PLAYNOTE 最近のわたし

2010年11月19日

最近のわたし

[雑記・メモ] 2010/11/19 14:21
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めまぐるしくあっちへふらふら、こっちへふらふら。幸せは通り過ぎてみないとわからないもの、たぶん今ぼくとても幸せ。喜びは食べ過ぎるとおいしく思えなくなっちゃう物、たぶん今ぼくとても喜び。

心を鬼にしてあれこれ決断しないといけません。演出家が義理立てするのは作品に対してのみであれ。変な気を使うとすぐバチカンティー(罰当たり)してしまいます。

昨日はM大学のI先生と久々にお会いして来年のことでお話。来年の話をすると鬼が笑うというのなら、ゲラゲラ笑わせてやろうじゃねーか。9月まで予定が塞がっているものの、まだ足りない。あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたい。

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牛乳が減っていくことがとても楽しい。そういうささやかな幸せを記述するための言語を僕は持っていない。殺伐として生きてきたものだから、殺伐としたものしか書いてこなかった。今後も殺伐としたものを書き続けたいが、生活からこぼれ落ちる牛乳の一滴、それも書きたい。

範宙遊泳・山本卓卓くんと風琴工房・詩森ろばさんらとあれこれ演劇トークをこなす@高円寺の居酒屋・四文屋。おいしいレバ刺しを食べて、それよりおいしい演劇トーク。卓卓くんの言う「パブリックな」演劇という表現。言葉は交換した方がいいけれど、すごくよくわかる感覚。俺は何のために演劇やってんだろうなぁって久々にちゃんと考えた。

明日のあなたの足元をふらつかせるような、そんな芝居をやるためには、すごく長いスパンでの準備と、奇跡とか偶然とか牛乳とかの手助けがいるだろう。僕がここしばらく考えていたのは、演劇の職人になりたいな、ってことだった。自分の芸術しかやらない、という孤高のアーティストもそれはそれでいいのだろうが、僕は演劇あるいは演出というものに関して何でも屋になりたいと思っている。会話劇しかできません、ってのも何だし、素舞台しか使いません、ってのも何だし、実験的なことにしか興味がありません、ってのも何だ。

ちゃんと演奏すれば、小学生が練習曲に弾くような簡単なショパンだって、人を感動させられるし、そこに奇をてらう必要はない。音楽はシンプルなものでも素晴らしい。でも、音楽って何だろう、って考えるときには、現代音楽みたいなことをやらなくちゃいけないことだってある。

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こないだはきーちゃんと助成金合宿をして、あれやこれや今後のことを話した。僕は劇団がやりたいと思っている。プロデュース公演もやりたいし、外部演出も脚本提供もやりたい。職人になりたいからね。でも、僕のことを理解してくれていて、何年も僕の作品につきあってくれているような人たちと、少しずつ方法論を研磨していくことは、何としても必要なことだ。牛になりたい。

夏目漱石。

牛になる事はどうしても必要です。われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなり切れないです。僕のような老獪なものでも、ただいま牛と馬とつがって孕める事ある相の子位な程度のものです。……あせっては不可(いけ)ません。頭を悪くしては不可ません。根気ずくでお出でなさい。世の中は根気の前に頭を下げることを知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。うんうん死ぬまで押すのです。それだけです。決して相手を拵えてそれを押しちゃ不可ません。相手はいくらでも後から後からと出てきます。そうしてわれわれを悩ませます。牛は超然として押して行くのです。何を押すかと聞くなら申します。人間を押すのです。文士を押すのではありません。

磁界、次回、自戒。何で変換出てこねーんだよ、馬鹿。

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文章を書くということについて。胸がいっぱいになったらすぐ書けばいい。今俺は無理矢理頭の中に飛行機を飛ばそうとしている感じがする。ちょっと戦略的にあれこれ書き過ぎているんだな。子どもが描く絵みたいな、素朴で直感的な文章を書きたい。シンプルな文章を書きたい。

例えば誰かに「好きだ」って言うときに、変な形容詞をつけないように気をつけたいし、例えば誰かに「嫌いだ」って言うときに、変な前置きを入れないようにしたい。赤い屋根のおうちがありました。と書くだけで、別にいい。

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自分が拡散してどっかに飛んでいくのを防ぐためには、もっと一人ぼっちにならないといけないし、もっと独善的かつ悪魔的にならなければならないのかもしれないな。僕は今、ひつじのように生きている。青い草をはみ小川のせせらぎの傍らを歩いている。もちろんそれでいい、もちろんそうだからこそ僕はいろんな人と焼肉を食ったり焼き鳥を食ったり焼きそばを食ったりできるわけだ。

でも、ひつじは柵の外には出られないし、ひつじ飼いや牧羊犬の目から逃れることはできない。野生の狼みたいな目つきに戻ろうと思う今日この頃、なんて、もうここ数年ずっと思っている。

身辺がどたばたしている。ばたばた、じゃなくて、どたばたしている。あいつを殺したい。Tシャツを投げつけないようにしたい。地球にアクシズを落とすことはもうどうでもよくなったが、アムロ、お前との決着をつけるための口実だったということだ。

コメント

投稿者:代田橋住人 (2010年11月21日 12:29)

コメント失礼します。

来年戯曲のワークショップのご予定はないですか?
前回は私用で伺えなくてとてもざんねんだったので、もし再度機会がありましたらぜひ参加したいなと。谷さんの新作も楽しみにしております。

投稿者:Kenichi Tani (2010年11月22日 14:22)

うーんうーん、ちょっとやる予定はないですねー。。。やるとしても来年末とかになっちゃうかと。すんません。ニーズや告知のタイミング、あと僕の忙しさを考えても。

でもリクエスト嬉しいですっ。