PLAYNOTE 半歩前進

2011年11月30日

半歩前進

[雑記・メモ] 2011/11/30 01:31

脳味噌がところてんになりそうな夜である。明日は朝から春風舎行って、その後原稿を読んだり書いたり訳したりしつつ、夜の公演に備えねばならない。ところてんになった俺の脳味噌はそれに耐えるだろうか。今日は寝よう。

『ボレロ、あるいは明るい未来のためのエチュード』は、これちょっとネタバレですけど、全部エチュードなんです。配役も毎回違う、っつーか舞台上で行われる「ゲーム」で決められるし、立ち位置はおろか役割分担もその場判断。意外と見ててわかんないみたいなんだけど、これが今回のキモなのであって、何とか伝えたい。しかし色々やってみたが、何やっても仕込みだと思われるらしく、劇場という空間が持ってるフィクション性に改めてびっくりする。劇場で行われることは、フィクションの霧に包まれる。その霧を払うために、我々は寝ても覚めても考え思考し試行錯誤し、一喜一憂を続けている。

今回はちょこっとだけ俺も出演しています。

柿喰う客『検察官』とtpt『袴垂れはどこだ』を見た。柿喰う客は玉置玲央が素敵過ぎた。彼はどこ行ってもいい仕事するが、何のかんのでホームでの芝居が一番好きだな。玉置玲央にしかできない領域がある。いつもの柿と言っちゃえばそれまでだけど、毎回新しいことやる必要はねーよなーと、完全に新しいことをやってる最中の俺は、必殺技を惜しみなく放ち続ける柿の人々に頷くのであった。年末の演出家サミットでご一緒するので観に行ったんだが、いい材料になったよ。

『袴垂れはどこだ』は、来年1月の『ヌード・マウス』という俺的に超気合の入っているプロジェクトでバシーンと出演してくれる大ベテラン・山本亨氏の芝居を観に行ったんだ。蛇とかトカゲとか爬虫類系の妖怪のようなギラギラとした艶めかしさと自由で飄々とした居方の亨氏を見て惚れた。この人に台詞を書いて演出できるんだと思うとワクワクしすぎて帰り道で意味不明なことばかり同行した大原さんに喋り続けていた。いい迷惑だったと思う。

クリスマスを射程圏内に入れた街の様子は、静かな平穏に包まれており、くだらなさや下品さも含めて愛らしい風景であった。

昨夜は酔っ払いまくって酷い醜態を晒し、初めてお会いする俳優さんに「ニヤニヤ笑ってんじゃねーよ」とケンカを売ったと思った矢先にちんこを出そうとしたらしく、こう並べて書いていても意味が分からない。店を出るときにはラーメン・さおりん・まんこを順番につぶやき続けていたらしく、さっさと逮捕して欲しいレベルの街のゴミムシの俺であった。ワダタワーさんちに泊まって卓卓と一緒に寝た。家主のタワーさんを台所に追い出して、俺と卓卓は布団で寝た。タワーさんにはあの瞬間、アタマかち割られてもしょうがねーなと思う。

頭の中を、スペインの踊り子とハダカネズミ、ドラゴンに乗った少年と二人のゲイ・カップル、クローン人間とアラブ人が走り回っていて収集がつかない。今日は早く寝て明日またがんばろう。