PLAYNOTE 人間失格・稽古進捗その5

2012年10月30日

人間失格・稽古進捗その5

[公演活動] 2012/10/30 03:28

DCPOP、人間失格。@青山、円形劇場。

本日小屋入りして美術および音響・照明・装置の吊りこみ終わり、明日はいよいよ場当たりである。青山円形くらい赤子の手をひねるようにやっつけてやる。と、意気込みつつも、9年前に観た篠井英介主演『欲望という名の電車』@青山円形劇場の衝撃が忘れられない。

あれは、僕の演劇史においても、稀有な、本当に稀有な演劇体験であった。演劇の可能性を、あっという間に広げてくれたし、今でもあれは一つの目標になっている。青山円形劇場、へー、広くていいね、でかくてすごいね。そういうことじゃない。あの『欲望という名の電車』は、劇場の持つポテンシャルと、演劇の持つ可能性、俳優の凄まじさを、全部ガツンと教えてくれた。その後の東京グローブ座での再演も観劇したし、そっちもすげぇいい作品だったが、やっぱりファースト・インパクトにはかなわない。

青山でやるということは、あれを超えるということだ。演劇屋をやっている以上、「~~さん、尊敬してます! でへへ」なんて下卑た太鼓持ちにはなっちゃいけない。あの野郎、面白いことやりやがって。畜生、俺もやってやる。そうでなくっちゃ。

という、闘争本能を、きちんと掻き立て、演劇をやらねばならん。1円でもお代を頂いた以上、それは、12000円の芝居をやってる連中と、同業者ということなのだ。がんばろう。

明日は場当たり。楽しみたい。