PLAYNOTE 柏市民劇場CoTiK『源氏物語』告知

2009年01月10日

柏市民劇場CoTiK『源氏物語』告知

[公演活動] 2009/01/10 03:02

柏の一般市民をざくざく集めて市民劇やるよ! っていうCoTiK。ロミジュリに続いて二年目は『源氏物語』です(笑)。市民劇でやる話題じゃねーってのはわかってるが、そこがロックで面白い。相変わらず幅広いご年齢の方々がご参加されており、今回は下は8歳、上は72歳とさらに意味不明な年齢層になっております。千葉県による地域活性化プラットフォーム事業(柏市)採択事業だ。フライヤーできた。

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去年は柏駅の公衆の面前でロミオがジュリエットにプロポーズしている、というやんちゃにふざけたチラシだったけど、今年はこういう感じになりました。ふざけたかったんだけど、今回の客層を考えるとふざけない方がいいと思ったんだ。ユーモアよりも真剣さが必要だと思ったんだ。なぜなら今回のお話は、もう耳たぶまで真っ赤になるくらいの青春と純愛のお話だから! あえて毎日J-POPを聴きながら、純愛とトキメキのことばかり考えているよ!

柏市民劇場CoTiK第2回公演『源氏物語』

2009/2/13(金)~15(日)@柏市民文化会館小ホール

■タイムテーブル(開演時間)

2/13(金)19:00~
2/14(土)14:00~、19:00~
2/15(日)14:00~

  • 受付開始(ロビー開場)は開演時間の一時間前です。
  • 開演時間になりましてもご到着が確認できない場合、チケットをキャンセル扱いとさせていただく場合がございます。

■場所

柏市民文化会館・小ホール(JR柏駅より徒歩30分、柏市柏下107)

  • 柏駅東口から、徒歩30分
  • 北柏駅南口から、徒歩20分
  • 柏駅東口から慈恵医大柏病院行きバスで「柏市民体育館入口]下車、徒歩4分
  • 北柏駅南口より、慈恵医大柏病院行きバスで終点下車、徒歩5分

■料金

前売・当日ともに1500円
学割:1000円(学生証のご提示をお願い致します)

■出演

大井春美、大熊三千代、小野里瑠李華、角地未保子、篠原初実、篠原美佐子、鈴木洋輔、辰澤敦史、戸部義明、原田輝子、廣瀬友彦、松岡亜由美、松本隆志、丸山浩樹、村山香菜、安田香月、山崎由美子、山本真樹子、吉原真利佳、吉原妃佳利

■スタッフ

原作:紫式部/作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)/舞台監督:酒井健太(Route ∞)/照明:松本大介(enjin-light)/音響:長谷川ふな蔵/衣裳:中埜愛子/総合美術:鮫島あゆ&グラマラスキャッツ/制作:鮫島あゆ&クレイジービーンズ/協力 地域活性化プラットフォーム事業(柏市)

予約について

僕までメールを下さるか、下記の予約用URLをご利用下さい。
http://ticket.corich.jp/apply/11765/001/
※予約受付開始は1/15~です。

さて今回のお話は

源氏物語がどういうものか、このブログを読んでいる皆様なら大抵ご存知だと思います。基本的には色恋のお話です。その裏に、仏教思想を読み取るか、諸行無常を読み取るか、もののあはれを読み取るか、因果応報を読み取るか、それは人それぞれですし、その幅の広さが『源氏』が愛されてきた最大の理由の一つでもあるでしょう。

さて今回のお話は、桐壺~須磨の帖をかなりオリジナルに再編集した、俺なりのラブ・ストーリーです。最初は仏教的な意味での厭世思想や、光源氏を捕らえて追いかける罪の意識、須磨・明石で巻き起こる桐壺帝の呪い、光源氏を取り囲む女たちの物語など、いろんなプロットを考えたのですが、結局、ただでさえ難しい源氏物語をこれ以上ややこしくしてどうする、という結論に落ち着き、恥ずかしげもなく愛だの恋だの描いております。愛だの恋だの、と言うよりは、魂の孤独とそれに対する補完・代理としての愛、でしょうか。

DULL-COLORED POPで恋愛モノをやらない理由は割とはっきりしていて、そんな瑣末な問題に人生を懸けられないから、という一点に尽きます。無論ワタシ=本人にとっては恋愛は大変な問題ですが、もっと人間性の根底をえぐるようなものをこそ描きたいと思っていて、ありふれたラブストーリーを演劇にすることに俺は食指を誘われない。では今回よく恋愛の話など書けたなぁ、と言えば、一応上っ面はラブストーリーですが、根底にあるのは孤独を叫ぶどうしようもないエゴの色です。結局のところ、愛とは何ぞや、ということを、とてもシンプルに考えた台本だと思います。

なので毎日稽古をしていて非常に苦しいです。だって、市民劇の稽古場なのに、「男ってのは」「女ってのは」だの「浮気」だの「情事」だのの話題をせざるを得ない。8歳の小学生もいるしファーストキスもまだの高校生だっているのに、「女ってのは口では***とか言うけど本当は***で、男が***するのを意外と***だと思ってるし、逆に***」とか喋るわけです。これは苦しい! 最近、努力してGLAYやaiko、初期のMr.Childrenなどを聴くようにしているんですが、それでも苦しいです。

でも、割と観ていて面白いのも確かではある。自分の意識が照れているほどには、自分の無意識は恋愛の話題に拒否反応を示していないんだろうな。かなりベタでキザなシーンなんか演出してるとエンドルフィンがどばどば出るよ。女は口説いている瞬間が一番楽しいが、高校生が50代主婦を口説いたり、その逆に懸想掛けなぞやったりしているシーンを作るのは、こそばゆいを通り越してエキサイティングですらあるわ。

というわけで、柏という僻地でやってはおりますが、ご興味ある方は是非足をお運び下さいませ。チケット代も安いし、源氏物語を知らなかった人はいい機会だし、今年ちょうど1000年紀でもあるしね。

コメント

投稿者:にしむら (2009年01月14日 22:36)

結局このデザインにしたのか(笑)
クリスタルをめぐる冒険が始まるのだね。

投稿者:Kenichi Tani (2009年01月16日 00:37)

FFフォントは使ってないからセーフ!!わらい