Skip to content

月: 2018年9月

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』鑑賞

2017年アカデミー作品賞。アカデミー賞は伊達じゃない、やっぱり観ると外れがないね。どの作品もどこかしら突き抜けたところがあって、見続けないといかんなと本当に思わされる。特にこの『シェイプ・オブ・ウォーター』はジャンル的には俺はとても苦手で、映画館で予告編は観ていたんだけど観る気になれずにいた。そういう食わず嫌いを払拭する意味でも、アカデミー賞作品くらいは演劇屋としても毎年ちゃんと観ておかないといかん。

この監督は、世界一の想像力だ。クリエーターの想像力はここまで現実を超えていくのか、と感動した。

[amazonjs asin=”B079TTC4V9″ locale=”JP” title=”シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版 2枚組ブルーレイ&DVD Blu-ray”]

NTLive『イェルマ』谷賢一×小川絵梨子スペシャルトーク

小川絵梨子×谷賢一9月28日の劇場公開に先駆けて、9月19日(水)に行われたプレミア上映回、ナショナル・シアター・ライブ 2018 新作ラインナップ『イェルマ』のアフタートークに出演しました。対談相手は小川絵梨子ちゃん。

文芸誌『新潮』10月号にエッセイを寄稿しました

今月発売の文芸誌『新潮』に、エッセイを寄せさせて頂いております。『演劇、ある種の儀式のような』という文章で、『1961年:夜に昇る太陽』の福島・いわき初日の不思議な感覚について書いています。

新潮社さんの出版物、特に新潮文庫には大変お世話になって育ったので、寄稿できて光栄です。その分『新潮45』の杉田水脈騒動は残念でした。僕が寄稿したのは『新潮』であって『新潮45』ではありません。

[amazonjs asin=”B07GW4CLZY” locale=”JP” title=”新潮 2018年 10 月号 雑誌”]

yawning, yawning

脳みそと頭蓋骨の間とに薄く一枚膜が張っていて、ひりひりと痛んでいる。炎症しているような、痺れているような。これが最近の僕の「疲れている」様子だ。

misfortune

自分から誰かを飲みに誘うことなんてほとんどないのに珍しくそれをやると断られる。あちこちから届く「谷さん飲み行きましょうよー」には応えられない。明日が修羅場でない確約なんてどこにも、ちっともないからだ。

Hey, Ray

レイモンド・カーヴァーの世界、というリーディング公演の演出をしていて、なかなかに疲労した。良い公演にはなっているのだが、5作品も作るのでやはり。やはり。