PLAYNOTE 二兎社『シングルマザーズ』の稽古場助手についています

2011年01月09日

二兎社『シングルマザーズ』の稽古場助手についています

[公演活動] 2011/01/09 09:22
single-mothers.jpg
チラシ

現在、二兎社『シングルマザーズ』の稽古場助手についています。ええ、あの二兎社です。永井愛大先生の二兎社です。高校生の頃、俺が演劇を始めた頃から憧れの対象であった、あの永井愛先生の元につけるという幸せ! えー、プロンプを出したり、雑用したり、演出助手助手みたいなことをしております。現場ではぶっちぎりの最年少、最底辺ですが、でも今回一番楽しんでるのは俺だと胸を張って言いたいぜ。

稽古場ブログを更新しております。こちら、まだ1回のみですが、これから稽古があるたび毎日更新されるので、是非ご愛読下さいませ。PLAYNOTEでは稽古場裏ブログ的なことを書いていくつもりです。

先日は稽古始めであった。目前に見る沢口靖子さんの美しさにバビったり、吉田栄作さんの無言の圧力にヤンキー的威圧感を感じたり、「寝てない」と言いつつニコニコパタパタと動き回る永井愛先生のバイタリティにきゅんきゅんしたり、刺激的な初日であった。

「個人的なことを書くことで、世界全体を描くことができるんじゃないか」

『シングルマザーズ』は、母子家庭のママさんたち同士の相互支援を目的として設立されたネットワーク「ひとりママ・ネット」の事務所を舞台にして展開される。4人のシングルマザーと1人の男が登場する、ごく個人的なお話である。それに関して愛さんが言っておった言葉が↑。「個人的なことを書くことで、世界全体を描くことができるんじゃないか」。

おいしくいただきました。

「××の雰囲気は出さない方が?」「それ考えると引き算になっちゃう」

なるほどね。

愛演出

初日の本読みだから、まぁさらっとしたもんだろう、と思っていたら大間違いであった。全員、きっちり役作りが終わっているような状態。間や身振りも挿入されており、自主稽古と言うか、きちんと脚本を読み、考え、声に出してから現場に来たのだな、ということがありありとわかる。衝撃的であった。初日読みの時点で、もう面白かったんだぜ。

それに対しさぁ愛先生はどう演出していくものか、と思って静観していたのだが、結論としては、とにかく喋りまくっておられた。2行くらいの質問が来たら、20分喋って返す、みたいな。よくもまぁそこまで、と言うくらいに細かく、その登場人物の置かれた状況や特徴、性格について、
「この人は、こういうタイプだと思うのよねー。あ、だから、××とか買っちゃうような」
「この人の勤め先はきっとこういうところで、だから普段は××とかしてるんだろうけど、でもここに来たときは……」
と延々喋る。

行動や所作を通して役を立ち上げていく演出論をベースにしたワークショップの全日程が終了した翌日のことだったので、真逆の方法論に立ち合って、まずびっくりする。一筋縄ではいかねーな。こうしてイメージや背景やサブテキストや形容詞をどんどんシェアしていく、というのもまた、重要な演出的行為である。ある一つの方法論を教条主義的に信奉するのは警戒しないといけない。ケースバイケース、その判断力があるかないかが、大事なんだと思う。

* * *

シングルマザーズ、ご予約お待ちしております。「観たい!」思うた方は、僕までご連絡頂ければと思います。
ken あっとまーく playnote.net
です!