PLAYNOTE 『最後の精神分析』、初日あきました

2013年10月06日

『最後の精神分析』、初日あきました

[公演活動] 2013/10/06 11:57

谷賢一VS木場勝己VS石丸幹二(with 中村梨那)のガチンコ論争劇、『最後の精神分析 ─フロイトVSルイス─』、初日があけ、2日目マチソワも終わり、そして3日目マチネの開演前であります。すでにご来場頂いた皆さま、ありがとうございました。まだだよって方、当日券も毎日少しずつ出ていますので、ご都合つけば是非。すでに「再演したいね」なんて話もありつつも、来年は全員スケジュールがいっぱい。見逃すと「最後」になるかもしれませんぜ。

→当日券情報

米がうまい。水がうまい。塩がうまい。野菜がうまい。料理の本当のおいしさってそこだよね。そういうお芝居の料理の仕方にトライしている。

言葉と存在。実にシンプルなところでやるしかない作品なので、その分、とても、やる側はハードです。自分って何だっけ? そんなことにまで考えが及びます。

うちの親父が64で、木場さんが63で、石丸さんが48で、そして俺が31。奇妙な三角関係。稽古場では、木場さんはフロイトデスク、石丸さんはルイス椅子、そして僕がカウチ・ソファという並び方で、鋭角三角形の議論・討論が幾度となく行われた。ミザンスを振る、という意味での演出はとっくに終わってて、言葉と根拠を腹に落とす、ということを、やり続けた。本番あいても、まだまだそれをやり続けている。

演技と演劇について、また一つ、書物では得難い体験と蓄積を手に入れた。そしてこれは、伝達不可能なものだとも思う。少なくとも、書くということでは伝わらない。稽古場で語り合うことでしか伝わらない、重たい石を、僕は胸に仕舞いこんだ。これは、この宝物は、誰かに、誰かたちに、少しずつ渡していきたい。

3月には第一次世界大戦のお芝居をやって、10月には第二次世界大戦のお芝居をやっている。コケットと抜き身の日本刀。ジャズとノイズ。人間と光。

ダメだな、考えていることは、とてもここには書けない。それはいい兆候でもある。とにかく、今日も開演するので、頑張るよ。