PLAYNOTE 『クリンドルクラックス!』翻訳してます

2012年05月29日

『クリンドルクラックス!』翻訳してます

[公演活動] 2012/05/29 08:32
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チラシ

実はピンの翻訳家としては結構久しぶりのお仕事です。フィリップ・リドリー原作の舞台『クリンドルクラックス!』。演出は陰山泰こと陰山恭行氏。出演はD2ほかで活躍する若手ピチピチの阿久津さんから、酒井敏也、宮地雅子、大河内浩、鈴木勝秀、小田豊、ぼくもとさきこ、西本裕行、ROLLY、安寿ミラというベテラン勢まで、よくもまぁというほど手練だったり個性派だったりのキャスティング。そして俺にとっては、初の世田谷パブリックシアター進出です。翻訳だけだけど。

以下詳細です。

石井光三オフィスプロデュース『クリンドルクラックス!』

イギリスの人気児童文学作家フィリップ・リドリーの代表作を舞台化。俳優でもある陰山恭行の演出、個性豊かなキャストの競演でお送りします。

いじめられっ子のラスキン・スプリンターはいつかの日か真の”勇者”になることを夢見ていた。そんなラスキンが、地下に棲みつく謎の怪物の存在を知る。勇気を振り絞って、両親や町の住人を守るために闘うことを決意するが……。

“ドラゴン退治”伝説を下敷きに、大人が泣けて、笑って、心躍る11才のヒーロー(勇者)物語。 一人の冴えない少年が、真の“勇者”になるまでをビビッドな展開でユーモラスに描きます。

[作] フィリップ・リドリー
[翻訳] 谷賢一
[演出] 陰山恭行
[出演] 阿久津愼太郎 伊阪達也 小野健斗 酒井敏也 宮地雅子 大河内浩 鈴木勝秀 小田豊 ぼくもとさきこ 西本裕行 ROLLY 安寿ミラ

2012年07月28日(土)~2012年08月05日(日)
世田谷パブリックシアターにて

まだお稽古も始まっていないのでどういう演出になるのか僕も詳しくは知らないんですが、何にせよどえらいメンバーで固まっているので、どう転がっていくのか僕も楽しみです。ROLLYさんとこんな形でご一緒することになるとは思わなかったよ。いいともに出てた頃、子供心に「この人をテレビに出して大丈夫なんだろうか」とヒヤヒヤ見守っていた小学生の自分を思い出します。

戯曲自体は児童劇テイストで描かれており、日本でフィリップ・リドリーといってイメージされる作風とは随分違うもんです。トールキンにせよエンデにせよ児童文学大好きな俺なので、一も二もなく引き受けましたが、訳してみてやっぱり難しかったし、楽しかったな。

演出の陰山さんとは何度も打ち合わせでお話させてもらったが、静かに燃える炎のような人で、ダンディ極まりなく、それでいて親しみやすく、そして途方もなく理知的な方であった。初回打ち合わせでいきなり「僕はフランスの不条理劇が好きで」と切り出された時にはえらいびっくりしたが、その後、いろいろ話していても、演劇人として大変尊敬できる方だなと思っております。

またもう少し情報が出せるようになったら進捗などお伝えしますが、何にせよ僕としてはピンの翻訳家としてお声掛け頂いたこと大変嬉しく思っております。世田谷パブリックシアターの大舞台で自分の書いた言葉が発せられるのかと思うと、今からちょっとゾクゾクします。いい作品に仕上がるといいなぁ。あとは座して待つのみの翻訳者、という居方はずいぶん久しぶりなので、天に祈りつつ初日を待ちます。稽古は行くけどね。

追記 アフタートーク出演します

8月1日(水)19時 出演:鈴木勝秀、谷賢一 ほか

http://setagaya-pt.jp/theater_info/2012/07/post_290.html