PLAYNOTE 稽古日誌: 『Bloody Sauce Sandwitch』

2009年03月28日

稽古日誌: 『Bloody Sauce Sandwitch』

[公演活動] 2009/03/28 23:47
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ハマカワフミエ

たぶん七本ある中で一番ユニーク。枠からはみ出している。ナンセンスで不条理でシュールな一品。俳優の肉声で演じられるのを約半年ぶりに聴いてみて、また、さっそく独自演出のテストをやってみて、忘れかけていたあの「うぬうぬする感じ」が舞い戻ってきた。出演は、ハマカワフミエ(国道五十八号戦線)×佐々木なふみ(東京ネジ)+千葉淳(東京タンバリン)

しかしこの本は本当に疲れる。臓腑の奥で、鈍重な芋虫がゆっくりとのたうっているような嫌な後味。自分がびっくりしちゃった。

DULL-COLORED POP7.7『ショート7
2009/4/29(水・祝)~5/6(水・祝)@Pit北/区域 ☆ 前売2500円・当日3000円

この本はある人から聞いた体験談にインスパイアされて書いたもの。最初から芝居のネタにしようという下卑た心で話を聞きに行ったのだが、聞き終えてみて、予想だにしなかった謎の感触、「うぬうぬ感」。ストレートに物語として構築してもこれは伝わらないなと直感して、不条理っぽいテイスト、シュールレアリスムっぽいテイスト(これら二つは厳格に区別されるべきだが)に料理しなおした一品。

昨年10月末に、ギリギリエリンギAnother Works Vol.3にて初演されて、まぁぶっちゃけ、ぱっとしない評判であった。伝わる人には深く刺さる、深く深く刺さって「うぬうぬ」するいい上演ではあったようだし、絶賛されることもあったし、こんな芝居を大半の観客が「面白い、面白い」なんて言い出したらそれこそ世も末だから理解はできる。が、もっと理解されて欲しい。ありとあらゆる人を「うぬうぬ」させてK.O.したい!

今日はお初だったのであくまでテスト、お試しとしてあれこれやってみた。国道五十八号戦線ハマカワフミエとは短くない付き合いだが久々の邂逅。机や椅子やクリップボードをガンガン殴って怯えるハマカワを堪能した。迫害されるハマカワの、揺れる髪の隙間から覗く瞳は大変に美しい。俺はそれなりに役者の魅力を拾って演出しているつもりだが、ハマカワはやっぱこれに限るね。初演とはずいぶん違うミザンス、解釈になるだろうし、結構細かい演出になるだろうけど、できあがっていくのが楽しみでもあり、不安でもある。この本、疲れる。

東京ネジ佐々木なふみ姉さんとは、考えてもみれば初絡みのはずなんだけど、飲みや15mmの楽屋などで二人でバカ話を散々やった成果か、何の違和感もないスタート。稽古終了後にようやく「あれ、そう言えば初絡みじゃ!」と気づいた。劇序盤に佐々木なふみ劇場と言うか独擅場と言うか、とにかくなふちゃんが一人で喋りまくるシーンがあるんだけど、大変笑わせて頂きました。魔法でもかけたの? ってくらい鋭い瞳をきらめかせる瞬間がありながらも、ポップだったりコメディだったりもきちんとこなす、引き出しの広い人である。

千葉君は今日のところは活躍の場なしであったが、彼の演劇偏差値の高さを僕は大変に信頼している。今日もきっちり空気と意図を感じ取って発言してくれていたから、いい投入の仕方ができると思う。

しかしこの本は本当に疲れる…。

コメント

投稿者:search engine optimization vancouver (2012年01月13日 09:32)

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