PLAYNOTE 15mm参加『15分しかないの』終了

2009年03月16日

15mm参加『15分しかないの』終了

[公演活動] 2009/03/16 23:31

小劇場のプチ演劇祭、Mrs.fictions主催による『15 minutes made vol.5』、無事全日程終了しました。ご来場頂きました皆様、誠にどうもありがとうございました。

いろいろ記念碑的な出来事があったが、何よりまずリュカ.境宏子さまが参加してくれたことが最高にハッピーであった。稽古場でのコラボレーションが実にスリリング。うかうかしてると演出家より面白いこと言い出し兼ねないし(笑)、「こうして」とお願いすると「はいよ」ってんでさくっとこなしてくれる。その後自分の中での地ならしがたくさんあるんだろうけど、大変やりやすく、かつ緊張する対座であった。

三回目となる千葉淳くんも相変わらず新鮮で、まだ三つしかやっていないというのを残念に思う。あと四つくらいは役を振りたいな。最近へらっとした役ばっかりお願いしてるしな。

桑島の亜希ちゃんは、俳優としてと言うより人間としての個性自体がフィクションのような変な透明感・虚構性を持った人なので、「ねーよ」って言うような台詞や振りでもハマってしまうから良い。今回やってみて、思いのほか情念型の役者なのだなぁと気づいていい発見であった。

さて五年目ともなる堀奈津美くんに関しては、身内だからか厳しい意見が先立って想起されるが、よくもまぁここまで一緒に来たものだという情緒の海を泳ぎたい。今回、フライヤーがなっちゃんで、演目順的にうちが大トリで、DCPOPに始まってDCPOPに終わると言えなくもない構成であった。いい待遇をして頂いたということである。そういう中で、重責もあるポジションにいて、きっちり仕事をしてくれた。いい意味でも悪い意味でも慣れ過ぎている相手なので、客観的な評価が全く持って難しいが、自分の芝居作りに欠かせない代弁者であることは間違いない。

他団体としては直接の絡みは初となる東京ネジの面々とのやりとりが大変に楽しかった。素っ頓狂で予測不能、エラーじゃないのかって言うような突飛な言動に笑いもし驚きもしであったが、同時にさすがに大人・先輩なのだなぁという貫禄、気遣いを感じる。アフタートークでも話したが、ああいう実に突っ走った作風でありながら、それを理解する仲間がいるというのが東京ネジの強みであると思う。

そしてある種独特の存在感を示していた青☆組の方々。主宰・吉田小夏の微笑ましく笑いながら切れ味鋭くざくざく切り込んでくる感じがたまらない。惚れた。作品的にも高評価であったし俺も自分とこ以外では最も楽しんで、かつスリリングに観れたが、吉田小夏力に依るところが大きいように思う。俳優陣があれだけ個性的でユニークでありながら軒並み安定してきっちり確実に仕事をしていたのも印象的だが、そういうキャスティングをする時点で吉田小夏嬢は賢いのだ。お互いのジャンルや所属する界隈が結構違うので、あんまり現場的にかぶることのなさそうな人だが、今後もお付き合いさせて頂きたい演劇人の筆頭である。ぼっこさん、そうめん、おいしゅうございました。

全団体について書いている時間はないのでここにて終了。さて次はDULL-COLORED POPだけで7本短編をやる、『ショート7』がいよいよ始まります。