PLAYNOTE 上手に嘘をつく

2010年05月23日

上手に嘘をつく

[雑記・メモ] 2010/05/23 00:40

お仕事がとても忙しい日々。あぁ、部屋がじっとり蒸し暑い。もうそんな季節かしら。去年の今頃は嘘ばっかりのティーパーティーを主催したり嘘ばっかりの握手をしたり、嘘ばっかりのポエムを書いたりして、不愉快な湿度に肌を焦がしていたものだけれど、今年は気持ちのいい汗をかいている。Tシャツ一枚で稽古をして、汗びっしょりで帰宅する日々。

毎日稽古をしたり人と会ったり話たりをしていると、とても上手に嘘をつくスキルを要求される、常に。本音を伝えるために必要なクッションとしての嘘だったり、傷つけないためにオブラートにつつむための嘘だったり、あるいは虎視眈々と魂胆を実現するための嘘だったり。嘘スキルに関しては、俺はちょっとしたもんだと思う。詐欺とかやったら結構いい線いくんじゃないかな。

そうやって上手に嘘をつきながら毎日を生きていると、たまにこぼれるホントの言葉が実に気持ちがいい。稽古を観ていて「うん、いいね」と思わずつぶやく瞬間だったり、台本書いてて計算じゃなく無意識に出てきた次の一行だったり、電話をしていてぽろりこぼれる「ありがとう」だったり、そういう稀有で貴重なホントの言葉を、ぴったりカンカンのタイミングでつぶやくために、一日千個の嘘をつく。

演劇は、嘘っぱちを本当のことと信じ込むことから始まる。だから、その意味では台詞や設定は嘘ではない。根も葉もないデマであることは間違いないんだけれど、言ってる本人にとっては本当のこと。そういう意味では、あんまり嘘はついていないのだけれど、そういう虚構性のカラクリとかとは無関係に、体の芯とか骨の髄からぽろっとこぼれるナマの言葉が、すごく気持ちのいい最近。

子供じみた気持ちで生きていたい。もちろん「あぁ明後日までに家賃入れなきゃ」とか「洗濯物のタイミングは明後日だな」とか「野菜食べなきゃ」とか「あの人には挨拶しとかなきゃ」とか、そういうことを考えながらも、無邪気に息を吸ったり吐いたり、そういう時間が一日に一時間でもとれるように、そのために上手に嘘をつく。

そういう、バランスをとるための重心を、見失わないようにいなくっちゃならん。

さて仕事すっか。稽古場で九時間稽古をして、家で三~四時間仕事をして、ワーカホリック再来な僕は、 ハイおめでとさん、いい状態にいる。よしよし頑張れ俺、頑張れ君。月曜までに全部倒してやる。

コメント

投稿者:search engine optimization vancouver (2012年01月13日 08:30)

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