PLAYNOTE あとから気がつくこと

2014年11月07日

あとから気がつくこと

[公演活動] 2014/11/07 03:09

『トーキョー・スラム・エンジェルス』の稽古が進んでいて、後から気がつくことがある。今日も井上くんに「俺の役は最初***と言ってて最後にも***って言ってて、すごいリンクしてるよね」なんて言われて、書いた&演出してる俺の方が逆に「なるほど!」なんて関心したりしてた。

でもそういうことは、あるものだ。ここまで来ると、俳優の方が、役の背景には詳しい。

しかしどうしてこういうことが起こるのかといえば、それは僕がある程度、イタコ的に書いているからだろう。登場人物Aについて、イメージする。漠然とイメージする場合もあれば、具体的に「あの人の、ああいう時」とモデルを置く場合もある。その登場人物Aだったら、この状況でどう動き、話し、反応するだろう? そこんとこを考えて書いている。

だから書き終わった後で、書いてる最中には気づかなかった登場人物Aの深層心理や特徴が見えてくることがある。それは個人的には、その人物がよく書けているんだということだとも思う。

しかしそれ以上に、やはり戯曲は、いくら自分が書いたものといえども、稽古場で新しい気持ちで、そして俳優の声と体で読み直さなければならないということだ。きっと明日も何か新たな発見があることだろう。それだけを信じて、眠たいな馬鹿野郎、少し休ませろ。だけど稽古、頑張ります。