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月: 2019年1月

『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』から見る、私(谷賢一)という作家

もし僕が死んだあとで、それでもまだ「谷賢一っていう演劇の作家がいてね」と語り継いでくれる人たちがいたとしたら、僕はぜひこの『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』の分析をオススメしたい。

惑い

クッションと電気カーペットの間に足を入れたがる我が子。その表情、どうだい、まさに「何も考えてねえ」カオだ。

DULL-COLORED POP第19回本公演/新人加入記念公演「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」

父が死に、母は2匹の猫を飼い始めた。母・よし子、61歳。プロのお母さんとして生きてきた彼女の人生にきらめく、ステキにまばゆい思い出たち。しかしその裏側には悲しい過去が隠されていて、そいつを猫たちがじゃんじゃん暴いてく──。だって僕たち、猫だもの!

* * *

人が猫を演じ、猫が母を演じ、家族同士が良い家族を演じる。「演じる」ことをテーマとした劇団の代表作『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』待望の再々演。2012年に初演され、2015年の再演では早々にチケットが完売した同作を、計4演出・4バージョンに拡大上演することで作品と劇団の魅力を4倍に引き出します。

詳細:
http://www.dcpop.org/vol19/

詳細は上記劇団ウェブサイトを見て頂くとして。ワタシ的には『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』なんかと並んで、まず間違いなく代表作となる一作であります。劇団として上演するのもこれで3度目ですから「名実ともに」と言っていいでしょう。

BotW祝福

ニンテンドーSwitch『ゼルダの伝説 Breath of the Wild』を、昨年10月くらいからコツコツやっていたのだけれど、とうとうクリアしてしまった。本当に素晴らしいゲームだった。ゲームにハマったのなんて、中学生の時にやったFF7とかFFT以来である。