PLAYNOTE DULL-COLORED POPに専任制作が加入しました

2013年06月15日

DULL-COLORED POPに専任制作が加入しました

[公演活動] 2013/06/15 00:34

今年に入って一番めでたいニュースだ。2011年10月に当時の制作が脱退して以来、ゴーチ・ブラザーズの人々や、江古田のガールズの藤井くんや、武藤さんや、妻・沙織や、そして劇団員や、その他たくさんの人に助けられて何とかかんとか乗り切ってきたDULL-COLORED POPですが、この度めでたく、専任制作が加入しました。

まだお名前は発表せずにおくが、すでに制作者として現場経験も抱負にある、しかし希望と未来に燃える20代という、僕にとっても劇団にとっても理想的な方で、すでに何度か打ち合わせを終えましたが、はっきり言って、俺、アガってきてます。

劇団創設当初から、制作の重要さは大いに認識していました(当劇団の最初の劇団員は、忘れもしない制作女神フジコ。第2回公演から制作がいました)。それは、『日本の女』以降の阿佐ヶ谷スパイダースの大躍進が、伊藤達哉というプロデューサーが加入したことと深く関係していると知ってから、ずっとずっと考えていたことです。今では伊藤さんとお仕事させて頂く機会もあったりして、夢の様なことですが、高校生とか大学生だった僕にとって、伊藤達哉はあの阿佐ヶ谷スパイダースをメインストリームに盛り立てた立て役者、言わば神だったわけです。同時に、fringeを隅々まで読んで、アートマネジメント関係の授業を受けて、当日制作や制作手伝いの現場にロハで足を運んだりして、制作の勉強をしていた自分にとって、制作という立場自体が神のようなものだったわけです。

そんでもって何度かお話を重ねる度に、意気込みだけでなく、現状時点でのポテンシャルも今後の公演を十分取り仕切れる才能と経験値を持っていることがわかってきました。おまけに僕の過去作品を見て、気に入ってくれている。愛してくれている。これは、ホントに、運がいいよなぁ、俺も。運だけは人一倍。そして出会いだけは金では買えないものですね、本当に。

もうちょっとしたらお披露目できるでしょう。今年から来年度にかけてのダルカラは、一言で言えば勝負の年で、大きく進むか、情けなく転ぶか、そういうタイミングです。そんな中で、作家・演出家の女房役である制作が加入した、ということは、これはまさに価千金、こんなに嬉しいことはない。僕にはまだ帰れるところがあるんだ。ララァ……!

正直、2012年の秋以来、半年で7本か8本演出する、という過密スケジュールで、わたし少し、疲れていました。次のスタートを切るのに、とっても足が痛かった。いいことも悪いこともいっぱいあって、わたしとても、擦り切れていた。そんな中で、専任制作加入。これはもう、花火とか打ち上げたいね。ざまぁみろ。ありがとうございます。縁は奇なもの味なもの。

最近改めて、人の縁、というものが生み出す価値を、ありがたく思う。観に来てくれるお客さまを、心からありがたく思う。いや、ようやくわかり始めたのかもしれない。俺はこういう性格だからオレオレのオラオラで生きているし、それはちょっとポーズなところもあったんだけど、今さらオレオレでオラオラの感じをやめるわけにもいかない。だけどオレオレでオラオラの俺を支えてくれる、愛してくれる、助けてくれる人々には、作品以外、何のリターンもないはずなのに応援してくれるたくさんの人々には、心の底から I LOVE YOU と思っています。I LOVE YOU。

ごきげんよう。またお話しましょう。みなさん。次のダルカラは、秋口に大物二人を招いての番外公演。そしてその次に、シアター風姿花伝で一ヶ月のロングラン+全国ツアー。お客さんたちと交流できるようなイベントも構想中です。演劇を遊び倒したい。