PLAYNOTE 『アクアリウム体験WS』をやる意図と狙い

2013年12月01日

『アクアリウム体験WS』をやる意図と狙い

[公演活動] 2013/12/01 01:02

次回公演『アクアリウム』では、公演期間中に、「演技未経験者大歓迎!」「舞台上で、さっきまで出演してた俳優たちと、演劇体験してみよう!」という、『アクアリウム』体験ワークショップなるものを企画しています。いわゆる「バックステージツアー」ならぬ、「オンステージ体験」かな。

プロの俳優さんや俳優志望さんが来てくれてももちろん構わないけど、「お客さんの参加、大歓迎!」の意図と狙いについて、少しだけ書いておく。

演劇を、「観に行くもの」だけじゃなく、「自分も楽しむもの」にしてもらいたい

まぁ、これに尽きます。

音楽が好きなら、ギターと教則本を買って、自分で練習してもいいし、新堀ギターとかYAMAHA音楽教室に行ってもいい。絵が好きなら、自分で画材を揃えられるし、絵画教室に行ってもいい。でも、演劇ってなかなか、やりづらい。

もちろん市民劇団とか一般向けの演劇講座とかあるけど、どうせなら面白かった芝居の面白かった俳優たちと、面白かった戯曲で、面白かった演出を受けて、舞台に立てたら超ハッピーじゃね? という発想です。俺なら行くものな。阿佐ヶ谷スパイダースでも二兎社でも観に行って、こんな通知やってたら、1万円払ってでも参加するわいな。

演劇のこれから

そして「演劇のこれから」において、出会いと体験って、とても大事なことだと思うんだ。映画には映画の良さがあるし、テレビにはテレビの良さがあるけど、じゃあ演劇って何だろう、って思ったら、生の五感で、目の前で体験するということがまずあるでしょう。

お客さんを育てたい、なんて言うと偉そう過ぎて違和感あるけれど、お客さんに「観る」以外の演劇の楽しさを味わってもらいたい、という思いは、とても強い。騙されたと思って、一度、自分の声で台詞を言ってご覧。自分の体で、相手役に触れてご覧。役者と乞食は3日やったらやめられない、その理由がわかってもらえるんじゃないかな。

これからの演劇を発展させていくためには、当然観劇人口の裾野を広げなきゃならないし、観劇人口の裾野を広げるためには、演劇を「趣味で」やってます、という人がもっと増えていい。趣味でギターを弾いてる人や、趣味で水彩画をやってる人と同じくらいには、趣味で演劇をやってる人がもっと増えてくれれば。

あとは

あとは、さ。何か、単純に、楽しそうなんだよね。「このお芝居、面白かった!」っていうお客さんと一緒に、「じゃあちょっと読んでみましょう」、「相手役は誰々さんで」、「ちょっと照明も入れてみようか」、「衣裳、持ってこようか。似合うんじゃない?」、「へぇ! そんな読み方、あり得るか! その発想はなかった。逆になかった」、みたいな。

普段は演出家である僕にブツクサ文句言われてダメ出しされてる俳優たちも、自分がすでに獲得した役で、お相手できるとなれば自信満々にやれるだろうし。どっちにとっても楽しそう。

できれば今回だけじゃなくって、バックステージツアーと同じくらい、何かよくあるイベントにしたいな。名前考えればよかった。オンステージ体験、じゃあ、なんかちょっとイマイチだものな……。

アクアリウム体験WS、の詳細