PLAYNOTE 日本劇作家協会の事業委員になりました

2012年05月28日

日本劇作家協会の事業委員になりました

[公演活動] 2012/05/28 12:58
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日本劇作家協会の、事業委員というのに就任しました。定期的に開かれる運営委員会に出席して、あれこれ会議したりお手伝いしたりしていきます。

昨夜は年に一度の会員総会というのがあって、新米委員として出席。事前の運営委員会では、会長・坂手洋二氏を青年団・平田オリザ、二兎社・永井愛、ナイロン100℃・ケラリーノ・サンドロヴィッチ、阿佐ヶ谷スパイダース・長塚圭史ら副会長や理事連中が取り囲み、MONO土田英生、ラッパ屋鈴木聡といった大先輩や、そしてこちらも新たに委員に就任したイキウメ前川知大やTRASHMASTERS中津留章仁など気鋭の若手も参加しとったりして、まさに妖怪大戦争であった。

ちょっと年上だけど僕と同世代だと、てがみ座・長田育恵、ミナモザ・瀬戸山美咲、黒色綺譚カナリア派・赤澤ムックらも委員として参加。上役の人々は「若返った」「活気が出た」と大はしゃぎであったが、俺も含めてみんな三十路である。

が、僕はと言うと、こんな憧れメンバーと一緒にお仕事できるなら、何でもお手伝い致しますという気分で、タコのように四方八方手を伸ばし足を伸ばしてあちこちの部署に首を突っ込んでいる。企画事業部、国際協力部、オンデマンド出版部、リーディング部、高校演劇委員、言論表現委員など、明らかにやり過ぎの勢いだ。でもどれも大変に意義のあるお仕事だと思うのです。

総会の後の懇親会、まぁ要は飲み会では、悲鳴を上げる永井愛を平田オリザが励まし、鈴木聡のぼやきに坂手洋二が熱く絡んでいくなど謎の展開が多数繰り広げられており、坂手さんからは劇作の信条なども伺えたし、中津留さんとは共同戦線を張って「腰を上げようとする永井愛を食い止める」という嫌がらせを行ったりしていた。こんなにフランクな組織だなんて、入るまで思っても見なかったよ。

しかし昨日の一番の収穫は、総会の前の役員会で話されていた、劇作家協会設立の経緯や、協会の最大の意義などであった。オリザさんが口火を切り、その後若手から大先輩までわんわん喋っておったが、協会の最大の目的とは劇作家の地位向上である。若い才能が劇作家になりたいと思えるような環境づくり。いい脚本を書いたら評価され、再演され、劇作という仕事がいかに演劇において重要なセクションであるか、訴えていく。カッコいいおっさんおばさんばかりであった。

環境を変え、才能を育て、いい戯曲を増やしていけば、日本の演劇はぐんぐんよくなっていくはずだ。

若い劇作家はどんどん協会に入ってくれるといいと思う。いろんな意義もあるし活動もあるし、どれも一所懸命お手伝いさせて頂くつもりだが、俺にとっては何よりも、この妖怪たちと酒が飲めて話が聞けるというのが最大のりターンだ。というわけで、これから頑張っていきますです。