PLAYNOTE Hello Goodbye

2011年01月01日

Hello Goodbye

[雑記・メモ] 2011/01/01 15:36
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おもち

あけましておめでとうございます。相変わらず酒と煙草と女と演劇に首まで浸かって溺死寸前のまま、新しい年を迎えました。写真は妹に横取りされてしまい実家に軟禁されているおもち。

2010年について

脚本・演出『幸せの歌をうたう犬ども』
脚本『発信音のあとに』
演出『熱帯樹』
脚本・演出『幸せを踏みにじる幸せ』
脚本・演出『相撲を取れば電気屋が儲かる』
脚本『悪魔の絵本』
脚本・演出『人間失格』
演出『国道五十八号戦線異状ナシ/アリ』

だいたい、演出が6本、脚本が6本、という一年でした。本当なら体調不良による演出降板が一発あったので、演出は+1だったはずだけれど。

2010年を振り返ると、一番の出来事は演出を降板するという空前絶後の不徳であった。もうすっかり忘れたように思われているかもしれないけれど、未だに思い出すと心臓の左側あたりがキリキリ痛む。割と重篤なうつ病だったわけだけれど(参考:僕がうつ病だった頃 - PLAYNOTE、演劇を続けていくことの難しさや恐ろしさにガツンと頭ぶん殴られた事件であった。助けてくれたせりさん、山田くん、きーちゃん、塚さん、その他ここには名前を出せないあの人やこの人、どうもありがとう。

フリーランスの河原者であるからして、一度ぶっ倒れれば保険もきかない、有給もない、あっという間に袋小路なのだ、という恐怖はもちろんあるのだが、それ以上に、自分のことでさえ何一つ確信を持ってわかることなんか一つもないんだ、ということがよーくわかりました。自分が現場に穴をあけるなんて、とてもとても想像ができないことだったんだが、実際に起こってしまった。

演出的には今年は現前性の問題と向き合い続ける一年であった。2009年の『心が目を覚ます瞬間』で発見した、物語よりも出来事に注目する演出的宿題を、形を変えてあれこれと実践した。この実験は来年も続くだろう。

脚本的には新境地を開こうとして開けなかった一年であったな。結局、自分らしさからは逃げられないのだ、ということを改めて学んだ気がする。

無理やり振り返っているが、もうほとんど忘れた。今はもう、2011年のことを考えている。

2011年について

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謎の長靴

仕事始めは時間堂への脚本提供と、49時間WSの試演会、それに二兎社の稽古場助手。どれもまた稿を改めてきちんと触れたいが、今は時間がない。

今年の大きな話としては、DULL-COLORED POPの活動再開が一大事かつ転機になりそう。8月。やっと、自分を取り戻す瞬間がやってきたなぁ。

春風舎の芸術監督としてもそろそろ具体的な活動を開始する頃だ。

もう一つ、一大事が待っているが、それについてもまた改めて。

年末に読んだ、ユダヤ人の名言と言うか訓戒を転載してみる。

  • 本のない家は、魂を欠いた体のようなものだ。
  • もし本と洋服を同時に汚したら、まず本から拭きなさい。
  • もし生活が貧しくて物を売らなければならないとしたら、まず金・宝石・家・土地を売りなさい。最後まで売ってはいけないのは本である。
  • 旅の途中で故郷の町の人々が知らないような本に出会ったら、必ずその本を買い求め、故郷に持ち帰りなさい。
  • 賢い人はアイディアを語り、普通の人はモノについて語り、愚かな人は他の人について語る。
  • 奴隷も現状に満足していれば自由な人間だし、自由な人間でも現状に満足していなければ奴隷と言える。
  • 知識は水に似ている。高いところから低いところへ流れる。
  • 人が生きている限り、奪うことが出来ないものがある。それは知識である。

知識や知恵があんまりにも無力で、バカには勝てないしバカに足並みを揃えるしかないのか、とくらくらしていたのが2010年だった気がするけれど、今年はもう一度、知識や知恵を僕の心の中心に据えて、新しい創作をしたい。

今年こそ小説書く。吉田さん、すんません。

ハートの周りにいろんな諸事雑事が転がっていて、どうにも集中し切れていない年始。昨年末にNと再開できたことは人生を一区切りつける意味でとてもよかった。どうやったって後ろ向きには歩けないのだから、さっさと先に進みたい。そう、どうやったって、過去に向かって歩くことはできない。30手前の感慨である。そろそろ死ぬんだから、ぐずぐずしていちゃいけないな。

ご飯を食べて、近所で初詣を済ませたら、再度原稿に向かおうと思います。指が随分訛ってしまったから、無駄なものでもいいからたくさん書かないといけない。

今年もよろしくお願い致します。

コメント

投稿者:深見謙吾 (2011年01月01日 23:40)

あけましておめでとうございます。
谷さんのブログでいつも感銘を受けています。
私は2010年で役者を辞めました。夢破れた負け犬ですが、演劇LOVEな気持ちは変わりません。
今はただの観客ですが、いつか別の形で演劇界に貢献できればと思っています。
これからもオモシロイ芝居を期待していますね。

投稿者:深見謙吾 (2011年01月01日 23:41)

あけましておめでとうございます。
谷さんのブログでいつも感銘を受けています。
私は2010年で役者を辞めました。夢破れた負け犬ですが、演劇LOVEな気持ちは変わりません。
今はただの観客ですが、いつか別の形で演劇界に貢献できればと思っています。
これからもオモシロイ芝居を期待していますね。