PLAYNOTE 三谷幸喜作『12人の優しい日本人』

2011年05月12日

三谷幸喜作『12人の優しい日本人』

[映画・美術など] 2011/05/12 23:16

今度出演してもらう相島一之さんが出ているので、そして今度友人たちが法廷劇をやるというので、そしてあまりにも懐かしいので借りてみた。高校生以来だなあ。

見始めてみて、セットにしろ衣裳にしろ、91年発表という古臭さをむんむん感じるビジュアルなんだが、名作は色褪せない。10分経つ頃にはすっかり忘れてのめり込んで観ていた。

思いっ切りネタバレだが、「冷静に!」「ちゃんと考えましょう!」と言っていた陪審員2号が、最終的に一番冷静でも客観的でもなかった、というのが鮮やかに示される素晴らしい構成。しかもトドメの台詞がさらっとしてるのがいい。「裁かれているのは被告です。あなたの奥さんではないんですよ」みたいな。

不朽の名作だし、いくらでも再演されるといいのに。こういう作品でレパートリーシアターとか作るべきだよ。陪審員制度が現実化した今でも、古くない。

すべてはタイトルが語っている。とても皮肉なくせに、とても優しい話だ。

1991年12月4日公開。おれ9歳。撮影当時、相島さん29歳。いま俺29歳。目の前に29歳の相島さんがいて、それを見ている29歳の俺がいて、そして明日も稽古場で顔を合わせる。気持ちがぐらぐらする。先日お好み焼き食いながらお話したら、「俺が29歳の頃なんかいい加減なもんだったよ~」とへらへらしていたが、おいこんないい芝居しておいて、何をご謙遜なさるか。

気が引き締まった。

コメント

投稿者:search engine optimization vancouver (2012年01月13日 07:05)

あなたのウェブサイトは、接触のページを持っていますか?私はあなたに電子メールを送信したいのですが、それをが見つける問題を抱えている。私はあなたが聞くことに興味を持つかもしれないあなたのブログのためにいくつかのアイデアを持っている。いずれにせよ、素晴らしいブログと私はそれが時間の経過とともに成長楽しみにしています。