PLAYNOTE 今日買った本メモ

2009年05月25日

今日買った本メモ

[読書] 2009/05/25 02:57

作家の仕事は読むことから始まる。

まず、三島由紀夫の『サド侯爵夫人』。鐘下辰男演出で、新国立劇場で観たなぁ。観に行く前に戯曲読んでったなぁ。あれはもう三年くらい前? と思ったら五年も前だった。嘘だろ。俺いくつだよ。

次回公演『マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人』を書くに当たっての参考に借りたんだが、もはやそんなのを通り越して単純に面白すぎる。何だよこの台詞の濃密さは。そして美しさは。人物も立ちまくってるし、一幕読み終えた時点で上演したい欲がきゅんきゅんする。こういうのを台本と言うのだ、脚本と言うのだ、いや、戯曲と言うのだろう。俺の書いているようなものは便所紙に等しい。それは言い過ぎだよ。


『人間ぎらい』として有名なアレです。学生時代に読んだけれど、さっぱり覚えてないので再読。これも『マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人』の文体を考える参考として。

でも、これもちょっと読んだだけだけどさらさら読めるし、思ったほど時代差を感じない。モリエールだから、ってのが大きくはあるんだろうけど。やっぱり悲劇の作家はありゃどこか頭のネジが一本違うのかな。『マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人』は悲劇だろう、と思っていたが、人物描写は喜劇に近くなるかもしれない。まだわからない。


全五巻、買い揃えた。じっくり読もうと思う。ネットじゃ読めなかったものがたくさん入っていて、すでにハッピー。

タンザニアにいる友人と童話談義をちょこっとだけしたけれど、俺内での結論としては
「ちいとも勉強してない段階であれこれ偉そうなことを言うな」
に尽きる。知は力なり。バカは死ね。


これは、買った本じゃなくて最近読み返している本。実際には10巻構成のコレじゃなくて7巻構成のハードカバー版だけれど。たぶん五年ぶりくらいの再読で、確かな面白さ。地獄に行くにも天国に行くにも携えたい本。

「指輪物語が好きだ」と言うと「中二病?」みたいなリアクションをする鈍牛が稀にいてうんざりする。まぁエルフ語(テングワール文字)覚えようとして200ページを超える教科書を自作しているような俺は中二病で間違いないだろうが。

もっと本を読む時間が欲しい。もっと本を買う金が欲しい。神さま、お洋服も焼き肉もシャンパンも外車もコールガールも低反発枕も要りません。僕に勉強する時間と金を下さい。したら神さまを称えるような本を書きます。

もう寝よう。