PLAYNOTE 「スゴ本オフ@最近のオススメ」に参加してきた

2011年03月05日

「スゴ本オフ@最近のオススメ」に参加してきた

[読書] 2011/03/05 03:05

もう何年前から読んでるかわからない書評サイト、『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』でオフ会をやるというからのこのこ行ってきた。普通に生きてたら絶対出会えないようなスゴ本だらけ、たくさん出会えた。

寝ても覚めてもインターネットばりばり使っている自分だけど、オフ会に参加するのはこれが3度目くらい。1度目は2chでやってた「井の頭公園で缶蹴りやろうぜ」みたいなオフ会で、高一くらいのときに参加した覚えがある。昔の2chらしく「缶蹴りやったら即解散」「馴れ合い禁止」とかのルールで、本当に缶蹴りしかやらなかったから誰の顔も覚えていない。2回目はオフ会っつーかバンドのライブを複数名で一緒に行っただけだったんだ。

今回は自分にあるまじきことだが緊張した。ワークショップやオーディションに参加する役者さんってこんな気持ちかなと思った。スゴ本ブログは毎度毎度の更新がとにかく濃密で、できることなら紹介されてる本ぜんぶ読みたいくらい溺愛しているサイトなんだが、エロもグロも劇薬も麻薬もずらり取り揃えたアングラドラッグストアみたいなサイトなので、そんなもん欠かさずチェックしてるような人々と会うのは正直恐怖であった。俺なんか、本読み酔狂人の中ではヒヨっ子もいいところだ。

まぁ、いろんな人がいた。20人くらい? ウェブデザイナー、作家、マーケティングコンサルタント、下水道局職員、教育関係者、変わり種では格闘技研究家なんて人もいて、全員とお友達になりたいですという感じだった。世の中面白い人ぞろぞろいるんだね。

となると当然、紹介された本もバリエーションに富むわけだけど、とりあえず列挙してみる。これ全部。一人1~3冊ずつ、制限時間5分で紹介して、最後に交換こするってシステムでした。

すげええええ! ぜんぶ読みたいいいいい!

どうしても読んでみたい本だけ列挙してみると。女性器についてどっしり書いたヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)は当然読みたい。今すぐ読みたい。醜の歴史はぱらぱらめくってるだけでアドレナリン出たので手元に置いておきたい。子どもができたらわざと目につくところに置いて困惑させたりしたい。たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考は何となくフリーランスな自分の生活に多大な影響を与えてくれそうな気がする。ラノベ×SEという異色の取り合わせが魅力ななれる!SE―2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)は最近ラノベ読んでないので勧められたら読んでみたい。般若心経を詩人が現代語訳したという読み解き「般若心経」は、読んでみたいっつーか俺も翻訳してみたい。臓器移植をめぐって展開される家族のおはなし私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV)は刺激が強そうだから夏になったら読みたい。東南アジアの現地取材に基づいて日本とは比べものにならない貧困のどん底を描いたというレンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たちはDainさんでさえ「それはまずい」というくらいだから当然読みたい。さらにヤバい、絶対見るなとまで言われた写真集地を這う祈りは嫁を質に入れてでも見たい。漂流するトルコは実は前編にあたる「トルコのもう一つの顔」を読んでいるしトルコは以前旅して最高だったからやっぱり読みたい。国としてもあそこはやっぱ面白い。たまには漫画も読みたいから鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)とか海街diary 1 蝉時雨のやむ頃も読んでみたい。まだ虐殺器官読んでないけどハーモニー (ハヤカワ文庫JA)も読みたい。東洋武道で言う前突き、ボクシングで言うフックだけでまるまる一冊書いちゃったというトンデモ本ストレートリードはかなり読みたい。分子レベルでフランス料理のおいしさに迫ったというフランス料理の「なぞ」を解くは分子レベルで読みたい。盲目にゃんこと飼い主さんのニューヨーク生活を描いたという安穏とした設定の割に超オススメされていたからには何か裏があるに違いないので幸せは見えないけれど―盲目の猫ホーマーに教わった恋と人生も読みたい。オウムの一種が「思考して喋る」という驚愕の事実を収めたというドキュメンタリーアレックスと私は悪魔に魂を売ってでも読みたい。

すげぇな。しかし。本当、どこでこんな本探してくるんだろう? 最近あんまり読みたい本がないなぁ、なんて思ってたけど、今日だけでこんだけ増えた。全部買ったら確実に数万飛ぶレベルだが。

そして本ってこんなに多岐に渡った表現が可能なのだね。と改めて感動。最近読んでるものといえば、小説、新書、戯曲、洋書、演技理論書くらいのもんで、たまに資料のために専門書借りてくるけど、↑に並んだような、知的好奇心をぞくぞくそそってくれて、しかも読んでて面白そうな、そんな本がこんなにたくさんあるなんて! 本にだけは金と時間をケチっちゃいけねぇな、と、若返った。思考が。

僕はブックシャッフルでウィーツィ・バット―ウィーツィ・バットブックス〈1〉 (創元コンテンポラリ)を頂きました。解説、というか朗読聞いてて、「この方向にハマったら文体すら変わっちゃうかも」「やめとこう」と思って一番危惧していた本が手元に回ってくるのだから、恐ろしいめぐり合わせだ。大事に読ませて頂きます(><)。

次回も是非参加したいなー。それまでに本読みレベルを上げておかないと。どうせ周囲には大して本読む人いないし、とか、ちょっとニヒリズムに陥っていた節があるんだが、インターネット時代だとこんな人々と出会えるんだね。すげーや。面白かった。

コメント

投稿者:Dain (2011年03月05日 06:55)

スゴ本の中の人ことDainです、昨夜はありがとうございました!
「普通に生きてたら絶対出会えないような」はまったくもってそのとおりで、いかに自分が小さい世界しか知らないことに気づかされます。昨夜も大漁でした!でも「地を這う祈り」はマジやめておいたほうが……

投稿者:Kenichi Tani (2011年03月05日 15:08)

わああああ、どうもありがとうございます。大変、大変刺激的な一夜でした。読書欲がむくむく湧きました。ありがとうございます。ブログ更新頑張ってくださいませ。