PLAYNOTE DULL-COLORED POP#7『JANIS』、間もなく上演

2008年09月10日

DULL-COLORED POP#7『JANIS』、間もなく上演

[公演活動] 2008/09/10 01:20
チラシ表

チラシ裏

俺が主宰・作・演出を努めるDULL-COLORED POPの第七回公演『JANIS -Love is like a Ball and Chain-』、ついに本番まで一ヶ月を切ったよ! 台本はとっくに完本(=脱稿)、出演者もクセだらけの奴が集まり、主演のジャニス役にも、ジャニス好きの自分が聴いて十分戦える歌唱力と魅力を持った女が見つかりました。今回の見所は何と言ってもロックバンド生演奏。演劇ファンのみならずフツーのお客さんが来ても絶対に退屈しない、イイ興行になりそうです。

演劇×ロックバンド生演奏でえぐる、ロックの女王ジャニス・ジョプリン最後の一ヶ月。予約も開始しています! ご予約は以下のリンクからどうぞ。

公演詳細

公演場所 新宿タイニィ・アリス→地図
公演日程 2008年10月8日(水)~10月13日(月・祝)

10/08(水)   19:30~☆
10/09(木)   14:00~、19:30~
10/10(金)   19:30~、25:00~☆
10/11(土)   19:00~
10/12(日)   14:00~☆、19:00~
10/13(月・祝) 14:00~、18:00~
※☆マークの日は喫煙席設置・持込飲酒飲食OKの"Livehouse Day"。愛煙家の方、飲食しながら芝居を見る昔ながらの雰囲気を楽しみたい方、いかがわしい雰囲気を味わいたい人、是非是非この日にご来場下さい!

出演者

ロックな面構えと太い演技のいいメンバーを集めました。よくこんなの見つけて来たなって自分でも思うよ。

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左上から順に、武井翔子(ジャニス)、清水那保、堀奈津美、岡部雅彦(ギター)、影山慎二、桑島亜希、齋藤豊、新戸崇史(ベース)、千葉淳(ドラムス)、中村祥

INTRODUCTION

演劇×ロックバンド生演奏でえぐる、ロックの女王ジャニス・ジョプリン最後の一ヶ月。

史上最高の女性ロック・シンガー。ブルース・ロックの女王。あだ名は「パール」。ジャニス・ジョプリン。

酒と男と麻薬のプールを泳ぎながら、その孤独の苦痛から息継ぎするように、ひしゃげた声でブルース・ロックを歌い続けたジャニス。27歳で彼女は死んだ。 1970年10月4日、午前2時、右手にマルボロ、左手に4ドル50セント、短いバスローブを羽織ったまま、ニュー・アルバムの最後の1曲を録り残したまま。

ジャニス最後の1ヶ月に次々と訪れた死の符号、死神の影、逃げて行った希望の後ろ姿、最後の「歌」を劇化。未収録のまま残された『Buried Alive in the Blues(生きながらブルースに葬られ)』を復元。

高い脚本力とユニークな空間演出、個性的なキャスティングで、2公演連続CoRich!舞台芸術注目公演ランキング1位、2年連続アリスフェスティバル参加など、若手劇団の中でも一際注目を集めているDULL-COLORED POP。新宿2丁目ど真ん中、いかがわしさ満点のアングラ劇場・タイニイアリスにバンドセットを詰め込んで、歌と芝居とバンド生演奏で綴る、ジャニス・ジョプリンの評伝劇。ビートニクの詩人たちに捧げる音楽劇。アリスフェスティバル'2008参加作品。

今回もやるよレイトショー!

やってみたらえらく評判がよくって、身内客どころかシアターゴアーズや演劇関係者、果ては珍しもの好きの一般客までガンガン集まって一番動員が多かった&一番ホットな空気だったレイトショー。今回もやります。金曜夜、25時。新宿二丁目、演劇とロックと酒で一晩を明かそうぜ。

喫煙&飲食可で芝居が観れる『Livehouse Day』

西洋で言えば、ギリシャ悲劇の時代も、シェイクスピアのいた頃のエリザベス朝演劇時代も、日本で言えば歌舞伎なんかずっと、飲食しながら芝居を観るのが当然だったんですね。それが、いつの間にか水を打ったように静まり返って、飲食不可、喫煙なんて持ってのほか! という空気になっちゃったのは、日本ではせいぜいこの100年くらい、西洋でも100~150年くらいのはず。

だったら喫煙&飲酒飲食可能な日があったっていいじゃない! というわけで、やってみます。とりあえずやってみます。もちろんお煙草が苦手な方向けの禁煙席は用意するし、普通に観てもらってもいいんだけど、興味ある人は是非

10/08(水)   19:30~☆
10/10(金)   25:00~☆
10/12(日)   14:00~☆

にご来場下さい。おそらく、全く観たことないムードでの演劇が観れると思います。俺はこの三回が一番楽しみだぜ。

毎晩毎夜、PPP(ポスト・パフォーマンス・パーティー)を開催!

終演後、客出しが終わった後で、セットの前で飲酒飲食のPPP(ポスト・パフォーマンス・パーティー)をやろうと思ってます。外に飲みに行くくらいなら、会場に残って役者や演出家と一緒に飲んだりしようぜ。

今回は台本の上がりが早い

「顔合わせで台本配布」

あまりにも男らしい、カッコいい事態。前々から「やる、やる」と言っていてどうしても間に合わなかったんだが、今回はついに実現したよ。

稽古初日で台本がある=残りの稽古すべてを内容に注ぎ込めるわけで、そういう意味では台本の執筆段階からかなりこだわった内容を書いているし、時間を掛けなきゃ出せない雰囲気や台詞を書いています。これから一ヶ月みっちり稽古して(ほぼ毎日)、誠心誠意、いいもの作ります。

ようやっとプロの書き手に近づけた気がする。こういう、誠意のある仕事感覚や、演劇や稽古場・現場に対するリスペクトって、絶対クオリティに直結してくるはずだし、現場の士気にも関わるでしょう。それに、俺はきっちり〆切前に台本あげたんだから、出演者に対して胸を張ってダメ出しができる。この精神的な優越感は地味に大きく影響しそう。

まぁ、小劇場会のデファクト・スタンダードが遅過ぎるってだけで、威張れることではないんですけれども。でも、内容にかけられる時間が多いってことは、嬉しいぜ。

なぜ今さらジャニス・ジョプリン?

洋楽にかぶれはじめた高校生の頃、当時流行ってたレディオヘッドとかスマッシング・パンプキンズとか色々聴いたんだが、どれも馴染めず、自分はニルヴァーナやジャニス、そしてビートルズに傾倒していきました。あのざらっとした感じの音が、ロックンロールの図太い感じが好きだったんだな。

ジャニス・ジョプリンはエピソードに事欠かない女で、伝記を読んでいると酷いフィクションを読んでいるような気分になる。でたらめ過ぎてフィクションだったら投げ捨てているだろう。が、ジャニスが抱えていた孤独とか愛への渇望とかコンプレックスとか不安とかは、どこまでもリアルに自分の胸に迫ってくる。

そういうのが、ごちゃごちゃ理屈やエピソードを並べずとも、歌で一発ドンと出せてしまうのはすごい。それに、あのアングラ劇場タイニイアリスにバンドセットを置いたらそれだけでもう十分カッコいいだろうなとも思った。いいボーカリストとバンドメンバーも見つかった。要は、いいタイミングだったんだ。これを逃したらもう二度とやれない気がする。

* * *

いろいろ書いていますが、前回の『マリー』とは違った意味で広くオススメできる作品です。『マリー』は俺イズム、俺らしさが隅々に出ていて、かつDCPOPが誇る怪物女優清水那保をドンと前に置いたという意味で実に自分らしい芝居だったけれど、今回のジャニスは恐らくそんなに芝居が好きじゃない人にも楽しめるし、ロックが好きな人には超楽しめるし、演劇が好きな人にはロックのよさが、ロックが好きな人には演劇のよさが伝わる公演になると思う。

なると思う、っつーか、できる要素が揃っているんだぜ。台本ももうあるし、出演者は最高。これから一ヶ月、頑張りますので、是非是非観に来てください。どうぞよろしくお願いします。

ファック。

コメント

投稿者:りゅーせ (2008年09月11日 00:44)

ちなみに飲食物の販売はするんですか?

投稿者:Kenichi Tani (2008年09月20日 02:22)

おおおお、すみません、全然気づかずにこんな日付に。
飲食物の販売、予定してます。ちょっとまだラインナップはまとまっていないのですが。
つっても食べ物はつまみ・軽食の類がちょこちょこ出るだけですけれど、
雰囲気を味わう肴にはいいかと思います。ぜひぜひ!