PLAYNOTE やけに不適

2009年06月18日

やけに不適

[公演活動] 2009/06/18 05:17
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深夜の事務作業、ううん、これはこたえる。

写真はやけに不適な笑みを見せるドラえもん。

来週から実施予定のワークショップ・オーディションの書類選考が終わった。終わった、って言うか、五時間くらいかけてようやく終わらせた…。

書類選考なんかするほどご立派なご身分の劇団様じゃないのだけれど、今回は定員の4倍に迫る応募があって、急遽追加WS/ADまでやることになった。書類で落とすとかどんだけ高慢なんだよ、と思うが、前回のワークショップ(4月実施)のとき、定員を設けておらず、「まぁ10人くらいだろ」と思ったら24人くらいになっちゃって、あまりにてんやわんやだったので、今回は双方のメリットを考えて定員制にしたのだけれど。

でも実際書類だけでゴメンナサイってするのはマジでゴメンナサイって感じがする。俺とか書類で落とされる気持ちがすげぇよくわかる。一時期、高卒フリーターで役者やるんだ、とか言って、大学受験せずにバイトしてた時期が半年くらいあったんだが、志願するバイトはことごとく落とされてた。高卒は、つらかった。

なので今回は、せめて書類くらい必死に読もうと思い、ぜんぶプリントアウトしてファイリングして赤ペン持ってじっくり読んでいったんだが、えらい時間がかかってしまった。オーディションをやるのは大学時代のマクベスで一回、柏のCoTiKで二回、外部演出ミュージカルで一回、ダルカラのWS/ADで二回と、慣れているはずなんだけれど、やる度に何だか嫌な気持ちになる。

率直に書くと、嫌な気持ちになる理由は二つあって、自分が紙だけで人を選んでいるのが何か嫌っていうセンチメンタルな理由が一つと、もう一つは、俳優の供給過多という実情だ。やりたい人は多い、立ちたい人は多い、学びたい人は多いし知りたい人は多い。でも、やれる場所は少ない、立てる舞台は少ない、学ぶ場所や知るための場所は少ない。こんだけ演劇やりたいって人のニーズがあるのに、いろいろアンバランスである。観客が少ないのはひとえに作り手側・送り手側がへっぽこだからって理由だと思うから何も言わないが、演劇を勉強できるとこはもっと多くあるといいのになって思う。それも、それこそ二年とか三年とかかけてきっちり勉強できるとこと、仕事ないときに一ヶ月とか二ヶ月単位でひょいっと勉強できるとこと。そういう話を以前世莉さんとしたっけなぁ。NOVAみたいにチケット制にしようとか、あの人やこの人を講師で呼ぼう、とか。

つっても「短期集中演劇コース 一ヶ月全八回 受講料四万円」とかだと貧乏と友達の演劇人には敷居が高い。かと言って同じ条件で一ヶ月一万円とかじゃ講師にペイできねーから成立しないし。自由主義経済はシビアに天秤のバランスをとって不要なものをガリガリ削り出すが、演劇は削り出されている。まぁ、仕方ないと言えば仕方がないか。

暗澹たることばかり書いてはいるが、全くの無名劇団だった頃に比べて、興味を持ってくれる人が増えたというのは大変に嬉しい。

コメント

投稿者:なお (2009年06月18日 08:42)

不適‥
不敵??

適応してないってことだからよいのか。

投稿者:Kenichi Tani (2009年06月18日 15:02)

漢字を間違えました。恥ずかしいです。自分を罰するために、このまま残しておこうと思います。

投稿者:なお (2009年06月18日 17:50)

深夜でしたものね。
お疲れさまです。
わくしょぷ楽しみにしています。

投稿者:Kenichi Tani (2009年06月18日 20:00)

うん。。。朝方に書くもんじゃあないな。最近ポカミスいっぱいしてるし…。