PLAYNOTE 風邪とんとん泥棒こんこん

2010年12月21日

風邪とんとん泥棒こんこん

[雑記・メモ] 2010/12/21 03:34
agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY0aAaDA.jpg
スズメ

風邪がまだまだ治らない。

咳こんこんしながら大量の書籍を読み漁る。いや、正確にはつまみ読みして、蕎麦とか生姜焼きを食べて、ころんと横になっている。もうインプットは要らないから、リラックスして考えごとしているのがいいんだけど、不安なのでまたあれこれ読んでしまう。うーん。

♪母さん お肩を叩きましょ~ タントンタントンタントントン
の詩を書いた奴と、
♪歌を忘れたカナリヤは~
を書いた奴と、
♪青い山脈~
を書いた奴が同じ奴で、びっくりして、エピソード満載で超面白いから戯曲にしようと思ってあれこれ調べていたら、斎藤憐がもうやっていた。振り出しには戻らないが、バニラアイスクリームが食べたい。

こいつはフランス象徴詩の研究者であり早稲田大学のフランス文学の教授でもあった大インテリなのだが、すげー俗っぽい流行歌とかも書いていて、すごく俺好みの人物なんだけど、評伝劇みたいにはしたくないなぁと思って、今さらのようにサブウェイのサンドイッチが食べたい。

玲央くんのブログを読んでいて、実は今年僕が彼と実質二本やっている、ということを思い出して、はてそれって玲央くんだけじゃないの、と思ったが、実は西尾くんと東谷くんともやっていた。あ、ハマ子もだ。あと百花亜希先生。ももちゃん今頃本番だなぁ。観に行きたいなぁ。同じ俳優さんとは少なくとも二度はやりたいと思っているんだけど、二度やったくらいでやめちゃったりヘタっちゃったりする俳優さんが多いのもまた事実で、そういう人がこの先減るといいなぁとか思ってる。

何でもかでも、時間なのだ。証明とは。演劇だって、愛だって、食事だって、風邪の治療だって、一番難しいのは時間をかけるということなのだ。牛にならなければならない。

ここしばらく、ひどく子どもじみた生活を送っていて、それはそれで満足なんだけど、もっと泥棒みたいな時間をたくさん過ごしたいと思っている。官憲の手から逃げ出すあのスリル。秘密の暗号を回覧するときの手ににじむ汗。息をひそめて床下に忍び込むあの緊張。ちなみに前科はありません。

ジョン・レノンをヘビーローテーションしている12月。Mind GamesとWalls and Bridgeがとてもいい。ジョンの声が心なしか緩んで聴こえる。アーティストとして一番油が乗っていたのはちょっと別の時期なんだろうけど、ジョン・レノンという人間を聴くのならこの時期のものはとてもいい。し、聴いてて疲れない。I am the WarlusとかHappines is a warm gunとか大好きだけど、一時間聴いてると気が狂いそうになる。

今、自分が一番欲しいものを考えて、ぞっとする。やっぱり僕は、泥棒にならないといけない。泥棒は、上手に盗めば誰にも迷惑をかけないものだ。そういう泥棒行為なら、まだまだ働けそうだ。

昨日一昨日と体調を考えて酒を控えていたんだ。それは職業的演劇人として当然のことなんだろうけど、泥棒的演劇人としては大変ダサいことな気がしている。泥棒レベルが低いからこういうことになるんだろう。もっと大きなものを盗みたい。

執筆・構想・諸連絡の合間に、来年のDCPOP再開についてあれこれ連絡をとったり密約を交わしたりしている。今にあなたの手元にも連絡がいくかもしれません。その公演で、ようやく自分は巨大な泥棒行為を働けそうだし、アクシズを落とすのもその頃だ。いろいろすっきりして年を越えたいな。暖かい年越しがしたい。帰る部屋が暖かければ暖かいほど、盗みを働く手足もよく動くというものだ。

こんこん咳を殺しながら、泥棒のことについて考える夜更けであった。