PLAYNOTE くろねこちゃんとベージュねこちゃんの旅

2012年03月22日

くろねこちゃんとベージュねこちゃんの旅

[公演活動] 2012/03/22 13:20
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新潟りゅーとぴあ

DULL-COLORED POP『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』、東京公演が終了し、地方都市あちこち旅回り。ねこちゃんたちと巡る日本全国ふしぎツアー。客席数70の春風舎から、800オーバーの大劇場・新潟りゅーとぴあへ飛び、そして明日からは客席数30の仙台10-BOX box 4です。無茶苦茶もいいとこですが、大丈夫。空間に合わせて、きちんと演出し直していきます。なので実質、7バージョンの『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』が誕生することになるわけだな。演出家ってそういう仕事だよね。

以下ちょこっとネタバレ。

東京公演、ご来場多謝

今さらではあるものの、東京公演、ご来場多謝でありました。また4月に凱旋公演で戻って来るので、ネタバレ、詳細は省きますが、この長い旅周りの中で、いいスタートが切れたのは、アトリエ春風舎にお集まり頂いた皆様のおかげでありましたよ。

新潟りゅーとぴあ

素晴らしい劇場でした。ハコがいいし、人がいい。つまり、ハードがよくて、ソフトがよい。要は、いい劇場で、いいスタッフたち。これはまさに、新潟市の誇りと言っていいのではないかしらん。

春風舎が5つも6つも、客席から舞台まで丸ごと入っちゃうような広大な空間で、演出家として本当に楽しかったぜ。

ほぼ素舞台の舞台上に、平台やら箱馬やら客席用の椅子やらをバラバラと現代美術のように点在させて、その後、コートやマフラーに身を包み、キャリーカートや台車を押して入って来た旅役者の一同が、舞台上で着替え、道具を箱から取り出し、まさに「今から演劇が始まる」という演出を施したけれど、これは美しかったなぁ。あまつさえ照明バトンまで降りてきて、フォーカス位置が決まるという松本大介の憎い追い打ち付きでした。プロデューサーの岡田さんが、演劇祭で最もぞくっと来た瞬間として答えてくれていたけれど、実にDCPOPらしい、ユーモアのある、しかしビューティフルな時間であった。だからさっさと俺に大劇場使わせろって言ってんだよ。はいすいません、頑張ります。

1日仕込みで、照明仕込み・GP・本番入れると、俺が自由にできた時間はせいぜい5~6時間しかなかったのがとにかく残念であった。もっと長くあの空間と対話したかったし、できることなら新潟合わせですべてのプランニングをし直したかった。旅公演の良さでもあり、つらさでもある。つーか、りゅーとぴあサイズの稽古場なんて、東京じゃあほとんど見つからないと思うけど。

そして新潟はお客さんが暖かかったなぁ。演劇を楽しみに来ている、素直な人が多くて嬉しい。「あ、そこ、笑っちゃうんだ」ってとこもあったけど、いいじゃない。人間が、人間に奉仕するというのは、悪い事であろうか。もったいぶって、なかなか笑わぬというのは、善い事であろうか。そう、太宰治も言っております。

メシがうまかったのはいちいち言うまでもないかな。

あと、新潟は俺が行く度に豪雪なので、この度「冬将軍」という役職を頂きました。また新潟に雪を降らせに行きたいぜ。

これから仙台

これを書いているのが2012年3月22日の午後1時36分なのだけれど、今晩には仙台に向けて出発します。仙台では、満塁鳥王一座・代表の大信ペリカン氏、三角フラスコ・代表の生田恵氏という仙台地元の実力派トークゲストに加えて、謎に長塚圭史(阿佐ヶ谷スパイダース・主宰)さん・福澤諭志(舞台監督/(株)STAGE DOCTOR)さん・伊藤達哉(演劇プロデューサー/(有)ゴーチ・ブラザーズ)さん・鈴木拓(演劇プロデューサー/舞台監督/ARC>T事務局長)さんという強烈なメンツに迎えられることになっており、今からドキがムネムネしているよ。誰だろうね、こんな酷い言葉作ったの。ドキがムネムネって。Google IMEで一発で出ちまった。

仙台へ経ったら、3/31まで東京には戻りません。少しはブログ更新できるように、頑張るよ。