PLAYNOTE DULL-COLORED POP vol.11『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』公演告知

2012年02月04日

DULL-COLORED POP vol.11『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』公演告知

[公演活動] 2012/02/04 18:28
dcpop11a-1240x1754.jpg
山下浩介作・フライヤー!

ようやっと情報解禁です。DCPOPとしても僕としても初の全国ツアー、しかも6都市・7会場。東京、新潟、仙台、京都、大阪、広島、また東京。全国行脚の新作公演、『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』の告知です。

全国ツアー、全公演ゲスト呼んでのアフタートーク、DCPOP初めて観る人は500円OFFという「はじめて割」、執筆・稽古・仕込みと創作過程300時間全公開など、全力で企画立ち上げて参りました。作品内容はもちろん、周辺企画でもお楽しみ頂ければ幸い。何より今回、チケット代が前売り2500円と赤字覚悟の大盤振る舞い。俺なりにここ数年考えている演劇とは何ぞやを追求する公演にしたいものです。

DULL-COLORED POP vol.11『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』

3/14(水)~4/8(日) 全国6都市ツアー
芸術のミナト新潟演劇祭参加作品

東京公演:アトリエ春風舎 3/14(水)~3/18(日)
新潟公演:新潟りゅーとぴあ主劇場 3/20(火)
仙台公演:仙台10-BOX BOX4 3/24(土)・25(日)
京都公演:アトリエ劇研 3/27(火)
大阪公演:in→dependent theatre 1st 3/28(水)
広島公演:広島レイノホール 3/31(土)
東京凱旋公演:アトリエ春風舎 4/03(火)~4/08(日)

☆全公演・全ステージにて、アフタートーク開催予定!

作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)
出演:東谷英人、大原研二、塚越健一、なかむら凛、堀奈津美、百花亜希、若林えり(以上DULL-COLORED POP)、佐野功

ご予約

東京公演・東京凱旋公演新潟公演仙台公演京都公演大阪公演広島公演

チケットプレゼント実施中!

演劇ポータルサイト「CoRich舞台芸術!」にて、チケットプレゼントを実施中! CoRichアカウント(無料)をお持ちの方なら誰でも応募可能です。「お金がないけど観たい!」って方は、是非ご利用下さい。

応募条件
「観たい!」にコメントの公開登録をお済ませ頂いた上で、チケットプレゼント応募フォームよりご応募下さい。
チケプレ内容
東京公演・3/14(水)19:30&3/15(木)19:30の各回を2名様ずつ。仙台公演・3/24(土)14:00、京都公演3/27(火)18:00、大阪公演3/28(水)19:30、広島公演3/31(土)18:00の回も、それぞれ各回2名様ずつ。当選の方にのみ締切日翌日(3月1日)に当選メールをお送りします。

詳しいタイムテーブル、ゲスト、はじめて割や創作過程公開の詳細については、DCPOP公式サイト - 次回公演: 『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』をご覧下さい。ちょっと、ブログで紹介できる範疇を超えているので……。

いろいろと、ピンポイントで少しずつ、この公演について書いておきます。

内容について

公式サイトでもモヤモヤした書き方してますが、モヤモヤした話になります。ここ数年、人間の輪郭の曖昧さ、みたいなことが大変気になっていて、『ヌード・マウス』の裏テーマにもそれがあったんだけれども、人間はあっという間に別人になってしまうし、存在自体が連続していない、不条理感たっぷりのものだと思っている。そういうことを書きたいな、と。

ストーリー的には、父親が死んだ後の家族を通して、ぽろぽろとはがれていく人間の顔、歴史、言葉、なんかそんな感じのものをやろうと思ってますが、プロットやあらすじを書くと非常に陳腐な印象になりそうなので、気乗りしない。このモヤモヤを説明する上手い言葉が見つかったら、また改めてブログにも書こうと思っています。いややっぱり書かないかもしれない。

ツアー公演について

去年から暗躍・調整しており、ようやく発表の体裁が整いました。去年3月頃から劇団活動再開のための打ち合わせを重ね、8月に劇団としての活動再開公演を打ったわけだけど、5月くらいにはもう「来年は東京以外をツアーしよう」と決めていた。きっかけの一言は東谷くんの「地方行きてぇ」というボヤキだったんだが、確かに来年以降のことを考えると、東京にだけこじんまり、ぽつねんと居続けるのはよろしくない。「地方」って言い方は好きじゃないんだが、東京以外での活動を展開していくための布石として、こんな無茶な日程・旅程を組んでいます。

わたし個人的には、アーティスト・イン・レジデンスとか、東京以外の劇場での芸術監督制度の導入とか、CoTiK以前から可能性を感じているいわゆるコミュニティ・シアターのこととか、東京以外での演劇の可能性にはすごく興味も関心も考えもある。

というわけで、今年、多くの出会いを繋げられるといいなと思っている。

全ステージ、アフタートークゲスト

何て言うか、よくもまぁ皆さんお時間あけてくださったものだってくらい、小劇場で活躍めざましい作家・演出家・俳優がずらりと名前を連ねてくれておる。まだ発表できない人もいるんだが、現時点でも贅沢なラインナップだ。

東京以外のステージでは、地元で活躍中の劇団主宰さんにずらっとお集まり頂いております。返り討ちにされないように、気合入れて行かねばならない。

創作過程、全公開という蛮勇

稽古場公開やります! X日とX日とX日!

どころではなく、執筆中の様子はすべてUstream配信、稽古はいつでも見学OK、仕込みも来ていいよ、という謎の「ぜんぶ公開」。『ヌード・マウス』の稽古場公開はやたらと評判がよく、普段あまり演劇を観ないというお客さんからは「こうやって作ってるんだ」「他のお芝居にも興味がわいた」と好感触、普段とても演劇を観るどころか、中には作り手っぽい人も来ていたが、その人達も様々な感想を抱いて帰っていった。

そこで全公開、という蛮勇、愚行が、どういう結果を引き出すのか、全くわからないが、実験をやる以上、ちょこっとずつやってもしょうがない。ばばーんとやって、大げさなくらいにやって、さてどうなるか、見てみよう、という腹積もりなのだが、さすがに極端だよな。300時間全部だぜ。つーか演劇作るのって、300時間とかかかってんだな。自宅作業や事前の制作業務とかも入れたら、1000時間はくだらないだろうなぁ。

いや本当、僕ね、稽古を観ることで演劇がもっと好きになった、って人がいたら、それだけでもう十分成果はあったと思うし、もっと言うと、演劇の値段を高くしている要因の一つである稽古時間の長さ、ここんとこを弱点じゃなく強みに変えるような仕組みはないものか、そんなことも考えているんだ。そのための、一つの実験です。ぜひ、お時間ある方はお付き合い下さいませ。

その他

頑張ります。2/06(月)の22:00~29:00で、まず執筆が始まります。そこからほぼ毎日7~15時間ずつ執筆してって、計100時間。それから怒涛の稽古ラッシュ。今溜め込んでいる素材と構想が、どう結実していくのか、恐ろしくもあり楽しみでもある。がんばらねばねば。

コメント

投稿者:たのくち せいご (2012年02月05日 12:30)

観たいなあ、、
でもそのうち(僕の留学中)パリ公演もあると割りと本気で信じています。

この前はメールありがとうございました。
ずっとパリで勉強しつつ、お芝居も観てるけど、
DULL程僕の心を揺さぶる劇団ないですよ。
まあ僕の語学力の問題もあるんですが。

2014年の春まではパリにいる予定で、その間谷さん達の活動を見れないのが残念です(八月くらいしか日本には帰らないので)。
その意味で配信は本当にありがたいです。

頑張ってください。陰ながら応援しています。

投稿者:Kenichi Tani (2012年02月05日 15:48)

パリ公演(笑)。実はツテがないわけでもないんですが、ちょっと今のところ予定はないかな~。2014年春か……。うん、頑張りますです。