PLAYNOTE 人間失格稽古進捗

2012年10月14日

人間失格稽古進捗

[公演活動] 2012/10/14 02:43

こう見えて、毎日キチキチ、稽古しております。谷賢一です。人間失格稽古進捗について。

初演とは全く違うものが、できあがりつつあります。現状は、全体の2/3くらいのところをひたすら返し稽古している。ラストまで一度あげた台本はあるんだけど、ガラリと書き換えて机に向かっている毎晩。

ご迷惑なことでしょう。ラストだけとは言え、ガラリと変わるというのは。でもご勘弁下さいましね。僕もアーティストの端くれなので、最後までねばり、考え続けたいんだな。いざとなったら、今ある台本でやれば、きちんと面白くはなるんだから。本当に自分が納得行く、ガハハハハ、これはおもしれぇな、という内容にまで、推敲し続けたいわけで。

今回、きちんと、見せられる、見せるべきものにする、ということを、きっちり実行したいと思っております。そのためにいろいろ、歯を食いしばり、私情を捨て、冷徹にいろいろ、判断しているつもりでおります。仕事としての演劇をやりつつも、アートとしての創作も妥協しない、そんな天秤をきちんといつも安定させて、上演したいと思っております。

すごく原理主義的に演劇を考えることもあれば、すごく現実主義的に演劇を考えることもある。どちらか片方に寄ると、例えば助成金出てるのに全然つまらん演劇やってる団体みたいになったり、動員数だけは多いけどうんこみたいな芝居やってる集団みたいになったりして、よろしくない。両天秤という言葉は、実はとても、演劇の本質を言い得ていると思う。芸術であり、芸能である。どちらかにだけ寄っても、演劇にはならない。

私は私で、ギリギリに芸術をやりつつ、きっちり芸能である、ダルカラアドでありつつ、ポップである、そういうことを考えつつ、今晩もこんな時間まで、台本の直しをやっている次第であります。明日も9時間稽古があるので、そろそろタイムリミットだけど、稽古はきちんと頑張りたいね。演劇の一番だいじなところは、やはり俳優精度と俳優強度であるからゆえ。

いいお芝居になると思いますので、是非ご来場下さいませ。お早めのご予約なら、まだ良席、ご用意できます。