ミュラーのハムレットマシーン解説とかやれたらいいですね。参加者誰一人喜ばないだろうし、100%無理なのだが。

というわけで、第一回の原稿をここに載せておく。

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2007年11月11日

日本橋学館大学・芸術セミナー『諸芸術に見られる演技』

[演劇メモ] 2007/11/11 00:21

明治大学で西洋演劇史の教鞭をとっておられた井上優先生が、俺の地元・柏で演劇に関するセミナーをやるっつうからのこのこ足を運んで来た。大学のサイトに記載されていた「柏駅より徒歩20分」ってのを信じたらえらい目にあった(30分以上はかかったぞ)が、久々に演劇学的に知的好奇心をそそられる時間を味わえた。

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2007年07月09日

ゆーきさんWSを終えての報告と感想

[演劇メモ] 2007/07/09 23:28

十回構成のワークショップ。参加しての感想とか。俺専用メモ。

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ヴオジミェシュ・スタニェフスキの演劇について

[演劇メモ] 2007/07/09 21:59

何度もこのブログに書いたことだが、日本演出者協会主催で行われた六日間のヴオジミェシュ・スタニェフスキ氏のワークショップ・プログラムに参加して来た。その感想を交えつつ、氏の演劇について拙い考察を巡らせて見る。メモ的に。

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スタニェフスキWS まとめメモ

[演劇メモ] 2007/07/09 21:38

もう先々週のことになるが、一週間、計六回かけて参加したヴオジミェシュ・スタニェフスキ氏の集中ワークショップのメモを載せておく。いずれも断片的であり、WS中にとったメモや記憶から再現・再構築されたものなので、あまりあてにしないで欲しい。どちらかというと自分に向けてのメモ。

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2007年06月28日

スタニェフスキWS記録No.3 台本稽古

[演劇メモ] 2007/06/28 00:19

スタニェフスキWSの三日目。台本の稽古をたくさんやったよ。西新宿・芸能花伝舎にて。

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2007年06月27日

柚木佑美/サンフォード・マイズナーワークショップ記録 No.1

[演劇メモ] 2007/06/27 02:38

スタニスラフスキーの流れを汲むアメリカの「メソッド演技」の巨匠の一人、サンフォード・マイズナー。さらっと触れてみた感じ、アドラーと並んで後期スタニスラフスキーをよく継承していると思われる、かなり実践的な演技指導者であるなぁと思っていたんだが、いかんせん書物だけでは演劇の稽古はできるもんではない。一度体験せねば、と思っていたところに、渡りに船、時間堂主催でやってくれることになったので、おめおめと参加して来た。

全十回構成なので、毎回を記録とはいかないだろうが、ちょいちょい記録していきたい。

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スタニェフスキWS記録No.2 配役

[演劇メモ] 2007/06/27 02:15

スタニェフスキWSの二日目。配役とかしたよ。西新宿・芸能花伝舎にて。

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2007年06月26日

スタニェフスキWS記録No.1 ワークショップ初日

[演劇メモ] 2007/06/26 02:59

スタニェフスキWSの初日。西新宿・芸能花伝舎にて。

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2007年06月25日

スタニェフスキWS記録No.0 セミナー『ポーランド演劇・近代から現代』

[演劇メモ] 2007/06/25 02:05

ポーランド出身の世界的な演出家・ヴオジミェシュ・スタニェフスキ氏が来日しており、日本演出者協会主催で六日間の集中ワークショップが開催される。俺、のうのうと参加している。俺は当然俳優ではないのだが、メイエルホリドやグロトフスキーの流れを汲みつつ、全く独自の演劇理論を打ち立てている(ように見える)スタニェフスキ氏の手法、絶対本で読んでもわからんので、出ることにした。

今日はそのワークショップ本番を前に、『ポーランド演劇・近代から現代』と銘打ったセミナーが開かれていたので出席して来たよ。時間がないのでさらっと記録。

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2007年05月28日

本読み会・イプセン『ヘッダ・ガーブレル』を読む

[演劇メモ] 2007/05/28 01:39
記録写真
ビールと岩波イプセン三冊

大野遙・松山立主催「本読み会」、イプセン『ヘッダ・ガーブレル』について。13:00~17:00@御茶ノ水カラオケ館にて。

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2007年05月19日

テラ・アーツ・ファクトリー公開ワークショップ

[演劇メモ] 2007/05/19 02:28

先日の猫道ロックフェス'07で知り合った小櫃川桃郎太さんに紹介してもらい、テラ・アーツ・ファクトリーというとこの公開ワークショップに参加してきた。小櫃川さん曰く、「話してみて/作品(『ベツレヘム精神病院』)を観てみて、きっと波長が合うと思った」とのこと。最近、新しい稽古方法・俳優観を深めたい、広めたいと思っていたので渡りに船。俳優でも役者でもないのにのこのこと参加して来たよ。

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2007年04月18日

本読み会・木下順二を読む

[演劇メモ] 2007/04/18 11:24
本読み会の様子

もう三日も前のことになるけど、大野遙・松山立両氏が主宰する、本読み会の会合に行って来たよ。明大生がこよなく愛するお茶の水の名物喫茶「アミ」にて。

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2007年01月18日

卒業論文『スタニスラフスキーの「身体的行動の方法」(以下略)』をアップしました

[演劇メモ] 2007/01/18 14:33

卒業論文として執筆した論考をアップロードしました。

スタニスラフスキーの「身体的行動の方法」 ―演技創造における俳優の心身をめぐって―

概要: 二十世紀の演劇と俳優術に多大なる影響を与えたスタニスラフスキーだが、彼がその晩年に提唱した「身体的行動の方法」は、「システム」およびスタニスラフスキー生涯の研究における着地点と呼べるにも関わらず、様々な事情が重なり世間的に広く認知されるに至っていない。本論考では「システム」形成の略譜を振り返った後、「身体的行動の方法」の概略の紹介とその意義の再解釈を試みる。

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2006年12月23日

能楽師・山井綱雄による『能舞エヴァンゲリオン』

[演劇メモ] 2006/12/23 05:00
公式サイトより
能舞エヴァンゲリオン

一大旋風を巻き起こしたエヴァンゲリオンを、能に翻案。随分目を疑ったのだが、動画も公開されており本気らしい。

GAINAX NET|EVA AT WORK

演じるのは金春流シテ方の山井綱雄。印象的だったというシンジの葛藤や初号機の暴走、そして底流に感じた母性愛をテーマに古来から伝わる既存の5曲で構成。

独特な舞と迫力の地謡(じうたい)によって創造される舞台は、見るものを悠久の時へいざないます。

動画が22分もあったのであんまり観なかったが、興味のある人はどうぞ。

2006年12月22日

卒論断片メモ

[演劇メモ] 2006/12/22 03:00

昨日今日の進展。
※本当に個人的なメモなので全く読んで面白くないどころか意味がわからない部分もあります。読まないで下さい。

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2006年12月19日

卒論のテーマが決まった

[演劇メモ] 2006/12/19 04:57

決まったのはせいぜい半月前、十二月に入ってすぐの頃。結局、スタニスラフスキーのいわゆる「システム」の中でも最も馴染みがない割に、彼が晩年もっとも強調して扱った「身体的行動(physical action)」について書くことにした。

あるまとまった文章を書くためには、断片的に未熟な文字列を書き連ねることが極めて有効なので、これからときどき卒論絡みで不完全な断片を書いていくよ。

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2006年09月26日

『13歳のハローワーク』―「劇団員」について随想

[演劇メモ] 2006/09/26 04:29

fringe blog: 続・「舞台俳優」と「劇団員」を読んで、13歳のハローワーク「劇団員」のページを読んだ。

想像以上に鋭い指摘に驚く。基本的には全て同意で、あまり語ることもないのだが、より多くの演劇関係者にこの文章を読んで欲しいなぁと思ったので、あれこれ随想してみる。

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2006年07月21日

ITI日本センター『養成プログラム―演劇の再生―』に参加するよ!

[演劇メモ] 2006/07/21 01:17

国際演劇協会(ITI/UNESCO)日本センター、というところが主催する、『養成プログラム―演劇の再生―』に参加することになったよ!

fringeのTopicsで知ったんだけど、駈け込みで応募して何とか合格。未来の演劇人育成のため、来年の一月までかけて、日本の前衛演劇・全七作品を鑑賞・評論するようだ。

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2006年06月13日

下北沢・駅前劇場のトイレ

[演劇メモ] 2006/06/13 13:00
内部の様子

こないだ仕込みに行って久々に目の当たりにしたんですが、駅前劇場のトイレっておかしいよね。男子用。通りから丸見えの間取りで、しかもあんなでかい窓を配置。トイレの中からも、下の通りからも、お互いよく見えちゃって気まずいことこの上ない。

用を足していたら妊婦と目が合ってかなり気まずい思いをしました。まる。

2006年05月31日

愛だの恋だのを描けますかドラマは?

[演劇メモ] 2006/05/31 23:23

映画やドラマや演劇で、愛だの恋だのは果たして説得力を持った形で描くことができるんだろうか、と最近考える。視聴率争いに顔を出すようなドラマやTSUTAYAの人気DVDコーナーに並ぶ映画で愛だの恋だのが絡まないものはないが、自分は映画やドラマや演劇で、愛だの恋だのをリアリティを感じながら観た覚えが一度もない気がする。

詩や小説、絵画、その辺とも比較しながら少し考えた。

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2006年05月29日

カカフカカ・高山銀平ワークショップ

[演劇メモ] 2006/05/29 15:23
台本に集中する参加者
ワークショップの様子

早稲田のお笑い演劇・映像サークル・カカフカカを主宰する高山銀平氏のワークショップに参加して来た(PROJECT STARLIGHT主催)。どんな内容やんのかなーとワクテカしてたが、意外にもどストレートに来た。高山流のコントの作り方について、であった。

早稲田大学新学生会館東棟四階練習室にて。

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2006年05月27日

母校の演劇部を視察して来た

[演劇メモ] 2006/05/27 02:31
ゲキ部の若人たち
ゲキ部の若人たち

ちょうどいい時間に柏にいたので、母校・千葉県立東葛飾高等学校の演劇部®の稽古風景を覗いて来た。平均年齢17歳くらいだから、俺ともう七つも違うのか! ゲキ部にいた頃がもう七年前。衝撃。年だなぁ。

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2006年01月17日

加藤康介逮捕

[演劇メモ] 2006/01/17 00:00

以前「演劇ストーカー・K(加藤康介) リンク集」で随分詳しくとりあげた加藤康介が逮捕された。芥川賞作家・荻野アンナ氏の母親への脅迫で。おかげで同記事にはすさまじいアクセスが集中している。

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2006年01月14日

スタニェフスキ氏講演会

[演劇メモ] 2006/01/14 01:00
スタニェフスキ氏

ポーランドの演出家・スタニェフスキ氏の講演会に行って来た。「ガルジェニッツェ」演劇実践センターの主宰にして芸術監督。グロトフスキーの下で一時期活動し、メイエルホリドのビオメハニカやアルトーの残酷演劇に影響を受けている、らしい(全然無知なので検索とかで飛んできた人は信じないで下さい)

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2005年12月27日

谷×ほーりー企画

[演劇メモ] 2005/12/27 01:00

こないだの『マクベス』でマクベス夫人役やったほーりー(堀口茉純)と四年後にユニットを組む約束をする。四年後って…(笑)。

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2005年11月08日

企画展『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー 1961-2005』

[演劇メモ] 2005/11/08 23:00
館内の様子

早稲田大学演劇博物館で入場無料でやってたから観に行った。

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2005年10月08日

新説・シェイクスピアは外交官ヘンリー・ネヴィルだった?

[演劇メモ] 2005/10/08 03:20
サー・ヘンリー・ネヴィルの肖像
ヘンリー・ネヴィルの肖像

シェイクスピア別人説という奴がある。学のない田舎男だったシェイクスピアが、どうやって古典やラテン語、法律や宮廷生活の知識をちりばめた戯曲群を書いたというのか? 一度も海外旅行をしたことのない彼が、どうしてヴェローナやウィーンの街をあれほど見事に描写できたのか? いやそれ無理、きっと誰か別の男が書いたものを、シェイクスピアの名前で発表したに違いない……。というもの。

過去様々な文筆家や知識人が「本当の」シェイクスピアとして名前を挙げられてきたが、また新説が登場した。「本当の」シェイクスピアは、廷臣であり外交官であったサー・ヘンリー・ネヴィル(Sir Henry Neville, 1562-1615)だった、というのだ。今までとはちょっと毛色が違って面白い。

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2005年09月27日

マクベスの Tomorrow Speech について

[演劇メモ] 2005/09/27 00:00

公演が終わって十日も経ってまたマクベスのことを書くのも野暮ったいが、これだけはちゃんと書いておきたかったので書く。 "Tomorrow Speech" と呼ばれるマクベスの最後の独白の解釈について。

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2005年09月16日

黒と赤の戯曲『マクベス』

[演劇メモ] 2005/09/16 06:15

戯曲には色がある。比喩としての色ではなく、戯曲を読み情景を脳裏の画布に描いたときに浮かんでくる色彩としての色が。『ロミオとジュリエット』は燃えるような赤、『オセロー』は嫉妬の緑、『ハムレット』は高貴だが同時に陰惨で狂気を思わせる紫、『テンペスト』には何故だか透き通った青を僕は思う。

では、『マクベス』は?

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『マクベス』執筆年代の特定

[演劇メモ] 2005/09/16 06:15

シェイクスピアが『マクベス』を書いたのは、およそ1606年頃と考えられています。この推定執筆年が正しければ、『マクベス』はシェイクスピアの四大悲劇(『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』)の中で最も後、シェイクスピア42歳という円熟の年に書かれたことになります。

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史実の中のマクベス2

[演劇メモ] 2005/09/16 06:15

『ジュリアス・シーザー』『アントニーとクレオパトラ』などのローマ悲劇や、『リチャード三世』『ヘンリー八世』など歴代のイギリス王を主人公に据えた一連の史劇など、シェイクスピアは実在の人物を題材に多くの劇を書いていますが、『マクベス』も例外ではありません。予言や亡霊など超自然的なものが多く登場し寓話的とさえ言えるこの作品が実際のスコットランド正史に取材しているというだけでも驚きですが、実在のマクベスは1040年から1057年まで17年もの長きに渡ってスコットランド王として君臨し、武将としては勇名を馳せ、国王としては善政を敷き、その上、法と秩序を重んじた敬虔なクリスチャンだった…というのだから、驚きも二倍です。

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『マクベス』に登場するヘカテの謎

[演劇メモ] 2005/09/16 06:15

今回の上演台本には松岡和子訳『マクベス』(ちくま文庫)を使用していますが、微小な改訳の他に二つ大きなカットを施しています。ジェイムズ一世の御前公演のために後に挿入されたとされる「王の奇跡」の一節(四幕三場、l139~159)と、ヘカテという魔女の親玉が登場する三幕五場全体および四幕一場の一部がそれです。劇の中盤で登場し、それまでの筋や他の人物と直接関係しないこのヘカテは、現在ではシェイクスピア本人の筆によるものではないとするのが通説となっています。

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『マクベス』に登場する門番の謎

[演劇メモ] 2005/09/16 06:15

ヘカテと同様、長年研究者の間で真贋論争が繰り広げられてきたのがニ幕三場に登場する門番です。この重苦しく陰鬱な戯曲における数少ない喜劇的な人物であり、卑猥なジョークを連発することから一座の喜劇役者が勝手に付け加えたのだとする説や、何物かがシェイクスピアに無断で加筆したのだとする説が20世紀初頭までは通説でしたが、今日ではヘカテとは逆にシェイクスピア自身の手による創作として認められています。そして、従来コミック・レリーフ(喜劇的救済)として捉えられていたこのキャラクターが、実は単なる喜劇的人物ではなく中世聖史劇と関連したアイロニカルな機能を果たしており、『マクベス』に見る地上の地獄をキリスト教的な意味合いでの本当の地獄と結びつけるものだとする見方が今日では強まっています。

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2005年07月17日

演劇ストーカー・Kリンク集

[演劇メモ] 2005/07/17 08:00

「演劇ストーカー」と呼ばれ、多くの小劇場関係者の怒りを買っている "K" という人物がいる。深夜だろうがお構いなしに電話をかけまくり、「自分を出演させろ」とか「オーディションを受けてやるからギャラをよこせ」などを強気で要求し続け、断られると「お前を業界から追放してやる」と脅迫めいたことを言い出す。あちこちの劇団がこの被害にあっており、ひっきりなしにかかってくる着信におびえて精神的に追い詰められてしまった制作者もいたという。

もう五年も六年も前からこんなことをしていたそうだが、最近また活動を活発化したらしい。ちょっと興味を持ったのでウェブ上で手に入る情報をまとめてみた。

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2005年07月11日

情熱大陸『蜷川幸雄』

[演劇メモ] 2005/07/11 01:01
蜷川幸雄写真
69歳

現在歌舞伎座で『十二夜』をの演出を手掛けている蜷川幸雄を特集していたので見た。

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2005年05月15日

血と悪夢と『マクベス』

[演劇メモ] 2005/05/15 05:56

「血だ、もっと血を。シャロンの流した血はこんなものじゃなかった」

一九七一年公開の映画『マクベス』の撮影中に、監督のロマン・ポランスキーが叫んだと伝えられる言葉である。妻・シャロンの惨殺から二年、事件後初めて撮った作品がこの『マクベス』だ。劇中、マクベスが血の呪いから逃れようとして逆に血の海に踏み込んでいくように、ポランスキーは己の記憶と歴史にこびりついた血の残像と悪魔の影を洗い落とさんとしてあえて血みどろのショットを求めたのではないか。そんな想像をさえ誘う、鬼気迫る言葉である。

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2005年03月28日

わからなさ

[演劇メモ] 2005/03/28 19:09

ハケン生活者さんでまた面白いエントリーが。「分からないと、だめですか?」

昨日観に行ったダンス公演でのこと。休憩時間に私の斜め後ろにすわっていた男性が、「これの言わんとしていることが分からない」「こんなだったらミュージカル観に行きたい」「テレビとかCMみたいに分かりやすくなきゃ意味ない」とさかんに連れの女性に愚痴っていた。

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2005年02月25日

『ガラスの仮面』アニメ化

[演劇メモ] 2005/02/25 16:28
マヤ
「演れる…! 私はベスになれるわ…!」

不滅の演劇漫画、『ガラスの仮面』のアニメ化が決定しました。4月5日からTV東京で、深夜1:30-2:00。

…ファンのくせに一瞬「ネタであって欲しい」と思ってしまいましたが、マジです。

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2005年02月23日

Comic Elements in Macbeth and King Lear

[演劇メモ] 2005/02/23 00:00

The genius of Shakespeare is most impressed to us by his conception of great tragic characters, who possess both enormous grandeur of, say, Greek tragedy's protagonist and psychologically convincing subtlety of human nature. In Macbeth and King Lear, the courses of both protagonists' tragic destinies forcefully lead us to the bleakest scenery of the world in which even the word 'absurd' seems to be appropriate. However, what astonishes and strikes me is not only his creation of gigantic characters, but the details he gave which provide another depth and dimensions to dramatised world and stimulate our poetic imagination, although they do not seem of much significance at a glance. The significance of this essay's topical characters, the Porter in Macbeth and the Fool in King Lear, are often considered as marginal characters by the audience, readers and even directors and critics until very recently. Nahum Tate completely omitted the Fool in his notoriously famous 'happy-end' Lear and the Fool had not appeared on stage until 1868 when Macready "ventured to restore the role",1 and the instances of that "the Porter's rowdy interlude was cut" can be found as late as 1927.2 Added to these miserable treatments in productions, the Porter has been suspected of being interpolated by other hand than Shakespeare, because the language is "low". However, if looked at closely and precisely, the effectiveness of these two characters can not be insignificant or irrelevant; or rather I dare say each role can be regarded as one of the most brilliant theatrical inventions done by Shakespeare in these plays. Thus, this essay will try to illustrate the necessity and effectiveness of the roles in the plays by uncovering the underlying meaning, poetic power of their speeches and dramatic functions contrived by Shakespeare.

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2005年02月17日

串田演出『コーカサスの白墨の輪』、演出と批評について

[演劇メモ] 2005/02/17 11:28

あちこちで話題になってる串田和美演出の『コーカサスの白墨の輪』。いつも率直でキレのいい演劇レビューをなさってる『ハケン生活者』さんで以下の記述を見つけて、演劇学的見地からちょっと興味がわいたのであれこれ書いてみる。

この作品は、後半はじめのアズダックが民衆の裁判を執り行うシーンで、舞台の周りに観客を座らせたり、ウェーブを煽ったり、最後のダンスパーティシーンで役者が観客席の人々を舞台に誘い、一緒に踊るなど、随所に観客を取り込む仕掛けを盛り込む、サービス精神溢れる舞台だった。

この「観客を取り込む仕掛け」というもの、実はブレヒトがひどく嫌った手法なのです。

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2005年02月03日

想像を絶するブレヒト演出

[演劇メモ] 2005/02/03 20:30

ブレヒトが能の台本を元に書いた芝居がある。"The Man Who Says Yes" "The Man Who Says NO" という対をなす二つの戯曲で、ブレヒトの初期の教育劇として割と有名なもの。世阿弥の娘婿にあたる金春禅竹が書いた『谷行』という曲を元に書かれている。クルト・ヴァイルが曲をつけ、学生向けのオペラとして完成された。

これ、授業で触れる際、ぜってー「ヘイ、ユー・ジャパニーズ! ワッツ修験者? ワッツ谷行?」とか聞かれるに違いない、と先読みしてちょっと検索してみたんだけど、したら何かとんでもない上演記録が残っていた。

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2005年01月24日

「せりふの時代」の発行部数

[演劇メモ] 2005/01/24 20:52

一番発行部数の少ない雑誌は「せりふの時代」だそうだ。わずか8475部。「ちゆ」で偶然目にしてびっくりした。

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2005年01月21日

独白についてちょっと考える

[演劇メモ] 2005/01/21 17:25

シェイクスピアの独白の劇的効果についてセミナーで喋ったので、独白一般についてちょっと考えてメモ。

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2005年01月13日

ピナ・バウシュとダンスシアターについて書いたよ。

[演劇メモ] 2005/01/13 12:48

ピナ・バウシュとダンスシアターについてエッセイを書いたよ。2500 words。

ここには載せない。ちょっと自慢できる出来ではないので。が、あれこれアーティクルを読んでるうちに、バウシュのあのバカバカしいけど物哀しい、ハッピーだけどメランコリック、な何とも言い難い世界観についてあれこれ考えたのでメモ代わりに書いておく。

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2005年01月10日

2005年01月07日

MONO、イギリス帰り第一作目

[演劇メモ] 2005/01/07 13:30

ネットが自由に使えるようになって、MONO『相対的浮世絵』の劇評を貪るように読んだ。作・演出の土田英生氏、一年のイギリス留学から帰ってからの第一作目ということで大注目。MONOという劇団のテイストも好きだし土田氏のロンドン日記も愛読してたし興味深々だったのだが。

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2004年11月26日

シェイクスピアは何故悲劇を書き始めたのか

[演劇メモ] 2004/11/26 18:57

1600年くらいからシェイクスピアの作品が急に暗くなって、いわゆる四代悲劇とか問題劇とか、人間の輪郭を暗く刻んだ劇が突然増える。この時期の作品にありありと見えるシェイクスピアの人間不信。何があったのか?

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An investigation into Artaud’s theory in comparison with Naturalism

[演劇メモ] 2004/11/26 13:00

Modern spectators, who are prone to take naturalism for standard form of theatre, might be astonished that the period in which plays were performed in naturalism manner is less than one and half centuries, and in the other period most of the elements which could be seen on stage – not only stage set and prop, but also acting style – tended to be more like mimic or symbolical representation than real. Without doubt, theatre is on the decline in these days. Some comments of Joanna Laurens, a British young playwright, might arouse resonance among the people who concern about the future of theatre.

I don’t want the same experience from both television and theatre. … For as long as we dare put only naturalism on our stages, writers will only dare write naturalistic plays – and British theatre will remain as poor as it is.1

The word "British" in the comments can be replaced by a number of other countries. This sort of scepticism in the effectiveness of naturalism has existed since the very beginning of its progress, and one of the eminent practitioners who tried to move away from naturalism was Artaud. It might be worth while to re-evaluate the nature of naturalism and the effectiveness of it, and also to consider Artaud’s theory as an alternative principle of theatre. Thus, this essay will investigate in the progress and the significance of naturalism in theatre in brief, and then analyse the theory of Artaud.

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2004年11月19日

日本における劇評の位置

[演劇メモ] 2004/11/19 19:40

劇評。イギリスと日本の大きな違いの一つ。劇評の占める位置の違いが、日本とイギリスの演劇の違い、社会における演劇の位置の違いを少なからず反映してると思う。ちょっと書く。

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2004年11月05日

イギリス現代作家、マーク・レイブンヒルについて

[演劇メモ] 2004/11/05 17:59
ポートレート
むちゃくちゃ強面です。

サラ・ケインと並んでイギリスの In-yer-face Theatre を代表する若手作家。ご覧の通りゲイで、描く作品の主人公も軒並みゲイで、どの作品にもまず間違いなく同性愛のシーンがあって、ゲイ作家? と思うだろうけど本人は否定する。

「お客はもう誰もゲイのカミングアウトやエイズ絡みのプロットを望んでないよ」
「これからは舞台上でも普段やるようなアナルセックスをしよう。頻繁で、楽しんでする奴をさ」

知的で皮肉に満ちて、抜群に笑える状況設定でコメディを描く一方、過激でありながら哀しげな独特のタッチの性暴力描写で観客の血の気を引かせる。ロンドンのどうしようもなくダメな若者たちが社会や恋人との軋轢に苦悩する無様な姿を克明に描きながら、ペシミズムでなくむしろ明日への希望さえ漂わせて幕を引く。レイブンヒルは本当に奇妙な作家だ。

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2004年10月24日

ロンドン地元民の劇場、The Questors Theatre

[演劇メモ] 2004/10/24 21:16

ゆうべ『Blasted』を観た The Questors Theatre がちょっと面白かった。ロンドンの割とはずれにあって、中心地から地下鉄で30分くらい。駅を降りるとスーパーとか地元のパブとかあって、雰囲気は東京で行ったら高円寺とかそんな感じかな。ロンドン嫌いだけど、ここなら住んでもいい。

劇場に入ってまず驚いたのがその賑わい。Grapevine Bar という劇場内の小さなパブは開演二時間前だというのに満員だし、あちこちにご老人やら子供を連れたお母さんやらがいてすげーアットホームな雰囲気。毎週水曜日にはバンドの生演奏つきのドリンクパーティーがあるらしい。「今週で1000何回目!」とか書いてあった。地元の劇場、地元の社交場として機能してるのかな?

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2004年10月06日

イギリス現代劇、IN-YER-FACE THEATREとは

[演劇メモ] 2004/10/06 13:51
Sarah Kane『Blasted』舞台写真

日本語で紹介しているサイトが一つもなかったのでメモ代わりに。In-yer-face Theatre について。

90年代以降のイギリスにおける一大演劇ムーブメント。大胆過激な台詞とビジュアルを用いて観客にショックを与え、あたかも自分が同じ出来事を経験しているかのような感覚を引き起こす。テーマも堅苦しい政治劇ではなく、個人的でサイコロジカルなもの、特に現代の若者たちの姿を過激に描いたものが多い。

95年1月、当時若干23歳だったサラ・ケインが Royal Court Theatre で『Blasted』を上演して以来急速に広まった。イギリス国内ではマーク・レイブンヒルやアンソニー・ネルソンといった優れた書き手を生み、ブームはアメリカやヨーロッパにも飛び火。アメリカではフィリス・ナジなどが有名。

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2004年08月12日

史実の中のマクベス

[演劇メモ] 2004/08/12 20:42

マクベスが実在の王をモデルにした、って話は知ってたが、BBCの歴史のページでちょっと燃える話を呼んだ。

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2004年08月07日

マクベスRPG(ドラクエ風)

[演劇メモ] 2004/08/07 14:45

「20世紀におけるマクベスの上演史を振り返りながら、シェイクスピアの翻案および演出における可能性を考察する」みたいなプレゼンテーションをやった。

が、現在のクラスは九月からの新学期に備える語学クラスであり、MBAだのコンピューターサイエンスだのがほとんど。原書・翻訳はおろか、映画も観たことナイヨー、みたいな人ばかり。そこで、パワーポイントを使ってわかりやすくマクベスのあらすじを紹介することにした。

ドラクエ風に。

There was a brave general named Macbeth.
ゆうしゃマクベス

さっそうと登場するゆうしゃマクベス。BGMはもちろんドラクエのオープニングテーマ(by すぎやまこういち)。移動はパワーポイントのカスタムアニメーションで表現。画像とMIDIはネットから拾ってきた。

そしてマクベスの目の前に三人の魔女が現れる!

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2004年07月30日

鴻上尚史・新作『リンダリンダ』、11月より上演

[演劇メモ] 2004/07/30 22:10

THIRDSTAGE.COM、メルマガより引用。

KOKAMI@network vol.6 「リンダ リンダ」

作・演出 : 鴻上尚史
出演 : 山本耕史 松岡充 馬渕英里何 北村有起哉 大高洋夫 SILVA  ほか

「リンダ リンダ」の物語は、全編にわたって「ザ ブルーハーツ」ナンバーの歌と演奏とともにお送りいたします。

作演の人は置いといて、山本耕史・北村有起哉と演劇界の人気俳優が名を連ねている上、謎にSOPHIAの松岡充とSILVAのポップスターも出演。要するにミュージカルで、松岡が約20曲ブルハ歌いまくるらしい。

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2004年07月28日

メルマガ『しのぶの演劇レビュー』を購読しろ

[演劇メモ] 2004/07/28 01:06

俺は絶対的にSであると思うが観劇に関してはMである。新宿で、下北沢で、阿佐ヶ谷で、毎度のようにつまらないつまらないと嘆いては帰り道の路傍に唾を吐き、ビールに酔って山手線を乗り過ごし、北柏の実家に帰れば午前一時、バカバカバカ、小劇場なんかみんな燃えちまえ、と思うが、ふと机上を見れば一枚のチケット、明日も芝居、淡い期待、みたいな生活を好む。Mである。

「どんな芝居が面白い?」みたいな質問をよく受けるがこんな有様なので、むしろ俺が教えて欲しいくらいだバカヤロウ、である。

そういうわけなので、「面白い舞台を見逃さない!オンタイムのお薦め演劇情報メールマガジン」「しのぶの演劇レビュー」を広く皆様におすすめする。年200本(!)芝居を見ている演劇通、高野しのぶさんの発行する月間のメールマガジンで、その月の面白そうな芝居が手っ取り早く無料で把握できる。毎月一日発行なので、今登録すれば八月号に間に合う。購読して八月の余暇を楽しもうぜ。

メールマガジン「しのぶの演劇レビュー」
http://www.shinobu-review.jp/melmaga.html

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2004年07月19日

ハムレットの気持ち

[演劇メモ] 2004/07/19 18:36

ハムレットが何であんなんなっちゃったのかちょっと考えてみよう。

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2004年06月23日

2ch『演劇をやっている人に困り者が多いのは何故?』

[演劇メモ] 2004/06/23 11:36

知人からメールで紹介された。2ch生活全般板『演劇をやっている人に困り者が多いのは何故? 』スレより。

1 :おさかなくわえた名無しさん :04/05/15 08:02 ID:SZHf69Lp

大学の同期で、卒業した今も演劇をやっているやつが数人いる。最初は彼らがたまたま「困った人」なんだと思っていたが、社会に出て、実はそれって彼ら個人の性質なのではなく、「演劇をやっている人」の多くに共通する性質なのではないかと思うに至った。なんというか、独特に社会性がない。生活も性格も不安定なやつが多いように思う。

これは私個人の、経験から得てしまった全くの偏見。演劇をやっている人には人格者もたくさんいるのだろうと思う。これを見て不愉快になった人がいたら、本当に申し訳無いと思う。

ただ、とても気になるのだ。私の身の回りという狭い範囲のことかもしれないが、なぜ、演劇ということろにこんなに「困った人」が集中するのか。意見のある方、ぜひ聞かせていただきたい。

斜め読みだがざっと通読。いや、もうホントに演劇やっててごめんなさいとしか言えない。スレで頻出した「演劇やってる奴のここが困る」をざっと紹介。

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2004年05月26日

Differences of theatre between Tokyo and London

[演劇メモ] 2004/05/26 13:37

課題で書いたエッセイを載せておく。東京とロンドンの演劇事情について、主に興行形式の違いについて論じたもの。あえて内容や観客の問題については触れなかった。

貧弱な英語力でガリガリ書いたのでいくらかぎこちないが、一応留学生のクラスでは最高の評定をいただいた。ナンシー(先生)にはいくつか駄目出しをもらったけど。

Differences of theatre between Tokyo and London
~ in terms of management ~
TANI Kenichi

    Despite the geographical distance of over 10,000 km, theatres in Tokyo and London have a large number of features in common. They have a similar look and architecture, for example, proscenium arch, stage curtain, numbered seats, and electric lighting system. Although Japan had a very unique style of theatre until the 1860s, Japanese reformers chose to copy the Western theatre totally for modernization. However, there are some particular differences between theatres in Tokyo and London. Now I would like to compare them in terms of how they run their performances.

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2004年01月26日

芸術鑑賞しない人、半数に迫る

[演劇メモ] 2004/01/26 13:50

こんなニュースが。

一年間のうち一度でも劇場、映画館や美術・博物館などに足を運び、映画や公演、美術作品などを鑑賞した人は50.9%にとどまり、96年の前回調査より3.5ポイント減少したことが内閣府が24日付で発表した「文化に関する世論調査」で分かった。

映画館を入れてもわずか50.9%! 驚き。じゃあ去年『チャーリーズエンジェル・フルスロットル』を一度観ただけの人を「芸術鑑賞をした」って言っていいのかよ、っていう。どーせ50.9%って言っても20%はそんなんだろ。お寒い状況だ。

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2004年01月18日

ベジャール新作、初演を延期

[演劇メモ] 2004/01/18 00:56

あんまり新作には興味がなかったのでチケットも取らずにいたベジャールの新作バレエだが、いつの間にか中止になっていた。

東京バレエ団が、来月11日から上演を予定していたモーリス・ベジャール振付の『今日の枕草子』世界初演の延期を発表した。ベジャール氏が健康上の理由から来日ができなくなったためで、同氏の提案によりベジャール版『中国の不思議な役人』に演目を変更する。その他『春の祭典』、『ドン・ジョバンニ』の同時上演も決まった。

「健康上の理由から」ってのがリアルで嫌。ベジャールって今70くらいかな? と思って調べてみたら今年で77歳でした。おいおい。バレエ振り付けてる年じゃないぞ。ゲートボールしてたって「お元気ですねー、おじいちゃん」って言われる年齢だよ。

もしかしたら次のが最後の新作…なんてことになるのだろうか。ちょっと心配。

WATCH FOR! - 東京バレエ団『今日の枕草子』世界初演を延期

2004年01月12日

演劇の観客が減ったのはリアリズム演劇のせい?

[演劇メモ] 2004/01/12 03:31

大学のレポート課題で渡された山田肇(演劇学者。すでに他界)の論考を読んだ。主に演劇の観客についての考察で、いかにも学者然とした冷静で分析的な視点から書かれている。別段目新しいものがあるわけでもないのだが、いくつか刺激的な指摘があったのでメモ代わりに書いておく。

※ただしあくまでメモ代わりなので理路整然とはまとめていません。ご注意を。

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