PLAYNOTE 多都市間、演劇人交流

2013年07月18日

多都市間、演劇人交流

[公演活動] 2013/07/18 01:39

今日も大阪WSであった。昼には対話と嘘の身体言語について、夜は身体的行動の方法について、いくつかのプログラムを行った。WS内容については、詳しく触れない。それは、WS会場にいた人にしか、共有できないものだからだ。

そしてその後、お食事会にて、謎にアチい演劇人トークが繰り広げられた。大阪、東京、仙台、福岡、新潟、静岡、京都、奈良、広島、名古屋と、本当に様々な土地な土地から人々が参加している。いいかい。全国10都市、もはやある種の演劇祭かという雰囲気である。

今日のお食事会、ラストにて、大阪in→dependent theatre相内さんVS新潟りゅーとぴあSさんと、俺との間で、大変アチい演劇トークが繰り広げられた。民間のイケイケ劇場VS、公共のイケイケ劇場の激突である。大阪の虎と、新潟の鷹の争いである。盛り上がらないはずがない。

インデペンデント相内は、劇場オープンに至る経緯や、なぜ自分が演劇をやっているのかということ、果ては大阪演劇界への問題提起+今後の夢まで語ってくれて民間劇場が演劇業界に果たすべき役割ということについて、僕の認識を新たにさせてくれた。僕が思う今日の相内さんの話のキーポイントは、

  • 裾野を広げる=量的増大が、質的な向上を導く、という信念
  • この仕事をやっていて楽しい、という気持ちこそが、ハードな仕事を成立させる

ということだろう。詳しく書きたい。書きたいが、その時間がない。大阪in→dependentができるまでの経緯や、その後の苦労、いかに見を投げ打って、アーティストのための「モノづくりの場を維持・提供するか」という話など、感じ入る点多数であった。

相内唯史というプロデューサーが、これほどまでの時間と労力と愛をなげうっていたからこそ、今のインデペンデントがあるのだな、と思うと、頭がさがる。楽しむことこそ、成功への最近道である。好きこそものの上手なれ、とか、この言葉がどれだけ深いことか、なかなか伝わらない。そして相内さんは、きちんと「演劇の味方をする」ということを楽しみつつも、とてもとっても、細くて長い一本橋を、凄まじい神経を集中して、成立させている。お見事である。あっぱれな男がいたものだ。

同じく新潟から参加していたSさんも、それはもう饒舌に公共劇場のこれからの使命や、新潟の演劇状況について、様々なことを知らせてくれた。そもそも新潟からたった2日だけWSに参加するために交通機関を乗り継いできてくれたこと自体が驚きなのだが、同時にもう一つ驚きなのが、参加者の中でもとりわけ積極性・果敢性が強いということだ。彼女の熱意は、熱量は、ちょっと半端じゃないね。岡田くんといい、Sさんといい、こういう人たちが新潟を盛り上げているんだと思うと、胸が熱くなる。

実際今回、大阪、東京、仙台、福岡、新潟、静岡、京都、奈良、広島、名古屋と、本当に様々な土地な土地から人々が参加しているので、各都市ごとの問題意識や葛藤など、よくわかる。そういう意味では、今、このタイミングで、こういう出会いができたことを、僕はとても幸福に思う。演劇とどう付き合うべきか? ということについて、僕は僕なりに、いろいろとフォーカスが絞れている気がするのである。