PLAYNOTE STスポット主催公演『二人で狂う』上演中止のお知らせ

2009年04月19日

STスポット主催公演『二人で狂う』上演中止のお知らせ

[公演活動] 2009/04/19 03:04

七月に、柿喰う客の中屋敷くんと一緒にやるはずだった企画が、劇場側の都合により公演中止となってしまいました。いろいろ煮えくり返るものはあるにせよ、また、何とか公演を実現しようと自分としては最大限の努力をしたものの、こういう結果になってしまいました。大変申し訳ありません。

以下に、DULL-COLORED POPウェブサイトに掲載した公式謝罪文を転載致します。

こんにちは、DULL-COLORED POP主宰の谷賢一です。本日は残念なお知らせがございます。

2009年7月、横浜STスポットの主催にて、私と中屋敷法仁氏(柿喰う客代表)の二人で、一つの作品を二つの演出で創作し上演する予定だった『二人で狂う、好きなだけ』公演が、劇場側の都合により上演中止となりました。私自身、イヨネスコという演劇史上の巨人に対する挑戦として、そして中屋敷氏という同世代の巨人に対する挑戦として、身構えつつも待ち焦がれていた企画ですから、このような運びになってしまったことに遺憾の念を押さえ切れません。

遺憾って何? 検索してみると、次のように出ました。Wikipediaが正しいとすればですが、「遺憾」とは、こういう意味だったようです。
「(略)外交における「~は遺憾である」という声明は「~は為されるべきではなかった」という見解の表明として使われている。」
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E6%86%BEより)

中止の経緯については、横浜STスポットのウェブサイトをご覧下さいませ。
http://stspot.jp/news/2009417.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0419-0242-36/stspot.jp/news/2009417.html (Web魚拓)
理由については「企画担当者が不備を生じさせたために」というわずか一文の表現に留まっていますが、この一文の中にいろいろなものが詰まっています。私としては、大変無念であり、また、申し訳なく思っております。公演中止、俺が無念。期待されていたお客様へ、申し訳ない。船に乗る前は、船頭の腕やキャリアや真摯さ、誠実さを確かめてから。勉強になりました。

イヨネスコとはいずれまた機会があれば一戦交えてみたくはあります。また、中屋敷くんとは好敵手としていずれ是非ご一緒したく思っております。が、まずは、まずは、このような情けないご報告をせねばならなくなったこと、この場を借りて私からも、お客様にお詫びさせて頂きます。

その分のエネルギーをDULL-COLORED POP本公演に注ぐ所存でおりますゆえ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2009/04/19 DULL-COLORED POP主宰 谷賢一

http://www.dcpop.org/2009/04/st.html

演出プランもあったし、清水那保も出る予定だったし、あの人やこの人も出演に対して前向きだったしで、おいおい中止かよって結構へこんだり憤ったり怒鳴ったりしたんですが、こういうことになってしまいました。洗いざらいぶちまけたくはあるのですが、STスポット側との話し合いもまとまり、中止が決まり、主催者は劇場とは言え、企画に乗った自分も自分で非があるところでございます。楽しみにされていたお客様に対しては、真摯に、平身低頭、申し訳ございませんでしたとお伝えしたく思っております。

こういうことのあった後で「創作に全力を尽くすのが責任の取り方」なんて、不祥事起こした大臣みたいでつまらねぇ言い訳だなぁと思いますが、マジにこれをバネに頑張ります。その分時間はできたし、DCPOPの公演に死力を尽くし、演劇無宿DULL-COLORED POP、すごいあれをどうこうしてすごいすごいどえらいします。

どうも申し訳ありませんでした。無念。