PLAYNOTE おやすみBABY BABY

2014年03月06日

おやすみBABY BABY

[公演活動] 2014/03/06 02:15
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ENBUゼミ卒業公演『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』、無事終演しました。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。

やっちまったなぁ。やっちまったぜ。これは教育としての公演なのに、自分にとって血肉のような作品を、手掛けてしまった。

台本がある状態で1ヶ月、稽古ができたので、ギリギリまで追求できたとは思う。生徒たちも、キリキリまで頑張ってくれたと思うしね。きちんと返し稽古をして、潤沢に通し稽古をして。「お前らには何ができて、何ができないのか」「台本を演じるということは、どういうことなのか」、そういうところについてはやれたと思うけど、一緒に物を作るという視点で言えば、新作一本書き下ろして、お互い不安の中で、共同戦線として初日を迎える、ということも、良かったのかしらん、と思ったりはした。

ただ、千穐楽が一番よかったし、初日、2日目マチネ、千穐楽と、続けていく中で、何が重要で、何が演劇の核なのか。そういうところを問い詰めることができたのは、よかった。それは、台本がある中でこそ、やれたことだ。みんな、演劇、大好きになってくれるといいなぁ。

千穐楽のダメ出しで言ったけれど、本質的には、我々の満足度や充実感なんか、どうでもいいのだ。我々は、お客さんのために、やっている。客席とのキャッチボールの豊かさ、実り、そこだけを考えて演劇とはなされるべきだ。だから僕たちは、楽しいとかやり甲斐があるとか、そんなところに軸足を置いてはいけない。だがしかし、そこから僕は考えてしまう。お客に媚びる演劇は、本当の意味でお客に奉仕する演劇ではないはずだ。かと言って、アーティストぶるのはとても良くない。バランスが難しいのだ。

初演以来、某ロックバンドの某曲を使っている。

おやすみ BABY BABY もう音楽はとめて
Close your eyes さぁ眠ろう

とりあえず、今年のENBUねこちゃんは終わった。いろいろ冷静に見つめ直すことも出来たので、加筆修正、新演出で、来年くらいに再演したいね。その意味では、西堀、村上、若林、左高、平田、久間、吉澤、小林ら8名に感謝したい。僕は、この公演をやる間で、お前ら以上に成長かつ吸収したと思っているからな。負けないぞう。