PLAYNOTE 新潟でWSしてきたよ

2013年01月23日

新潟でWSしてきたよ

2013/01/23 11:48
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新潟でワークショップ講師をしてきたよ。今年で3回目となる芸術のミナト☆新潟演劇祭の一貫として、ワークショップまつり、なんてものが開催されていて。そいつの講師をやってきた。主催は新潟市民芸術文化会館ことりゅーとぴあ。『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』で訪れた、僕にとっても愛着の深い劇場。

ワークショップ自体は、自分的にはあまりいい出来とは言えなかった。今までも何度かやっている、スタニスラフスキーの後期メソッドをベースにしたワークショップで、失敗したことはないんだけど、今回はあまりうまく噛み合わなかった部分が多かったな、という印象。

人のせいにするならば、参加者のレベルや個性がまちまち過ぎて、共通言語や一体感が作りづらかったのが痛かった。自分のことを振り返るならば、内容を削ってでも、もっと丁寧にやればよかったかもしれない。だって、──いつも思っているじゃないか! 長い時間かけてワークショップやったところで、伝えられることは一つか二つ。それくらい。いや、「伝えられる」という言い方自体が、傲慢だ。伝えられることなんか何もない。それぞれが、一人一人が、自分なりに解釈して、持ち帰るだけ。

と、反省点はあるものの、まぁ、ワークショップでビビってんじゃないよお前ら、とはやっぱり思う。もちろん、一般市民です、演劇はじめてです、という人なら、ビビるのはわかるし、そういうプログラムを組むけれど、俺は俳優です、演劇やってます、勉強していい俳優になることを目指しています、そういう人々が、ビビってちゃダメだ。生まれて初めて、ワークショップを時間より早く切り上げた。

中にはとても魅力的な人や、若いのにいい目をしている子もいたし、いい友達もできたので、もっとじっくり、ねっとり、やりたかったな。次はもっと、間口の広く、奥行きの深い、そんなワークショップを用意しておこう。

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と、ワークショップ内容が今ひとつ締まらなかったこともあり、いろいろと身辺がバタバタして荒れていたこともあり、夜はひたすら新潟の食を満喫した。素晴らしいね。あの土地の海産物は。海が近い。水がきれい。米が上手い。つまり、何食ってもうまかった。

人間が生きている。人間が、幸福に生きている。そのためには、最低限の食事と睡眠、それだけではやっぱりダメで、たまにおいしいものを食べて、たまに素敵なお出かけをして、たまに目の醒めるようなお芝居を観たり、音楽を聴いたり。そういうことが欠かせない。

新潟という土地は、食に関しては百点満点であった。文化・芸術を育てよう、という気概もある。特にやっぱり、あの若いプロデューサーが、あれだけの大きな演劇祭を実質的に仕切っているということは、すごいことなんだよなぁ。Oさんが繋いだ人脈で、俺も、中屋敷も、柴くんも、山崎彬も新潟という土地と出会ったわけだ。

今年もいい演劇祭になりますよう! いろいろ思うことはあったけれど、とても好きな街と人々であります。新潟。