PLAYNOTE 尼崎ロマンポルノ『富獄三十六系』

2010年08月13日

尼崎ロマンポルノ『富獄三十六系』

[演劇レビュー] 2010/08/13 03:01

夏のサミットなので観た。こまばアゴラ劇場にて。

相当に、感想を書くのが難しい。

僕も作り手側なので、「僕は好き」「私には合わなかった」という感想は、「あってもいいけど役には立たない」のはわかってるんだ。そして、「書かない」って選択肢もアリなんだろうし、そうするのがクレバーなんだろうけど、でもわざわざ大阪から東京までやってきた人々にとっては、東京での反応というのは気になるだろう。だから書くべきだと思うのだが、かと言って特に有益なことが書けそうにない。

僕には全くわからないことだらけであった。作り手側が、かなりの熱意や信念を持ってやっているんだろう、ということはバリバリ伝わってくる。でなければああいう強烈な方向性を持った作品は作れないし、わざわざ東京まで来ないだろう。本当にダメな自称演劇人は、同じ劇場で毎年同じ時期に、ちょっとずつ観客動員数を減らしながら、ルサンチマンの会話を肴に負け惜しみの酒を飲み、同じような作品を作り続けている(そういう奴らはいっぱいいる)。だから、東京にまで来て「俺たちの演劇はどうだ」とや

コメント

投稿者:Kenichi Tani (2010年08月14日 03:03)

サミットディレクターの杉原さんからわざわざメールで
「コメント投稿できなかった(><)」
と連絡いただいたので、代わりに投稿します。


【コメント内容】
谷くん、ご来場誠にありがとうございました!
観劇の感想も書いていただき嬉しいです。

一点補足させてください。
「いい意味で学芸会的」という発言は、美術・衣装・小道具などの手作り感のあるショボさを指してそう言いました。
ショボさを舞台に載せること自体は好きなんです。いくら本物を載せたって、舞台上はフィクションなわけだから。
ショボさそのものには、僕は好感を持ちます。
ただ、今回の尼崎ロマンポルノの場合、それを演出的に扱い切れていなかったですし、客観性が不在でした。それによって、僕の好きなショボさは舞台上でうまく機能していませんでした。

演技の問題や脚本の問題など、いろいろとまだ書きたいことはありますが、またお会いしたときにでもゆっくりお話ししましょう!
<夏のサミット2010>最後までよろしくお願いいたします。