PLAYNOTE S/F&P、ご来場誠にありがとうございました

2013年06月04日

S/F&P、ご来場誠にありがとうございました

[公演活動] 2013/06/04 23:08

Strange Fruit & Proof、ぶじ全日程終了致しました。ご来場頂いた本当にたくさんのお客さま、どうもありがとうございました。

本来この2つの公演の終了総括を、ここで、まとめてするのはおかしなことだよね。どっちも全然、違う作品だし、共通点なんかほとんどない。あるとしたら、僕というちっぽけなピースが一つ、入っていたってことくらい。

『ストレンジ・フルーツ』は、もう本当に、本当に大変な現場で、4月の頭から寝ても覚めても打ち合わせ→稽古→打ち合わせの繰り返し、わからないこともたくさん、ご迷惑かけたこともたくさん、至らなかった点もたくさん、後悔も反省もたくさん。座組の笑顔と、東京&大阪の千秋楽で、ラストシーンのお芝居見ていてじわっと涙こぼれることができたこと、そこにとっても救われました。

『プルーフ/証明』は、やっぱり僕の人生の節目節目で現れてくる本で、次また上演の話が来たら相当警戒しないといけないな、と思いつつ、秋口によそのカンパニーで上演が決まっているそうです。今度は何が起こるのか、戦々恐々としています。演出内容としては初演を刷新する、上書きするものができたから、とっても満足しているけれど、やっぱり稽古はもっとみっちりやりたかったな。百花の奮闘と東谷の覚醒、宏子嬢のくねる手足と顕史郎さんのあったかさ。は、永遠に僕の胸のアルバムに刻まれました。

短い振り返りだけど、この中に今後の僕の課題がどっさり詰まっている。

あ。劇団の番外公演としての『プルーフ/証明』という枠組みで言えば、やってよかったな、という呑気な悦びと、今度はこれこれこうせねばな、というシリアスな悩みが同居していて、とても短い振り返りにはならないので、ほっとく。人前に書くようなことでもないし。

1点、この暴風雨の中で、唯一拾った宝石は、今後のDCPOPの大きな力になりそうな、新たな制作さんとの出会いがあったということです。現在すでに、「特別顧問」という謎の肩書きで、年末、来年、再来年の企画について、お話を進めています。劇団の躍進になりますよう。そして私の心の安寧に繋がりますよう。

改めまして、この2ヶ月、……『従軍中のウィトゲンシュタイン』が終わってからまだ2ヶ月立ってない中で、40+7ステージ、数え切れないご来場の皆さま、本当にありがとうございました。演劇屋として歳を重ねるにつれ、お客さまのありがたみが、増えます。増えてきました。増え続けています。自分がこんな殊勝なこと書くようになるとはね、と苦笑しつつ、心からの愛を。また劇場でお会いしましょう。