PLAYNOTE 実験には成功しかない

2010年12月23日

実験には成功しかない

[雑記・メモ] 2010/12/23 23:23

確かエジソンだったと思うが、いや確かにエジソンなんだけれど、実験における成功と失敗について、こんなことを言っていた。

「私は生涯で一度も失敗をしなかった。失敗に見えるものがあったとしたら、それは、このやり方ではうまくいかない、という、一つの発見をしたのだ」

この十二月にアトリエ春風舎の芸術監督に就任したのだが、アトリエ春風舎は、「新しい表現を求めて実験を試みる空間」ということを芸術上の使命として定めている。そして自分も、今年だけでも様々な演劇上の実験を行った。実験という単語は、今の自分にとっては切っても切れない言葉である。

当然、お客さん視点の評価には、面白かったか面白くなかったか、という点が最も色濃く反映される。それはそれで構わない。我々クリエーターにとっては、お客さんの正直な反応もまた、実験の一部であり最も重要な一点でもある。

演劇公演はお客さんを呼ばなければ成立しないから、どうしたっていつの間にかお客におもねる、お客に媚び売る方向へ傾いてしまうし、それもまあ仕方ないさと開き直り思考停止してしまう場合や人もいる。だけど、エジソンが打ち込んでいた機械や道具の発明だって、最後には商売だ。演劇だけが特殊なんじゃない。

実験し続ける。実験し続ける。実験し続ける。実験には成功しかないのだから。